零式
| 零式 | |
|---|---|
| 読み | ぜろしき |
| 外国語表記 | Zero-Shiki |
| 別表記 | 零式 壱型 |
| 登場作品 | 機動戦士Ζガンダム Define |
| デザイナー | 瀧川虚至 |
| スペック | |
|---|---|
| 分類 | 試作型モビルスーツ |
| 型式番号 | MSZ-000 |
| 主動力 | 熱核融合炉 |
| 開発組織 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
| 開発者 | エドヴァルド・レイブン |
| 所属 | エゥーゴ |
| 主なパイロット | クワトロ・バジーナ |
概要 編集
アナハイム・エレクトロニクス社が開発した試作型モビルスーツ。TV版『Ζ』の百式に相当する機体であると同時にその橋渡しも担っている。
第二世代モビルスーツの案件を満たした最初期の機体であり、リック・ディアスに続く機体開発の中で、可変機構により移動力の劇的な強化を果たすZ計画が立ち上がったものの、変形機構を組み込むフレーム強度の問題から計画は中断、地上と宇宙の両方で活動可能なMSというコンセプトを残し、データ収集機として非変形に再設計された経緯をもつ。
全体的なシルエットは完成機である百式と類似しているが、肩アーマーや背部のバインダーはリック・ディアスとの共通意匠が多く、かつ、頭部はΖガンダムに近い意匠を持つなど、Z計画による試行錯誤の過程がいたるところに見受けられる実験的な機体ながら汎用性も高く、防御面に不安はあるものの、第二世代の高性能機体として成立していると言える。
開発者であるエドヴァルド・レイブンによって真紅に塗装されており、左足付け根アーマーには「零」の文字が塗装されている。
登場作品と操縦者 編集
装備・機能 編集
武装・必殺攻撃 編集
対決・名場面 編集
関連機体 編集
余談 編集
- 本機が誕生した経緯については、ティターンズが開発したガンダムMk-IIとアナハイム・エレクトロニクス社の開発した百式にデザイン的な共通点[1]がある事にDefine著者の北爪宏幸氏が違和感を抱いていたのが切欠であり、同氏のオーダーを受けた瀧川氏によって本機がデザインされる事となった。そのため、Mk-II要素のある部分はオミットされ、リック・ディアスをガンダムタイプ風にしたような外見になった。
- 頭部形状は当初、百式と同じマスクタイプが幾つかデザインされていたが、開発者にV作戦のメンバー(エドヴァルド)が参加しているという設定が用意されたため、新たにΖ系のアゴ付きタイプがデザインされ、マスクタイプについては没案となった。
商品情報 編集
リンク 編集
脚注 編集
- ↑ 肩部や足先の形状などを見ると確かに似通ったデザインである事がわかる