シャア・アズナブル
| シャア・アズナブル | |
|---|---|
| 外国語表記 | Char Aznable |
| 登場作品 | |
| 声優 |
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| デザイナー | 安彦良和 |
| プロフィール | |
|---|---|
| 本名 | キャスバル・レム・ダイクン |
| 偽名 |
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| 異名 | 赤い彗星 |
| 種族 | 人間(スペースノイド) |
| 性別 | 男性 |
| 生年月日 | 宇宙世紀0059年9月27日 (異説11月27日) |
| 年齢 | 20歳 (1st) → 27歳 (Ζ) → 34歳 (CCA) |
| 没年月日 | 宇宙世紀0093年3月12日 (行方不明) |
| 出身 | サイド3 |
| 身長 | 175cm (1st) → 180cm (Ζ) |
| 体重 | 65kg (Ζ) |
| 髪色 | 金色 |
| 瞳の色 | 青 |
| 血液型 | AB型 |
| 職業 | 軍人 (MSパイロット / 指揮官) |
| 所属 | ジオン公国軍宇宙攻撃軍→ 突撃機動軍 (1st) → エゥーゴ (Ζ) → ネオ・ジオン (CCA) |
| 所属部隊 | ファルメル隊 → マッド・アングラー隊 → 独立第300戦隊 |
| 階級 |
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| 主な搭乗機 |
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概要
編集地球連邦軍から「赤い彗星」の異名で恐れられるジオン公国軍の将官。赤い軍服を纏い、特徴的なヘルメットと仮面で素顔を隠しており、一年戦争序盤のルウム戦役で5隻の戦艦を沈めたことで、その名を轟かせたエースパイロットである。
その正体は、ジオニズムの提唱者ジオン・ズム・ダイクンの長男キャスバル・レム・ダイクン。セイラ・マス(アルテイシア・ソム・ダイクン)とは血を分けた兄妹である。父が政治家であった影響で幼少期は友人がほとんどおらず、母と妹の傍らに寄り添う物静かな少年だったが、父がザビ家によって謀殺された後は父の盟友であったジンバ・ラルの庇護のもと地球へ降り、マス家の養子「エドワゥ・マス」として育てられた。だが、ザビ家への復讐を誓ったエドワゥは家を出てサイド3へ戻り、「シャア・アズナブル」を名乗って軍に入隊。士官学校では同期であったガルマ・ザビに首席を譲り次席で卒業。その後、軍の分割に伴いドズル・ザビ配下の宇宙攻撃軍へと配属された。
一年戦争勃発後の宇宙世紀0079年9月18日、ゲリラ掃討作戦より帰投中にサイド7へ入港するホワイトベースを発見し、これを追跡。アムロ・レイの乗るガンダムと交戦。以降その追撃任務につくも、一方でザビ家への復讐という自らの目的も忘れてはおらず、ニューヤークでの戦いでホワイトベース隊の策を利用してガルマ・ザビの謀殺に成功するが、ガルマを守れなかった責任からドズルによって左遷を言い渡され戦線から外された。その後、キシリア・ザビ麾下の親衛隊の接触を受けて突撃機動軍へ編入され、マッド・アングラー隊の指揮官としてホワイトベースの追撃を続行。地球連邦軍本部ジャブローの発見という功績を挙げた。
一年戦争終盤、自らが才能を見出した少女ララァ・スンをガンダムに討たれたことで、ガンダムを撃破するべくア・バオア・クーでの戦いに未完成状態のジオングで出撃。乗機を撃墜されながらも要塞内部でアムロと白兵戦を展開したものの、要塞の炎上に巻き込まれ決着がつくことはなく、その中で要塞からの脱出を謀るキシリア・ザビを暗殺し、姿を消した。
その後、要塞から脱出した艦隊と共に地球圏を脱出し、アクシズへと身を寄せたシャアはその建設に尽力。アクシズ総督であったマハラジャ・カーンの死後はその娘であるハマーン・カーンを後継者として推挙するも、ハマーンがミネバ・ラオ・ザビを旗印としてザビ家再興を掲げたことで偵察を名目に地球圏へ帰還し、非合法的に手に入れたIDを使い「クワトロ・バジーナ」と名乗って地球連邦軍に入隊した。連邦軍内でブレックス・フォーラに接触すると彼の思想に共鳴し、反地球連邦組織「エゥーゴ」の設立に助力。エゥーゴの支援者であるアナハイム・エレクトロニクス社へガンダリウムγを提供し、グリプス戦役では自らもパイロットとしてティターンズに対抗していったが、ブレックスが凶弾に倒れたことでなし崩し的にエゥーゴの代表を引き継ぐことになり、グリプス2を巡る戦闘の最中にハマーンの乗るキュベレイと交戦し、消息を絶った。
エゥーゴから地球連邦政府の腐敗を目の当たりにしたことで人類に絶望したシャアはその後は地下へと潜り、密かに反地球連邦勢力を糾合してネオ・ジオンを再興。宇宙世紀0092年12月に難民収容コロニースウィートウォーターを占拠すると、翌年2月のインタビュー番組で事実上の宣戦布告を行い、連邦政府の粛清と地球人類の強制的な宇宙移民を実現するべく地球寒冷化作戦を実行に移し、第二次ネオ・ジオン抗争(シャアの反乱)を引き起こした。一方でアムロへの執着を内に秘めており、作戦の中で個人として対決することを望んでおり、戦火の中でいくどとなくアムロと刃を交えるが、地球へ落下するアクシズの中でアムロと共に行方不明となった。
登場作品と役柄
編集- 機動戦士ガンダム
- 初登場作品。赤い彗星の二つ名で知られるエースであり、そしてアムロのライバルとして彼らの前に幾度となく立ち塞がる。パーソナルカラーは赤だが、胴部分のみが赤で他はピンクに近いという機体が多い。
- 機動戦士ガンダム (小説版)
- 『1st』と同様、サイド7を出航したアムロ達に度々襲撃を仕掛けるも、『1st』とは違い、彼らが登場初期からニュータイプとして覚醒し始めているため、思わぬ苦戦を強いられる。テキサスコロニーでペガサス及びガンダムとの死闘を経てからはニュータイプ部隊の指揮官に任命され再びアムロ達と相見える。そこでギレン打倒のため共闘を持ちかけるものの、アムロの戦死という不本意な形で成り立ってしまう。その後、キシリアやペガサスJr.と共にサイド3へ向かい、キシリアがギレンを討ち取ったのを見届けた直後に彼女を謀殺。戦後、ジオン共和国の統治に務めた。
- 機動戦士ガンダム THE ORIGIN
- 立ち回りは『1st』と概ね同一だが、登場機会が増えた他、幼少期から赤い彗星の異名を得るまでの過去編も描かれた。本作ではキャスバルの偽名としての「シャア・アズナブル」の他に本物の「シャア・アズナブル」が存在し、エドワゥ(キャスバル)が地球から逃れてテキサスコロニーに移住した際にかかわりを持った。他人の空似だがエドワゥとうり二つの容姿をしており、瞳が赤い以外は妹のセイラ・マスも一瞬間違えてしまうほどよく似ていた。本物のシャア・アズナブルが士官学校への入学・入寮に合わせて一緒にテキサスコロニーを出奔したエドワゥ・マスは、自分がザビ家からの監視を受けていることを知り二人が入れ替わってシャトルに搭乗するよう仕向ける。果たして、本物のシャアはエドワゥ・マスとして「事故死」してしまう。この「事故」以降、エドワゥはシャア・アズナブルとなり、士官学校へ入学。作中では連邦の弾圧から高まっていた不満を士官候補生たちを扇動して「暁の蜂起」を起こし、のちの一年戦争の引き金を作っている。
- 機動戦士Ζガンダム
- 一年戦争の後、戦後の混乱に紛れ、クワトロ・バジーナの偽名を使って地球連邦軍の軍籍を得る。後にエゥーゴへ。初期の頃からほとんどのキャラにシャアだとバレてはいたものの、その事を表立って口にする者は多くなかった。後にダカール演説を行う際に、自らが「シャア・アズナブル」であった事を明かす。
- ガイア・ギア
- 宇宙世紀200年代、既にその名は宇宙移民独立運動の指導者として歴史に刻まれており、彼の復活を企図した「シャア・コンテニュー・オペレーション」が実行され、シャアのメモリークローンであるアフランシ・シャアが登場している。
- 機動戦士ガンダムハイ・ストリーマー
- 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- ネオ・ジオンの総帥となって登場。依然として地球にしがみつく人々の存在に絶望し、地球に住む人類の粛正を目論む一方、対等の条件でアムロとの因縁に決着をつける為、わざとサイコフレームの情報をリークするなどの活動を見せている。
- 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
- 名前のみ登場。シャアの掲げた思想はマフティーへと受け継がれており、市井ではマフティーはシャアの生まれ変わりや亡霊ではないかとの噂もまことしやかに囁かれていた。
- 機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像
- 一年戦争の終結後、小惑星アクシズに逃れそこでハマーン・カーンと出会った際の出来事が描かれている。
- 機動戦士Ζガンダム A New Translation
- 概ねTV版と同様の流れで活動するが、キリマンジャロ基地攻略作戦とダカールでの戦闘がカットされたことで、演説が行われることなくミネバとの謁見で彼の正体が周知になる形となった。また、作戦会議を兼ねたティータイム中にクルーに振る舞われたケーキを自分もねだるなど、ややコミカルな一面も見せている。
- ガンダムビルドファイターズ バトローグ
- 第1話にバリスティックザクを操る擬似人格AIとして登場し、リバーシブルガンダムとガンプラバトルを繰り広げた。声は池田秀一氏ではなく、『THE ORIGIN』で本物のシャアを演じた関俊彦氏が担当している。
- 機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還
- 地下に潜った後、ホルスト・アーネストらがザビ家の復讐装置を求めていることを知り、その捜索に参加。総帥として自らの行動に制約を課されることが多くなった反面、ヴァースキをして「本当にあの金ピカを操っていた男なのか?」と言わしめるほどパイロットとしての本領を発揮して見せている。
- 機動戦士ムーンガンダム
- ティターンズ残党にサイコフレームの技術をリークし、その基礎技術確立と実証を行わせた後、研究成果だけを掠め取り、ロンド・ベルにその存在を通報して排除させた。その後は南極に潜伏し、地球寒冷化作戦に向けた軍事訓練を行っていた。しかし、ロンド・ベルの降下作戦を受けて南極基地の放棄を決定。その最中にサイコプレートの未知なる力に飲み込まれながらも基地から脱出した。
- 機動戦士Gundam GQuuuuuuX
- 宇宙世紀の正史から分岐したIFの世界観が描かれ、彼がサイド7でガンダムを強奪し、それによって以降の宇宙世紀の歴史が大きく変化することになった。一年戦争終盤、ゼクノヴァによって消息不明となり未帰還となるが、自身はシロウズと名乗りレオ・レオーニの助手としてイオマグヌッソ建造に携わっていた。この歴史は、ゼクノヴァの先にある「向こう側の世界」にいるララァ・スンがシャロンの薔薇の力によって歪めたものであり、シャアが戦死する歴史を何度もリセットして構築されたものであった。シャアがイオマグヌッソの建造に携わったのもこの歪んだ世界を否定するためであり、シャロンの薔薇を元いた世界へ送り返すという目的があった。
人間関係
編集主要人物
編集- アムロ・レイ
- ガンダムのパイロットであり、宿命のライバル。彼がララァを殺してしまったこと、そして素直にNTの有り様を戦場で示し過ぎたのはシャアの人生を狂わせた原因でもある。なお、宿敵ではあるが、同時に彼とガンダムに対しては一家言あり、リック・ディアスの命名やサイコフレームのリークにそれが現れている。
- ララァ・スン
- 自分を導いてくれるNT(母親)になってくれたかもしれない女性(ひと)。アムロとララァが意識の共鳴を起こしてしまった際に嫉妬からシャアは二人の間に割って入るが、そこに妹のセイラも割って入って逆にシャアが危機に陥った挙句、アムロの攻撃からシャアを庇って死亡してしまう。彼女との出逢いについては諸説あるが、『THE ORIGIN』ではジャブロー建設現場で出逢ったことになっている。また、『GQuuuuuuX』では彼女によって「シャアにとって都合の良い世界」が構築されており、それを嫌ったシャアがララァを「向こう側」へ送り返すべく暗躍していた。
家族
編集- ジオン・ズム・ダイクン
- 実父。幼少期に彼が死亡した事で、自身と妹の運命が大きく動いていく切欠となる。
- アストライア・トア・ダイクン
- 実母。トミノメモで「トア」として設定されており、『1st小説版』にもその名前が登場している。後に『THE ORIGIN』ではフルネームが設定され、本人も登場した。同作中ではダイクンの死後、正妻ローゼルシアのもとで軟禁状態に置かれる。その後、ランバ・ラルの計らいで兄妹が幼少期に地球へ亡命したのが今生の別れとなり、その後は幽閉された塔で他界する。
- セイラ・マス
- 実妹。幼少期は天真爛漫な少女で、シャアもセイラには弱く、泣かれたり甘えられたりすると何でも言うことを聞いてしまうほどに溺愛し、地上のマス家に亡命する頃まで共に暮らしていた。一年戦争終盤に金塊を送りホワイトベースから降りるよう手紙を書くなど戦争から遠ざけるように散々手を尽くされたが無視。あげく父親のニュータイプ論を危険な方向に解釈したことで「鬼子」とまで呼ばれてしまう(セイラも地球連邦軍から殆ど脅迫に近い形で軍属を強要されていたのでやむを得なかった)。ソロモン付近の宙域の戦闘でアムロと共に迎撃に出た際、シャアにコクピットを破壊されそうになるが、ララァの制止により事なきを得る。ア・バオア・クー攻略戦で再会、関係はやや改善したものの「決別」という形で別れた。
- ガルマ・ザビ
- 士官学校の同期。友人関係は良好だったが、シャアにとってはザビ家へ復讐するために利用する存在でしかなかった(それでも「友人」ということは決して否定してはいない)。ニューヤーク市内での戦闘中に謀殺する。『THE ORIGIN』では士官学校で交友を深めるエピソードが追加され、彼と共に「暁の蜂起」と呼ばれる事件を引き起こした。
- ドズル・ザビ
- 当初は彼の部下だったが、ガルマ戦死の際、彼を守れなかった責任から左遷される。
- キシリア・ザビ
- 左遷されていたところを拾われ、重用された。それでもザビ家憎しの感情は棄てられず、また、ザビ家が内輪もめに近い形で組織を混乱させ、悪戯に戦線を拡大、犠牲を増やしてしまったことから、ザビ家を放置しても置けず、彼女が戦場から脱出しようとしたところをバズーカで射殺。しかしザビ家そのものが全て憎いというわけではなく、後にミネバ・ラオ・ザビを保護し、健常に養育している。
幼少期からシャア(キャスバル)とは面識があった様で、ダイクン逝去から間もない頃、ラル家に匿われていた彼と個人的に接触。その際、恫喝にも臆しない彼を目の当たりにして警戒する様になったとされる。 - ミネバ・ラオ・ザビ
- ザビ家の忘れ形見。長らく地球圏を離れ、アクシズで育てられるが、養育係であったハマーン・カーンによって「ジオンの旗頭」として大変に偏向教育を施される。第二・第三のジオン公国、そして一年戦争の悲劇を繰り返す原因になると危惧したシャアによって匿われ、ハマーンから離されて健常に育てられた。立派に成長した姿は『機動戦士ガンダムUC』で見られる。
- ランバ・ラル
- 幼い頃に兄妹を地球へと逃したラル家の息子。
- ゼナ・ミア
- ドズルの妻で、ミネバの母。フルネームは『THE ORIGIN』で判明。士官学校の同期生であり、「暁の蜂起」事件では彼女にドズルを抑える役目を与えた。
- シャリア・ブル
- 木星エネルギー船団を率いた木星帰りのニュータイプ。キシリアとギレンの板挟みに悩む彼を出撃させ、あえて死に場所を与えた。小説版『1st』および『GQuuuuuuX』では盟友として扱われている。
- パオロ・カシアス
- 連邦軍の将校。『1st』第2話にて「3倍のスピード」という報告から「赤い彗星のシャアだ」とすぐに判断し、視聴者に強敵の到来を実感させた。
- ブレックス・フォーラ
- 地球連邦軍准将にしてエゥーゴの創始者。シャアが尊敬の念を抱いた数少ない連邦軍人。
- ブライト・ノア
- ホワイトベース艦長。彼の指揮するホワイトベースと幾度となく交戦しており、指揮権としてのライバル的存在。グリプス戦役では共闘し信頼関係を見せたものの、シャアがネオ・ジオンを率いたこともあって敵対。
- ヘンケン・ベッケナー
- アーガマ初代艦長。エゥーゴの活動初期は彼の指揮の下で行動していた。一年戦争では戦場でシャアの気配を感じ取ったことがあるとされる。
- アポリー・ベイ / ロベルト
- 部下。アクシズから共に行動しており、彼らと共にエゥーゴの活動初期からMSパイロットとして従事している。
- カミーユ・ビダン
- グリーン・オアシスで出会った少年。彼をアムロの再来として期待をかけていた。PlayStationゲーム『機動戦士Ζガンダム』では彼の精神が崩壊したのを受けてシャアがネオ・ジオンを再興を決意する流れとなっている。
- ハマーン・カーン
- アクシズに潜伏中に道を共にした女性。ミネバへの教育方針等で考え方の対立があり、シャアはアクシズから一時離脱。そんなシャアをハマーンが棄てたと思い込んだ。。
『C.D.A.』では、ハマーンから憧れられている描写が克明に描かれた。また、秘密裏にサイド3を視察する為に一度だけ新婚夫婦の振りをした事もあった。
- ナタリー・ビアンキ
- 『C.D.A.』におけるシャアの恋人。シャアの子供まで身篭るが、内乱の際にハマーンに見殺しにされお腹の子供共々死亡する。
- ホルスト・ハーネス
- ネオ・ジオンの文官にして、ジオニズムの信望者。アクシズにおいては外政や外交の補佐を担っている。
- アルレット・アルマージュ
- 元フラナガン機関の被験体であったが、シャアにスカウトされて以降は彼専属のエンジニアとして陰から支え続けていた。後に彼の最後の愛機の開発におけるメインスタッフとなっている。
- ダントン・ハイレッグ
- 士官候補生時代からシャアと酷似した操縦スタイルを持っており、その縁でシャアの専属テストパイロットとなった。但し本人は、シャアに対して常に漠然とした不安を抱いていた模様。
- ナナイ・ミゲル
- 『逆シャア』でのシャアの恋人であり、ネオ・ジオンの作戦士官でもある。
その他
編集- フル・フロンタル / ゾルタン・アッカネン
- シャアの再来を企図して開発された強化人間。ゾルタンは失敗作となったものの、フロンタルはシャアの残留思念のようなものを得て本物と見紛う立ち振舞を見せた。
- アフランシ・シャア
- シャアの記録が収められたチップを脳内に持つメモリークローン。メタトロンからシャアの再来となることを期待されていたが、しかし彼は「アフランシ」という個人として自らを確立していった。
- シャア・アズナブル (本物)
- 『THE ORIGIN』の世界観における本来のシャア・アズナブル。アズナブル家の一人息子で、瞳が赤い事以外はキャスバル(エドワウ)と瓜二つの面貌の持ち主。ジオン自治共和国の士官学校に進学するも、エドワウによってザビ家への復讐のための足掛かりとして、キシリアの放った刺客を利用する形で謀殺され、身分を奪われた。
- シュウジ・イトウ
- 『GQuuuuuuX』で彼と接触したことが明かされており、シャアの乗っていた赤いガンダムを乗り継いでいる。
名台詞
編集機動戦士ガンダム
編集- 「認めたくないものだな…自分自身の、若さ故の過ちというものを」
- 第1話より、部下が先走って、結果的に二人のパイロットと2機のザクを失った時の言葉。本人が若造だということは言うまでもない。
今でこそシャアの名台詞として認知されているものの、富野監督によれば当時、大手雑誌の編集者から「これでは当たるわけがないよなぁ」とこき下ろされた事を今でも覚えているという。 - 「当たらなければどうということはない!」
- 第2話より、ガンダムが未確認の武器「ビーム・ライフル」を装備している事にうろたえる部下のスレンダーに対して言い放ったシャアの代表的なセリフ。
言葉だけを見れば当たり前なのだが、彼の乗る専用ザクはカスタマイズによって高い推進力と広い可動域によって異常な機動性を誇る反面、関節部の耐久性に難があったり、燃費の問題、そして軽量化のために武装や装甲を犠牲にしている。さらに彼の操縦は、四肢で機体バランスを取っていたり、障害物を蹴ることで加速・方向転換など想定外の使い方をしている。そのためちょっとした被害でも文字通り命取りになり、「当たらなければ…」と簡単に言ってのけるあたりに彼の自信と優れた操縦技術を感じさせる。
尤もそれを一般兵にも要求するあたり無茶としか言いようがないのも事実ではあるが。後に『機動戦士ガンダムUC』でフル・フロンタルも用いていた。 - 「…坊やだからさ」
- ガルマ・ザビを見殺しにした(実際は率先して戦死するよう仕向けた)為に左遷された後、場末の酒場でギレン・ザビの「ガルマは死んだ。何故だ!」のガルマ追悼演説を聴いた時に受け答える形で呟いた言葉。
- 「あの優しいアルテイシアが……」
- セイラ・マスと『再会』した際や、妹を思い出すごとに「あの優しい」と表現。そのためか強く凛とした女性に成長していたセイラの正体を見抜けなかった。その後の彼女への格別の配慮を見るに、相当に溺愛していたことがわかる。
THE ORIGINでは幼少期の描写がなされており、周囲に蝶よ花よと愛された天真爛漫な彼女を大変に大事にしていた。 - 「ヘルメットがなければ即死だった」
- アムロとの生身での一騎打ちの末、アムロは左腕を、シャアはヘルメットを貫かれて引き分け。その傷をセイラに尋ねられて。
これはアムロの技量がシャアを上回っていた証拠とも、シャアがヘルメットの強度を視野に入れてあえてヘルメットで受けたとも解釈されている。
余談だが、一時バイク業界などでヘルメット着用の重要性からこのフレーズを用いたり、赤くペイントした「シャア専用ヘルメット」が販売されたり、ノーヘル撲滅のために一役買った名言らしい。
機動戦士Ζガンダム
編集- 「アムロ・レイ…?ララァ・スンか?」
- 第1話より、グリブスの偵察中、ニュータイプとしての力でカミーユを察知した時の台詞。
- 「ほかに食べる方法を知らんからさ。だからいまだに嫁さんも貰えん」
- カミーユになぜ軍人をやっているのかを聞かれ。この言い回しがクワトロ節とでも言おうか。
- 「…今の私はクワトロ・バジーナ大尉だ。それ以上でもそれ以下でもない」
- 第13話より、正体を隠すクワトロに真偽を問うハヤトに対しての答え。
- 「これが若さか…」
- 上記の台詞を口にした直後、シャアである事をはっきりさせない態度に苛立ったカミーユから修正された際に呟いている。大きな影響力を持っているのにも関わらず、それを使おうとしないクワトロの、ある意味では逃避とも取れる態度への行動であるが、一方クワトロ(シャア)にもそうしないだけの事情があることを汲もうとしないカミーユの真っ直ぐな「若さ」の対比が面白いところ。
- 「サボテンが、花をつけている…」
- 第34話より、レコアが未帰還となった戦闘後、レコアの自室にいた所へやって来たカミーユに殴られた際に放ったセリフ。サバサバしたドライなレコアだったが、何もない部屋にたった一つ、観葉植物のサボテンが置いてあったことに「一人の女性」としての彼女を見たから、とも、彼女が生きていることを直感的に悟ったクワトロが、レコアが本当の自分を見出した餞のようにサボテン(花言葉は情熱の愛)が花をつけていることを口に出したとも言われている。放映時はそうした表現が伝わりきらず、単に話をはぐらかしただけ、と解釈されていた。
- 「私はかつて、シャア・アズナブルと呼ばれた事もある男だ!」
- 第37話より、ダカール演説の冒頭部分から。ティターンズの暴虐さを世論に訴えるべく「シャア・アズナブル」として、ジオン・ズム・ダイクンの遺児として表舞台に出る事を決意したクワトロは、壇上でティターンズの実態を赤裸々に訴える。これがきっかけに形勢は徐々にエゥーゴへと傾いていく。
- 「まだだ!まだ終わらんよ!」
- 第50話(最終回)より、シロッコとハマーンを同時に相手せざるを得なくなり、追い詰められた際の台詞。
- 「君のような若者が命を落として、それで世界が救われると思っているのか!?」
「新しい時代を創るのは、老人ではない!」 - 同上。発射間近のコロニーレーザーから脱出する際、ハマーンとシロッコを倒すべく自ら犠牲になろうとするカミーユを諭す。ここでいう老人とは「積み上げられた過去の上に座す人々」、つまるところ地球連邦と既得権の確保に汲々とし、変革しようとする世界を拒絶する者達のことを指している。
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
編集- 「私、シャア・アズナブルが粛清しようというのだ、アムロ!」
- 「それでこそ私のライバルだ!」
- 「結局…遅かれ早かれ、こんな悲しみだけが広がって地球を押しつぶすのだ…。ならば人類は自分の手で自分を裁いて、自然に対し、地球に対して贖罪しなければならん!アムロ…なんでこれが解らん…!?」
- 「ララァ・スンは、私の母になってくれたかもしれなかった女性だ!そのララァを殺したお前に言えた事か!?」
ガンダムビルドファイターズ バトローグ
編集- 「リボンズ・アルマーク…聞かん名だな。しかし君がガンダムタイプに乗っているなら、私が戦うに十分な理由となる」
- 第1話より、リボンズの駆るリバーシブルガンダムと対面した際に。パイロットが誰であろうとシャアにとってガンダムは永遠の宿敵。直後のリボンズの声に嫌悪感を抱きつつも真っ先に攻撃を開始する。
- 「敢えて言わせてもらおう。モビルスーツの性能の違いが、戦力の決定的差ではないという事を!」
- 同上、リバーシブルガンダムに対し、『1st』第2話の戦闘と同じ構図でどてっ腹へのキックを食らわせて追い詰めた際に。シャアを象徴する名台詞と共に止めの一撃を食らわせようとするも、ガンダムは突如として機敏な動きで刃を受け止め、その中からリボンズとは違う声色の叫びが轟いた。
その他
編集- 「ザクを指揮官用にカスタマイズした機体をそちらに回す。私のお下がりだが、まだまだ十分戦えるはずだ」
「いい腕をしているな。そちらに、私の使っていたズゴックのカスタム機を回す。少々目立つカラーだが、貴様の腕なら心配はいらんだろう」 - PS2用ソフト『機動戦士ガンダム戦記』より、それぞれ専用ザクIIと専用ズゴックを獲得した際に流れるムービー。贅沢にも本人直々に専用機を譲渡してくれるあたり、なかなか粋な計らいである。これで戦果を挙げれば、赤い彗星と間違われる人にとってはいい迷惑だろうが…。
迷台詞
編集機動戦士Ζガンダム
編集- 「これであの武器は使えまい!ハマーン!」
- 『Ζ』第50話より、廃艦に誘い込んだキュベレイを背後から抑え込んだ際に。かつてアムロがジオングのオールレンジ攻撃を懐に飛び込む事で封じてきたのをそのまま実践したのだが、悲しいかな、ファンネルの制御はジオングのそれ以上。百式は残りの四肢をピンポイントで破壊され、瞬く間に戦闘不能になるという結果に。兵器の進化は日進月歩である。
- 「私の分は?」
- 『星の鼓動は愛』より、ティータイム中のアーガマ・ラーディッシュの面々に混ざろうとしてケーキを要求するクワトロ。普段、シリアスなキャラクターとして描かれているが故に中々ギャップのあるシーンである。こういったほのぼのとした光景は何とも微笑ましい。
ガンダムビルドファイターズ バトローグ
編集- 「その声…聞き覚えがある…!あぁ…聞いているだけで…腹立たしくなる声だ…!」
- 第1話より、リボンズの声を初めて聞いた際に。中の人的には初対面であるため違和感バリバリな内容に。当のリボンズも同条件のはずだが「それはこちらの台詞だよ」と返している。
- 「ララァ…教えてくれ、あの機体に打ち勝つ方法を…」
- 同上、リバーシブルガンダム戦でのオマージュ台詞の1つ。ただ、中の人が違うだけにララァも困惑しそうである。
- 「何故リボンズという男は、貴様と同じ声をしていたのだ?」
- 同上、リボンズに代わってリバーシブルガンダムを駆るアムロに対するもっともな意見。もちろん中の人ネタなのだが、「他人の空似だろ」とはぐらかされたため「奇怪な事を!」と不満を露にした。
搭乗機体・関連機体
編集主な搭乗機
編集- シャア専用ザクII
- 「赤い彗星」の代名詞である赤い専用ザクII。『1st』序盤や多くの媒体で搭乗。
- ルッグン
- 『1st』11話でドレンと共に搭乗。
- シーランス
- 『1st』26話でマッドアングラーと合流する際に搭乗。
- シャア専用ズゴック
- 一年戦争時のジャブロー攻略戦における搭乗機。
- シャア専用ゲルググ
- 一年戦争終盤の搭乗機。
- ジオング
- 一年戦争最後の搭乗機。
- シャア専用リック・ドム
- 小説版『1st』にてザクIIに次いで搭乗した機体。小説版ではリック・ドムがジオン軍最後のMSとなっているため、ゲルググとジオングは登場しない。
- ファルメル
- 『1st』序盤での座乗艦。
- マッドアングラー
- 『1st』中盤での座乗艦。
- ザンジバル級
- 『1st』終盤での座乗艦。
- リック・ディアス
- 初期の搭乗機。一年戦争時の搭乗機と同様、赤く塗装された機体に搭乗している。『Ζ』第5話でフランクリン・ビダンに強奪された末に撃墜されたため、百式の受領までガンダムMK-IIに搭乗した。
- 百式
- 主な搭乗機。グリプス戦役終結まで宇宙、地上を問わず様々な戦場を駆け巡った。
- ガンダムMk-II (エゥーゴカラー)
- 『Ζ』第5話~第6話で搭乗。リペイント後の初陣を飾っている。
- 零式 / 零式弐型
- 『Define』で搭乗。同作での百式に相当する機体。
- ジム・ライトアーマー
- 『Define』でシャイアン基地から脱出する際に奪取。
- ディジェ
- 『ガンダムUCE』でキリマンジャロ基地攻略戦の際、アムロ用に用意された機体に一時的に搭乗。
- ナイチンゲール
- 小説『ベルトーチカ・チルドレン』での搭乗機。
- ガンタンク初期型
- 『THE ORIGIN』の過去編で逃亡するために搭乗。
- ザクI (THE ORIGIN版)
- 『THE ORIGIN』の「スミス海の戦い」での搭乗機。赤く塗装された一般機に登場。
- シャア専用ザクI
- 『THE ORIGIN』のフォン・ブラウン宙域戦での搭乗機。
- シャア専用ザクII (THE ORIGIN版)
- 『THE ORIGIN』にてTV版とほぼ同じ立ち位置で登場。
- シャア専用高機動型ザクII
- 『ククルス・ドアンの島』での搭乗機。
- 黒い三連星専用高機動型ザクII
- 『CDA』にてジオン残党軍救出の際、保管されていたガイア機に搭乗する。
- ゲルググ (外宇宙用)
- 『CDA』にて搭乗。シャア専用ゲルググを改修した機体。
- パーフェクト・ジオング
- 『CDA』にて搭乗。脚部ユニットを装着したジオング。
- ゼロ・ジ・アール
- 『CDA』にてシャアの専用機として開発されていた機体。
その他
編集- グフ
- 『1st』放映当時に発売された絵本にて搭乗。真っ赤な専用カラーになっている。
- アッガイ
- 『冒険王』で連載された漫画版では、ジャブロー潜入時にはズゴックではなくこちらに搭乗。白黒漫画であるためカラーリングは不明。
- 高機動型ザクII (R-2型)
- ゲームブック『機動戦士ガンダム 最期の赤い彗星』での搭乗機。
- キャスバル専用ガンダム
- 『機動戦士ガンダム ギレンの野望』のIFストーリーでの搭乗機。
- ゾゴジュアッジュ
- 『機動戦士ガンダムさん』で搭乗した機体。
- シャア専用ボール
- 『トニーたけざきのガンダム漫画』でジオングの代わりに搭乗する機体。
- 百式改
- 『サイドストーリー・オブ・ガンダム・ゼータ』での搭乗機。
- デルタガンダム
- シミュレーションデータにおいてクワトロがパイロットとして設定されていた。
- ガンダムMk-III 8号機
- 百式に代わる搭乗機として受領が予定されていた。
- スザク
- 『逆襲のギガンティス』での搭乗機。
- シャア専用ディジェ / ディジェ・トラバーシア
- 『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』での搭乗機。
- サザビー初期試験型 (重力下仕様)
- 『ムーンガンダム』での搭乗機。
- シナンジュ
- 『EXA VS』で搭乗。
- シャア専用ジオング / シュツルム・ディアス / ノイエ・ジールII / ガンダムMk-III 8号機 / デルタガンダム弐号機 / ドワス改 / ザクIII改
- シャア用に開発されながらも搭乗する事のなかった機体(もしくは製造されなかった機体)。
- バリスティックザク
- 『ガンダムビルドファイターズ バトローグ』でシャアの擬似人格AIが搭乗した機体。
- シャア専用ザク (GQ) / 白いガンダム / 赤いガンダム
- 『GQuuuuuuX』での搭乗機。
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