シャア専用ザクII (THE ORIGIN版)
| シャア専用ザクII (THE ORIGIN版) | |
|---|---|
| 外国語表記 | Char's Zaku II [THE ORIGIN Ver.] |
| 登場作品 | 機動戦士ガンダム THE ORIGIN |
| デザイナー |
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| スペック | |
|---|---|
| 分類 | 指揮官用量産型モビルスーツ |
| 生産形態 | パーソナルカスタム機 |
| 型式番号 | MS-06S |
| 全高 | 17.5m |
| 全幅 | 9.2m |
| 主動力 | 熱核融合炉 |
| 装甲材質 | 超硬スチール合金 |
| 開発組織 | ジオン公国軍 |
| 所属 | ジオン公国軍 |
| 母艦 | ファルメル |
| 主なパイロット | シャア・アズナブル |
概要 編集
ザクIIF型をベースに改修したS型のシャア専用機。『1st』のシャア専用ザクIIに比べてパーソナルカラーである赤が一段濃くなっている。
頭部には指揮官機を表すマルチ・ブレード・アンテナが追加されている。さらにこの機体の特徴として、機体各部のスラスターのリミッターがシャアの指示で解除されており、操縦性の悪化や機体損傷のリスクと引き換えに、機体性能を限界まで引き出すことが可能になっている。胸部にはR6キットのバルカン砲が装備されているが、S型の場合型式番号に変更はない。シャアが少佐に昇進して、ムサイ級ファルメルの艦載指揮官機となった後は機体各所にラインが追加され、ファルメル隊のエンブレムとシャアのパーソナル・エンブレムが描かれている。
この機体の他にもS型と思われる機体が登場している。
登場作品と操縦者 編集
- 機動戦士ガンダム THE ORIGIN
- 初出作品。基本的な流れは『1st』と概ね同じだが、ジャブロー戦後にシャアが再び搭乗。オデッサ作戦前夜にガンダムと決着を着けるべく戦闘し、頭部を破壊されて本機が失われている点が異なる。
装備・機能 編集
武装・必殺攻撃 編集
- MS用対艦ライフル ASR-78
- 主に艦隊戦で使用される射撃兵装。敵艦の装甲を貫いた後に内部に散弾を撒き散らす特殊弾などを高初速で発射することができる。
- MS用バズーカA2型
- いわゆるザク・バズーカ。砲身後部にマガジンが追加されたタイプ。なお、従来のマガジンが無いタイプはA1型と言われている。予備弾倉はシールドのウェポン・ラッチに装備されている。非使用時にはランドセル側面にマウント可能。OVA版『THE ORIGIN』第1話で装備した。
- MS用バズーカD1型
- フォアグリップが無く、「ハンドバズーカ」と呼称されるショートバレルタイプ。『THE ORIGIN』連載開始前に安彦氏が描いた準備稿を元に大河原氏によりデザインされた。こちらマガジンを折り畳んでからランドセル側面にマウント可能。漫画版『THE ORIGIN』ガルマ編のニューヨーク市外戦で装備している。
- MS用マシンガン
- いわゆる通常のザク・マシンガン。
- ベルト給弾式MS用マシンガン
- 上記の武装の改良型。ランドセル下部に装備されている弾倉からベルトを通じて弾を装填する。
- ヒート・ホーク
- 手斧型の格闘戦闘用兵器。刃の部分を高熱化することで対象を溶断する。腰部に装着される際には柄が伸縮する。
- 30mmバルカン砲
- 胸部に2門内臓されている。
対決・名場面 編集
関連機体 編集
別デザイン 編集
- シャア専用ザクII
- 元デザインである『1st』及び宇宙世紀正史における本機。
- シャア専用ザク (GQ)
- 『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』の世界観における本機。
系列機・派生機 編集
- シャア専用高機動型ザクII
- 映画『ククルス・ドアンの島』の登場機体。本機と同様、機体色がパーソナルカラーの赤色になっている。
- ザクIIF型 (THE ORIGIN版)
- 原型機。
その他 編集
- バリスティックザク
- 『ガンダムビルドファイターズ バトローグ』に登場する本機をベースとしたガンプラ。様々な武装が追加されている。
商品情報 編集
ガンプラ 編集
フィギュア 編集