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それ以外にも[[コアブロックシステム]]や[[教育型コンピュータ]]の採用による高度な生存性と運用性、機体各所に配置された7基の熱核反応炉がもたらす高出力と熱核スラスターによる機動性など、同時代に運用されていた機体の中でも突出した統合性能を有しており、ガンダムは[[一年戦争]]における「最強のMS」の称号を得る事になる<ref>それ故に機体を構成するパーツに対する品質基準は厳格であり、大量の規格落ちパーツが発生している。</ref>。
 
それ以外にも[[コアブロックシステム]]や[[教育型コンピュータ]]の採用による高度な生存性と運用性、機体各所に配置された7基の熱核反応炉がもたらす高出力と熱核スラスターによる機動性など、同時代に運用されていた機体の中でも突出した統合性能を有しており、ガンダムは[[一年戦争]]における「最強のMS」の称号を得る事になる<ref>それ故に機体を構成するパーツに対する品質基準は厳格であり、大量の規格落ちパーツが発生している。</ref>。
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頭部は頭頂部のメインカメラと一対のデュアルカメラ、そして2門の60mmバルカンなどが内装された特徴的な外観を持つ。特に[[ミノフスキー粒子]]散布下に対応するため、光学的な走査端末や各種計測装置が光結合回路でリンクされ、大規模集積回路への干渉を防いでいる<ref>一説には視差による計測も可能と言われているが定かではない。</ref>。ガンダムのメインコンピュータは[[コア・ファイター]]に搭載されているが、この頭部ユニットは教育型コンピュータへの負担軽減を目的に、副次的なコ・プロセッサーフレームとしてある程度の機能を代替出来た。
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ガンダムの動力源は、コア・ファイターに2基搭載されているNC-3型核融合ジェネレーターをメインとし、背部ランドセル内のNC-5型2基をサブジェネレーターとしている。更に腰部のNC-7型1基などを含む総合出力は当時の宇宙艦艇をはるかに超えるものであり、これを組み合わせる事でザクと比較して5倍以上のエネルギーを生み出す事が出来た。NC-3型は航空・航宙用の[[熱核ジェットエンジン|熱核ジェット]]/[[熱核ロケットエンジン|ロケットエンジン]]としても機能し、メインスラスターの燃焼にも不可欠な装備である。5型は[[ビーム・サーベル]]へのエネルギー供給にも使用されている。
  
 
当初は[[サイド7]]にて[[ホワイトベース]]に三機のガンダムを搬送する予定であったが、襲撃してきたザクによって一機が大破、一機が小破という甚大な被害を被った。しかし、既にアイドリング状態で無事だった残りの一機に、偶然にも操縦マニュアルを手に入れた[[アムロ・レイ]]が乗り込み、宇宙世紀史上初めてのMS同士の戦闘を開始。当時のアムロの拙い操縦にも関わらず、その驚異的な性能を持ってして[[ザクII]]を撃破。その後もアムロをメインパイロットとして数々の戦線を戦い抜いた。アムロが[[ニュータイプ]]として覚醒するにつれて反応の限界に達するが、[[マグネットコーティング]]によってこの反応速度に対応。[[ア・バオア・クー]]での戦闘で[[ジオング]]と激戦を繰り広げ、大破するまで戦い抜いた。
 
当初は[[サイド7]]にて[[ホワイトベース]]に三機のガンダムを搬送する予定であったが、襲撃してきたザクによって一機が大破、一機が小破という甚大な被害を被った。しかし、既にアイドリング状態で無事だった残りの一機に、偶然にも操縦マニュアルを手に入れた[[アムロ・レイ]]が乗り込み、宇宙世紀史上初めてのMS同士の戦闘を開始。当時のアムロの拙い操縦にも関わらず、その驚異的な性能を持ってして[[ザクII]]を撃破。その後もアムロをメインパイロットとして数々の戦線を戦い抜いた。アムロが[[ニュータイプ]]として覚醒するにつれて反応の限界に達するが、[[マグネットコーティング]]によってこの反応速度に対応。[[ア・バオア・クー]]での戦闘で[[ジオング]]と激戦を繰り広げ、大破するまで戦い抜いた。
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:ステージ4「宇宙要塞ア・バオア・クー」(『戦士の記憶』版ではステージ10「決戦」)にてラストボスとして登場。[[アムロ・レイ]]が搭乗し、修羅の双星の前に立ち塞がる。その強さはそれまでの敵とは段違いであり、最後の敵にふさわしいものがある。条件を満たすとゲームに登場したものとしては非常にレアな黒基調の大河原カラーや、G-3ガンダムで登場することも。
 
:ステージ4「宇宙要塞ア・バオア・クー」(『戦士の記憶』版ではステージ10「決戦」)にてラストボスとして登場。[[アムロ・レイ]]が搭乗し、修羅の双星の前に立ち塞がる。その強さはそれまでの敵とは段違いであり、最後の敵にふさわしいものがある。条件を満たすとゲームに登場したものとしては非常にレアな黒基調の大河原カラーや、G-3ガンダムで登場することも。
 
;[[機動戦士ガンダムUC]] (OVA版)
 
;[[機動戦士ガンダムUC]] (OVA版)
:episode 7にて[[ユニコーンガンダム]]と[[ネオ・ジオング]]が宇宙の歴史を辿る中、[[ビグ・ザム]]を突き刺しているシーンがある。
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:episode 7にて[[ユニコーンガンダム]]と[[ネオ・ジオング]]が宇宙の歴史を辿る中、『逆シャア』と同様に[[エルメス]]、[[シャア専用ゲルググ]]との3度目の交戦シーンや[[ビグ・ザム]]を突き刺しているシーンがある。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 特殊装備・特殊機構 ===
 
=== 特殊装備・特殊機構 ===
 
;[[コアブロックシステム]]
 
;[[コアブロックシステム]]
:[[コア・ファイター]]を中核に、上下半身のパーツを交換可能にしたシステム。MS運用ノウハウの無い連邦軍が、試作機であるガンダムの戦闘データを確実に回収する目的や、戦闘中の換装を素早く行う為の窮余の策として採用したとされる。[[ア・バオア・クー]]の戦いでは炎上する要塞からアムロが脱出する際に用いられた。
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:[[コア・ファイター]]を中核に、上下半身のパーツを交換可能にしたシステム。連邦軍によるMS開発でもっとも重要視されたのは、実戦によるデータ収集と運用ソフトの最適化であり、教育型コンピュータとパイロットの回収を最優先事項としていた。[[ア・バオア・クー]]の戦いでは炎上する要塞からアムロが脱出する際に用いられた。
 
;[[教育型コンピュータ]]
 
;[[教育型コンピュータ]]
 
:ガンダムに搭載された学習機能を備えた非ノイマン型コンピュータ。戦闘やシミュレーションを経験する事でその際のデータを学習し、自己を更新し続ける。
 
:ガンダムに搭載された学習機能を備えた非ノイマン型コンピュータ。戦闘やシミュレーションを経験する事でその際のデータを学習し、自己を更新し続ける。
:コアブロックシステムの操縦系統の切り替えや、フィールド・モーターの制御も担っている。
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:パイロットの負担を極力軽減する事を目的とし、新たな敵や環境に適応する能力を持ち、コアブロックシステムの操縦系統の切り替えや、フィールド・モーターの制御も担っている。
 
;[[フィールド・モーター]]
 
;[[フィールド・モーター]]
 
:サムソニ・シム社が[[Iフィールド]]を応用して開発した駆動方式。旧来のサーボ・モーターよりも小型軽量かつ、ハイパワーを実現している。一方で脚部・腕部は作動保証のための油圧併用式のHM-680405-A+「ハイブリッドアクチュエーター」を採用している。
 
:サムソニ・シム社が[[Iフィールド]]を応用して開発した駆動方式。旧来のサーボ・モーターよりも小型軽量かつ、ハイパワーを実現している。一方で脚部・腕部は作動保証のための油圧併用式のHM-680405-A+「ハイブリッドアクチュエーター」を採用している。
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:『[[機動戦士ガンダム ギレンの野望シリーズ|ギレンの野望シリーズ]]』に登場。[[ネオ・ジオン]]総帥となった[[シャア・アズナブル]]ことキャスバル・レム・ダイクン専用の赤いガンダム。
 
:『[[機動戦士ガンダム ギレンの野望シリーズ|ギレンの野望シリーズ]]』に登場。[[ネオ・ジオン]]総帥となった[[シャア・アズナブル]]ことキャスバル・レム・ダイクン専用の赤いガンダム。
 
;ガンダム (ティターンズ仕様)
 
;ガンダム (ティターンズ仕様)
:同じく『ギレンの野望シリーズ』に登場。[[ティターンズ]]によって生産されたティターンズカラーのガンダム。
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:同じく『ギレンの野望シリーズ』に登場。[[ティターンズ]]によって生産されたティターンズカラーのガンダム。『Gジェネ ギャザービート』などティターンズが存在しない作品では「ムラサメ研仕様」という名称になっている。
 
;ガンダム (ジオン鹵獲仕様)
 
;ガンダム (ジオン鹵獲仕様)
:同じく『ギレンの野望シリーズ』に登場。[[ジオン公国軍]]が鹵獲したガンダムを基に開発したジオンカラーのガンダム。
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:同じく『ギレンの野望シリーズ』に登場。[[ジオン公国軍]]が鹵獲したガンダムを基に開発したジオンカラーの緑色のガンダム。シールドが[[ゲルググ]]の物に変更されている。
 
;[[ガンダム (THE ORIGIN版)]]
 
;[[ガンダム (THE ORIGIN版)]]
 
:本機の[[機動戦士ガンダム THE ORIGIN|THE ORIGIN]]版デザイン。武装面に変化がある他、劇中で数回、改修作業を受けている。
 
:本機の[[機動戦士ガンダム THE ORIGIN|THE ORIGIN]]版デザイン。武装面に変化がある他、劇中で数回、改修作業を受けている。
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;[[ガンダム (RX-78F00)]]
 
;[[ガンダム (RX-78F00)]]
 
:一年戦争後に発見されたRX-78タイプのパーツを元に再構成された機体。
 
:一年戦争後に発見されたRX-78タイプのパーツを元に再構成された機体。
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;[[ガンダムEX]]
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:連邦軍が開発したガンダムの一機種。敵地深部への強行偵察・後方撹乱のために地上での運動性能と稼働時間を重視した設計が成されている。
  
 
=== セカンドロット ===
 
=== セカンドロット ===

2024年7月1日 (月) 23:47時点における最新版

ガンダム
外国語表記 Gundam
登場作品
デザイン 大河原邦男
テンプレートを表示
スペック
異名 連邦の白い奴
白い悪魔
分類 汎用試作型モビルスーツ
生産形態 試作機
型式番号 RX-78-2
頭頂高 18.0m
本体重量 43.4t
全備重量 60.0t
動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 1,380kW
スラスター総推力 55,500kg
装甲材質 ルナ・チタニウム合金[1]
センサー有効半径 5,700m
開発組織 地球連邦軍
所属組織 地球連邦軍
所属部隊 第13独立部隊 (ホワイトベース隊)
主なパイロット アムロ・レイ
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概要編集

地球連邦軍V作戦で開発した試作モビルスーツ。8機生産された「RX-78」の2号機[2]

対MS戦闘を意識した白兵戦用の機体として開発され、先行して開発されていたガンタンクガンキャノンとはコンセプトを異にしており、「V作戦」の母体となった「RX計画」に基づく素案のほぼ全てを盛り込み、コストを度外視したハイスペックマシンとして開発されている。ガンキャノン、ガンタンクとの最大の相違点として、その2機が重火器を固定装備していた事に対し、ガンダムは兵装をオプション化する事で人型であるMSの汎用性を最大限に活かしている点が挙げられる。ガンダムはこれによって主兵装であるビーム・ライフルビーム・サーベルなどによる高度な射撃・近接白兵能力を獲得。更に強靭なルナ・チタニウム合金製の装甲を備える事で、強固な防御力を誇り、その攻防力は当時のジオン軍の主力MSザクIIF型を遥かに凌駕するものであった。

それ以外にもコアブロックシステム教育型コンピュータの採用による高度な生存性と運用性、機体各所に配置された7基の熱核反応炉がもたらす高出力と熱核スラスターによる機動性など、同時代に運用されていた機体の中でも突出した統合性能を有しており、ガンダムは一年戦争における「最強のMS」の称号を得る事になる[3]

頭部は頭頂部のメインカメラと一対のデュアルカメラ、そして2門の60mmバルカンなどが内装された特徴的な外観を持つ。特にミノフスキー粒子散布下に対応するため、光学的な走査端末や各種計測装置が光結合回路でリンクされ、大規模集積回路への干渉を防いでいる[4]。ガンダムのメインコンピュータはコア・ファイターに搭載されているが、この頭部ユニットは教育型コンピュータへの負担軽減を目的に、副次的なコ・プロセッサーフレームとしてある程度の機能を代替出来た。

ガンダムの動力源は、コア・ファイターに2基搭載されているNC-3型核融合ジェネレーターをメインとし、背部ランドセル内のNC-5型2基をサブジェネレーターとしている。更に腰部のNC-7型1基などを含む総合出力は当時の宇宙艦艇をはるかに超えるものであり、これを組み合わせる事でザクと比較して5倍以上のエネルギーを生み出す事が出来た。NC-3型は航空・航宙用の熱核ジェット/ロケットエンジンとしても機能し、メインスラスターの燃焼にも不可欠な装備である。5型はビーム・サーベルへのエネルギー供給にも使用されている。

当初はサイド7にてホワイトベースに三機のガンダムを搬送する予定であったが、襲撃してきたザクによって一機が大破、一機が小破という甚大な被害を被った。しかし、既にアイドリング状態で無事だった残りの一機に、偶然にも操縦マニュアルを手に入れたアムロ・レイが乗り込み、宇宙世紀史上初めてのMS同士の戦闘を開始。当時のアムロの拙い操縦にも関わらず、その驚異的な性能を持ってしてザクIIを撃破。その後もアムロをメインパイロットとして数々の戦線を戦い抜いた。アムロがニュータイプとして覚醒するにつれて反応の限界に達するが、マグネットコーティングによってこの反応速度に対応。ア・バオア・クーでの戦闘でジオングと激戦を繰り広げ、大破するまで戦い抜いた。

一年戦争後も本機の活躍は伝説として語り継がれており、機体名称や頭部デザインを通して兵士の士気に影響するほど特別視されている。加えて、ガンダムの影響を受けた「ガンダムタイプ」と呼ばれる機体群がハイエンドMSの代名詞として扱われるなど、後年のモビルスーツ開発史にすら影響を及ぼしている。

登場作品と操縦者編集

機動戦士ガンダム
初登場作品。同作における主役機であり、主人公アムロ・レイが主に搭乗した。第1話でアムロの手によって起動されたのを皮切りに、ジオン軍の数多のエースパイロット達と死闘を繰り広げ、アムロやホワイトベースのクルー達と共に一年戦争を戦い抜いた。物語終盤ではアムロのNT能力の成長に機体反応が追いつけなくなったためマグネットコーティングを施され、アムロのNT能力と相まって、シャアすら手玉に取るような動きを見せた。最終的にシャアのジオングと交戦して左腕と頭部を喪失。シャアとの決着を付けるアムロの判断で自動操縦に切り替えられ、ジオングの頭部と相打ちとなる。その後、アムロは搭載されていたコア・ファイターでア・バオア・クーから生還した。
機動戦士ガンダム (小説版)
序盤の主役機。最序盤の時点でアムロがNTとして覚醒しつつあったため、物語開始早々にアムロの反応速度に対応しきれなくなっている。第1巻終盤にテキサス・コロニーでシャア専用ザクと死闘を繰り広げ、撃破に成功するもののガンダム自体も損傷。続くエルメスとの戦闘で、撃破したエルメスの爆発に吹き飛ばされて遂に大破し、コア・ファイターで脱出した。このコア・ファイターも後にアムロの手によって機密保持のために爆破されている。
機動戦士ガンダム (冒険王版)
TV版と同様、主役機として登場するが、漫画の内容が内容なだけに「ザク2機をワンパンでまとめて粉砕する」「ヒートロッドで両腕を縛り上げてきたグフ2機をヒートロッドごとぶん回す」等々、スーパーロボット顔負けの滅茶苦茶な戦いぶりを見せた。
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
シャアの回想に登場する。
GUNDAM THE RIDE A BAOA QU
アトラクション施設入口でラストシューティングのポーズを取った本機の正面看板が出迎えてくれる。実際のアトラクションではランチジャック・ザ・ハロウィン隊と共に最初の混戦を突破したシーンで登場。丁度ジオングと交戦を開始したところで、オールレンジ攻撃を避けながらスクリーン外からスクリーン外へと一瞬で飛び回る様はシャアも含めてもはや人外レベル。最後はランチへ退避を促しつつ、シャアを追って離脱していった。
機動戦士ガンダム MS IGLOO
『一年戦争秘録』第3話にジオンが入手した映像として1シーンだけ登場。サイド7でジーンのザクIIが捉えた映像で、トレーラーから立ち上がるガンダムが映し出されている。
ガンダム トゥルーオデッセイ 失われしGの伝説
作中の世界では伝説のモビルスーツとして扱われている。日本で発掘され、軍のエースであるナイアール大尉が乗って颯爽と現れ、主人公の窮地を救う。以後は主人公が譲り受ける。
機動戦士ガンダム スピリッツオブジオン~修羅の双星~
ステージ4「宇宙要塞ア・バオア・クー」(『戦士の記憶』版ではステージ10「決戦」)にてラストボスとして登場。アムロ・レイが搭乗し、修羅の双星の前に立ち塞がる。その強さはそれまでの敵とは段違いであり、最後の敵にふさわしいものがある。条件を満たすとゲームに登場したものとしては非常にレアな黒基調の大河原カラーや、G-3ガンダムで登場することも。
機動戦士ガンダムUC (OVA版)
episode 7にてユニコーンガンダムネオ・ジオングが宇宙の歴史を辿る中、『逆シャア』と同様にエルメスシャア専用ゲルググとの3度目の交戦シーンやビグ・ザムを突き刺しているシーンがある。

装備・機能編集

特殊装備・特殊機構編集

コアブロックシステム
コア・ファイターを中核に、上下半身のパーツを交換可能にしたシステム。連邦軍によるMS開発でもっとも重要視されたのは、実戦によるデータ収集と運用ソフトの最適化であり、教育型コンピュータとパイロットの回収を最優先事項としていた。ア・バオア・クーの戦いでは炎上する要塞からアムロが脱出する際に用いられた。
教育型コンピュータ
ガンダムに搭載された学習機能を備えた非ノイマン型コンピュータ。戦闘やシミュレーションを経験する事でその際のデータを学習し、自己を更新し続ける。
パイロットの負担を極力軽減する事を目的とし、新たな敵や環境に適応する能力を持ち、コアブロックシステムの操縦系統の切り替えや、フィールド・モーターの制御も担っている。
フィールド・モーター
サムソニ・シム社がIフィールドを応用して開発した駆動方式。旧来のサーボ・モーターよりも小型軽量かつ、ハイパワーを実現している。一方で脚部・腕部は作動保証のための油圧併用式のHM-680405-A+「ハイブリッドアクチュエーター」を採用している。
マグネットコーティング
ミノフスキー物理学の応用によりモノポールを安定固着させる磁気塗膜。『1st』第40話で関節部に施され、これによりアムロの反応速度にも対応できる応答速度を獲得した。
大気圏突入用装備
MS単独での大気圏突入を実現した装備。TV版と劇場版で詳細が異なる。
耐熱フィルム
『1st』第5話に登場する大気圏突入用の装備。Bパーツの下腹部に収納されたフィルムを取り出し、機体に覆い被せることで断熱圧縮から機体を保護する。
耐熱フィールド
劇場版1作目に耐熱フィルムから差し替えられる形で登場。TV版ではフィルムの収容部だった箇所から冷却気体を噴射。機体正面に構えたシールドで機体側に気体を吹き返してフィールドを形成し、断熱圧縮などの熱から機体を保護する。

武装編集

60mmバルカン砲
TOTOカニンガム社製の小口径のケースレス機関砲。頭部左右一対1基ずつ装備。近接防御用の火器で、MS用の火器としては小口径だが、近距離であればMSを撃破する事も可能な威力を発揮する。
頭部を旋回させる事で射角を変更出来るため使い勝手が良く、この頭部固定兵装のレイアウトは以降の連邦系MSのスタンダードにもなっている。
XBR-M79-07G ビーム・ライフル
ブラッシュ社製MS携帯式小型メガ粒子砲。出力1.9MW。エネルギーCAP技術によって初めて実用化したMS携行サイズのメガ粒子砲であり、初めてその威力を見せられたシャアに「あのMSは戦艦並みのビーム兵器を持っているというのか」と言わしめた[5]。一回のチャージにつき16発[6]の発射が可能。フォアグリップと円形センサーを備え、長距離射撃にも対応可能。
スーパー・ナパーム
ビーム・ライフルのオプションとして装備している4連装式の焼夷弾。『1st』第2話にてサイド7でホワイトベースへの搬入が不可能なパーツの焼却に使われて以後、実戦での仕様記録はほとんど存在しない。広域を焼却する為の装備であると考えられるが、名称が弾種を指すのか、射出装置込みの全体を指すのかは不明。作中ではパーツの上に置いた射出装置を直接撃ち抜いて炎上させ、パーツの焼却を行った。
BLASH XHB-L03/N-STD ハイパー・バズーカ
ブラッシュ社製。肩掛け式の単砲身ロケット砲。口径は380mmまたは320mm[7]。固定式の弾倉に5発次弾のロケット弾が装填されている。対艦用の実体弾武装だが対MS戦にも使用でき、ジムも装備している。
ガンダム・ハンマー
トゲ付きの鉄球に長い鎖と錨型のグリップが付いたフレイル型モーニングスター。直撃させればザクを一撃で破壊できる。TV版『1st』にのみ登場。第5話で使用し、ザクII(コム機)を撃墜している。劇場版では使用シーンがカットされたものの、予め劇場版用に新ショットが用意されていた。ここでは新設定が追加されており、目標への命中と同時に爆圧によってスパイクを射出、目標に更なるダメージを与えるという物だった[8]
ハイパー・ハンマー
ガンダム・ハンマーを強化した兵器。刺が鋭くなり、さらに鉄球部に増速用ブースターが増設された事で破壊力が向上している。こちらもTV版『1st』にのみ登場。第26話でゴッグ相手に使用したが、手で受け止められ撃墜には至っていない。
ビーム・サーベル
ガンダム専用の近接白兵武装。ランドセルに2基を装備する。高エネルギー状態のミノフスキー粒子をIフィールドで収束させ、ビームの刀身を形成する。出力0.38MW。斬撃・刺突の双方で高い攻撃力を発揮し、1秒弱で厚さ30cmのチタニウム鋼を切断する事が可能。
ビーム・ジャベリン
ビーム・サーベルのモードの1つで、グリップを延長し先端に高出力のビーム刃による穂先を形成した槍。TV版『1st』にのみ登場し、アムロによって考案され、数回使用されたが、ジャベリン(投げ槍)ではなく普通の槍として使われることも多かった。
RX・M-Sh-008/S-01025 ガンダムシールド
防御用に用意された身の丈とほぼ同じ大きさの大盾。ラージ・シールドとも表記される。ルナ・チタニウム合金や高分子素材の樹脂などの三層構造を採用し、MS本体の装甲のような防御性能ではなく衝撃の吸収や分散を目的としている。マニピュレータで保持する事で広範囲を防御できる他、上部に銃眼スリットが設けられており、盾越しに覗き込む事で敵を狙い撃つ事も可能。非使用時には上部マウントラッチを介してバックパックに装着可能。Gアーマー時には両手に装着し、分離後は2枚を重ねて左手に装備する。

本編未登場武装 編集

ロケット砲
旧1/100プラモデルに付属していたオリジナル武装。他の武器と同様、携行して装備する。リアルスケールガンプラにしては珍しくスプリングギミックが搭載されており、ロケット弾を発射可能。
プラモデル発売から40年近く経つが、未だに詳しい設定が不明な謎の武器。一説にはクローバー社製のガンダムの玩具に付属していた「ハイパー・バズーカ砲(肩に装着するロケットランチャー)」がモチーフとされる。
ビッグ・ガン
『機動戦士ガンダム』放送開始前後に発刊された児童誌などに掲載されていた武器その1。本編未使用。
ハンドガンタイプの射撃武器で、厚さ10cmの鉄板すら貫くとのこと。ビームか実弾かははっきりしない。
関連作品に同名の武装が登場するが、いずれもジオン製の火器。
ビート・ハンマー
児童誌などに掲載されていた武器その2。これも本編未使用。
ガンダム・ハンマーと同様のチェインフレイルだが、棘は鋭く長い3本のみが十字方向に伸びている。
『ガンダムかるた』の札の一つに採用されている他、『冒険王版』ではこちらがガンダム・ハンマーの名称で使用されている。その際は長い棘でグフの胴体を切り裂いた。
ソードジャベリン
クローバー社製「機動戦士ガンダム DX合体セット」に付属しているオリジナル武装の1つ。ハルバート型の武器で、機体の全長を上回る程の長柄となっている。玩具オリジナルの武器ではあるが、後の『UC』においてフルアーマーユニコーンガンダムの武装の1つ「ハイパー・ビーム・ジャベリン」としてオマージュされた。

対決・名場面編集

機動戦士ガンダム 編集

ガンダム大地に立つ!!
記念すべき第1話。ザクの攻撃によりフラウの家族を含む多くの民間人が死んでしまう。アムロは怒りからガンダムに搭乗。ザクの攻撃を受けつつも、ガンダムを立ち上がらせる。これが後の歴史まで語り継がれるガンダム神話の幕開けとなった。
喋るガンダム?
第18話より、アッザムからリーダー攻撃を受けた際に。
「パイロット及ビ回路保護ノ為、全エネルギーノ98%ヲ放出中」
「攻撃エネルギー低下」
と、唐甲高く抑揚のないアナウンス音声が唐突にコックピットに流れ、視聴者を驚愕させた。全話を通してガンダムが喋ったのはここだけである。
ラストシューティング
第43話より、迷路のようなア・バオア・クー内部で、頭上方向の通路に待ち伏せて粒子砲を放ってきたジオングに対し、アムロが自動操縦をセットして迎撃、相討ちとなった一撃。
名称は劇場版3作目のポスターより。古いプラモデルでは肩関節等の制約から、無改造では取れないポーズである。一方、無改造で再現度が高い物は、肩関節に上下の回転軸がある「MG RX-78-2 ガンダム Ver.ONE YEAR WAR 0079」、フィギュアでは「ROBOT魂 RX-78-2 ガンダム ver. A.N.I.M.E.」などが挙げられる。

ガンダムビルドダイバーズRe:RISE 編集

1/200 vs 1/60
第19話より、「スピードグレードコレクション 1/200 ガンダム」と「PG 1/60 ストライクガンダム」の対決シーン。THE GUNDAM BASEに立ち寄ったヒロトヒナタだったが、店舗奥のGPデュエル会場が騒々しい。なんでもGBNへの移行前最後の記念大会にPG使いの男が参加し、各会場で優勝を欲しいがままにしているのだと言う。ボロ負けしてしまった参加者達に参加をねだられたヒロトは、ヒナタがBASEで記念品として貰ったスピードグレードを組み立て、男に挑む。サイズとパワーの差の前に追い詰められるヒロトだったが、ふと目をやるとそこには男に倒された数々のガンプラの残骸が。X1のコア・ファイターマックスターのシールドジャイアント・バズヘビーアームズの左肩スパローのシグルブレイドユニコーンの右腕とビーム・マグナム。それぞれを巧みに扱い見事、逆転勝利を収めた。
小さくともその中に可能性を秘めたガンダムに触発されたヒロトは、小さな機体がGBNで出来る事を探求するべくコアガンダムを作り上げる。そして初めてログインしたGBNで運命的な出会いを果たす事になる。

関連機体編集

別デザイン・カラーバリエーションなど 編集

リアルタイプガンダム
劇場版1~2作目のポスターに描かれている別カラーリングの本機。暗めの色を主体にしたミリタリー感あるカラーリングとなっている。このポスター絵が元となって、旧キット「リアルタイプ」シリーズが発売された。
ガンダム (ロールアウトカラー)
本機のロールアウト直後のカラー。白を基調としたカラーリングになっている。
キャスバル専用ガンダム
ギレンの野望シリーズ』に登場。ネオ・ジオン総帥となったシャア・アズナブルことキャスバル・レム・ダイクン専用の赤いガンダム。
ガンダム (ティターンズ仕様)
同じく『ギレンの野望シリーズ』に登場。ティターンズによって生産されたティターンズカラーのガンダム。『Gジェネ ギャザービート』などティターンズが存在しない作品では「ムラサメ研仕様」という名称になっている。
ガンダム (ジオン鹵獲仕様)
同じく『ギレンの野望シリーズ』に登場。ジオン公国軍が鹵獲したガンダムを基に開発したジオンカラーの緑色のガンダム。シールドがゲルググの物に変更されている。
ガンダム (THE ORIGIN版)
本機のTHE ORIGIN版デザイン。武装面に変化がある他、劇中で数回、改修作業を受けている。
ガンダム (アムロの遺産)
映像作品『リング・オブ・ガンダム』に登場する「アムロの遺産」と呼ばれる機体。本機を模した外見を持つ。
ガンダム (MS少女NOTE版)
Web小説『MIKA AKITAKA'S MS少女NOTE』に登場する、本機のMS少女版。
ガンダム G40
ガンダム40周年記念としてKEN OKUYAMA DESIGNによって工業製品風にリデザインされた本機のガンプラ。CGの同機が動くスペシャルPVも製作された。

装備バリエーション 編集

ガンダム+Bパーツ(ガンダムMAモード)
『1st』第32話でザクレロへの対抗策として、下半身にGファイターのBパーツを装着した形態。
ガンダムGダッシュ
ゲーム『GUNDAM TACTICS MOBILITY FLEET0079』に登場するオリジナル形態。Bパーツを宇宙戦仕様のGダッシュパーツに換装した特殊仕様。
ガンダム+ガンタンクBパーツ(ガンダムタンク)
ゲーム『GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH』に登場するオリジナル形態。Bパーツをガンタンクのキャタピラにするというガンダムゲーム屈指のネタ機体。
ガンダム高機動型
ゲーム『ギレンの野望 ジオン独立戦争記』に登場するオリジナル機体。背部と脚部に補助推進装置を装備した高機動タイプ。
ソロモンエクスプレスG-2
模型誌『電撃ホビーマガジン』掲載の『ソロモンエクスプレス』に登場する、本機の核装備仕様。

本機以外のファーストロット 編集

プロトタイプガンダム
RX-78シリーズの1番目に開発された機体。製造された8機の内、3号機までが後に第2仕様であるRX-78-2へと改修された。
G-3ガンダム
サイド7に搬入された本機の内、小破した1機(3号機)を修復し、マグネット・コーティングの実験機として改修した機体。初出である小説版『機動戦士ガンダム』では大破したガンダムに代わるアムロの搭乗機として登場している。

派生機・系列機など 編集

フルアーマーガンダム
FSWS計画によって開発されたガンダムの強化案。
ヘビーガンダム
上記の機体とは違い装甲そのものを厚くした機体。
パーフェクトガンダム
プラモ狂四郎に登場したガンダムの改造機。
ガンナーガンダム
長距離支援タイプとして開発された機体。
陸戦型ガンダム
ガンダムの規格落ち・余剰生産パーツを流用して作られた機体。
ピクシー
RX-78シリーズの内、白兵戦に特化した機体。
ガンダムNT-1
RX-78シリーズの内、アムロ・レイ専用として開発されたニュータイプ専用機。
ガンダム試作1号機
ガンダム開発計画』で開発されたガンダムの内、本機の汎用性を継承している機体。
アトラスガンダム
一年戦争後に開発されたガンダムタイプの1機。水中戦闘も想定した水陸両用機。
ガンダムMk-II
ティターンズが開発した後継機。
ハーフガンダム
ティターンズが開発した本機の再現機。パーツ不足により完全再現には至らず、本機のパーツ使用率は52%に留まっている。
ガンダム (RX-78F00)
一年戦争後に発見されたRX-78タイプのパーツを元に再構成された機体。
ガンダムEX
連邦軍が開発したガンダムの一機種。敵地深部への強行偵察・後方撹乱のために地上での運動性能と稼働時間を重視した設計が成されている。

セカンドロット 編集

ガンダム4号機
RX-78のセカンドロットの1機。宇宙戦に特化した改修が施されており、大出力のメガ・ビームランチャーを装備する。一年戦争終盤に地球連邦軍第16独立戦隊旗艦サラブレッドで運用された。
ガンダム5号機
4号機と同様の改修を受けた機体。こちらは専用の実弾兵器として大型のジャイアント・ガトリングを装備している。4号機と共にサラブレッドで運用された。
ガンダム6号機
ガンキャノンをはじめとした砲撃支援機のデータを基に完成した機体。戦後、この機体から得られたデータを基にしてジム・キャノンIIが開発される。
ガンダム7号機
セカンドロットの最終生産機。追加装甲の装備を前提とした改修が施されている。戦後、U.C.0081年にジオン残党が敢行した『水天の涙』作戦を阻止するために投入された。
ガンダム8号機
文字設定のみの機体。実戦参加記録すら残されていない。

V作戦関連の機体編集

Gファイター
本機のサポートメカ。パーツ毎に本機との合体が可能で、GアーマーGスカイGブルの3形態がある。
ガンキャノン / ガンタンク / ホワイトベース
同じくV作戦で造られたMS及び戦艦。
ジム
ガンダムの量産機。
ガンボーイ / X-78 / 縮小実験機
プロトタイプガンダム以前に試作されたとされる試作機群。1番目についてはガンダムの初期案「ガンボーイ」がモチーフとなっている。

SDガンダム関連の機体編集

武者頑駄無 (武者ガンダム)
漫画『プラモ狂四郎』を初出とする鎧武者姿のガンダム。初出作品ではガンダムの改造ガンプラとして登場し、以降、SDガンダムシリーズでデフォルメ体形のキャラクターとして登場する。
キャプテンガンダム
SDコマンド戦記 G-ARMS』や『SDガンダムフォース』に登場するキャラクター。前者はRX-78 ガンダムのパワーアップした姿、後者は前者をモチーフとするスペシャル戦闘用ロボットである。
戦斗ファイトガンダム
ガンダムビルドダイバー リゼ』に登場するSDのガンダムベースのガンプラ。格闘家をモチーフにビルドされている。

その他・オマージュやパロディなど 編集

0ガンダム / 0ガンダム (実戦配備型)
00』に登場する、本機のオマージュ機。
フォーエバーガンダム
模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG』に登場するガンダムベースのガンプラ。フルアーマーのように全身に装備を追加している。
GBN-ベースガンダム
GBN-ガードフレームの外装を、本機を模した物に換装した機体。
ラーガンダム
ガンダムビルドメタバース』に登場するガンダムベースのガンプラ。
ガンガル / 強化新型ガンガル
初期のガンプラブームに肖って東京マルイが発売したパロディ商品。同社が発売していた「超合人 グレンダー」というキットのパッケージを変更しただけの商品で、ガンダム以外の機体についてもパロディの対象となっている。各商品には「モビルフォース」の名称が付加され、その露骨なデザインから今もなおカルト的人気を誇っている。親が誤ってガンプラではなくこちらを購入してしまい、多くの子供が泣きを見る羽目になったというエピソードは今でも語り草となっている。
ふみ切戦士 シャダーン / ふみ切戦士 シャダーンII
ガンプラブームの1980年代に国鉄が踏切事故防止啓発キャンペーン用に製作したイメージキャラクター。遮断機をモチーフにしたパロディ機体で、ポスターや絵はがきなどの配布用グッズが製作されている。
ゴーショーグン / バルディオス
それぞれロボットアニメ『戦国魔神ゴーショーグン』、『宇宙戦士バルディオス』の主役ロボット。共にガンダムフェイス[9]を有しているのが特徴。デザインはどちらも佐藤元氏が担当している。
ドスハード
『戦国魔神ゴーショーグン』第22話に登場する敵役ロボット。白を基調とするトリコロールカラー、V字アンテナにツインアイ、「機鋼戦士ドスハード」の正式名称を持つ等、あからさまなパロディ機体となっている。
頑侍 (がんさむ)
ギャグ漫画『銀魂』のガンダムパロディ回に登場したパロディ機。もろガンダムそのものだが頭部にモザイクがかけられている。漫画では配色やデザインにややアレンジが加えられていたが、アニメ版では製作がサンライズという事もあり、頭部と連邦マーク以外が完全にガンダムであった (しかもコア・ファイターまで搭載)。作中ではご丁重に頭部と左腕を破壊された挙句、ラストシューティングまで披露している。
ガンダブー
子供向けアニメ番組『もっと!まじめにふまじめ かいけつゾロリ』の第22話から登場するパロディ機。3人乗りのロボットで、エネルギー源はおなら。デザインは大河原邦男氏が手掛けている。

余談編集

  • 『機動戦士ガンダム』の最初期の企画書『宇宙戦闘団ガンボーイ』の主役機ガンボーイがいくつものデザイン変更を経てガンダムへと繋がっている。また、ガンボーイは初期案だけに留まらず、書籍「少年マガジンデラックス 機動戦士ガンダム SFワールド」において「<突撃攻撃型機動歩兵> ガンダムの原型。”ガンボーイ”の愛称で呼ばれていた。」「しかし、気鋭の技術大尉テム・レイはこの間の研究に得るところ多く、ついでRX-78”ガンダム”に継承される第三のタイプ、突撃攻撃型機動歩兵”ガンボーイ”の設計に入ったのである。」と記述されているように、ガンダムの設定にも密かに関わっている(この設定は後に書籍「週刊 ガンダム・モビルスーツ・バイブル」第35号で拾われた)。
  • 劇中未登場の装備として、バックパックに格納されたウィングの存在があり、これで自力飛行を行う設定だったとされる。
  • アメリカで公開されたSF映画『レディ・プレイヤー1』では、映画終盤に登場人物の1人であるトシロウのアバター「ダイトウ」の変身した姿としてゲスト出演し、敵陣営のメカゴジラと死闘を演じた。登場時の決めポーズはΖΖガンダムの変形時のものと同一であるが、これについて原作者のアーネスト・クラインは、「ΖΖガンダムのポーズをさせた理由はカッコいいポーズだからだ!」と述べている(劇場パンフレットより)。
  • ガンダムミュージアムのパンフレットなどでは独自の設定が用いられている事があり、『スピリッツオブジオン』等で採用されている。

商品情報編集

ガンプラ編集

フィギュア 編集

書籍 編集

リンク編集

脚注編集

  1. 資料によってはガンダリウムαと表記されている場合もある。
  2. 型式番号末尾の「-2」は生産番号ではなく仕様を表す数字とされ、当初はプロトタイプガンダムと同じRX-78-1仕様だった。なお、サイド7でトライアルを行っていた同型機(1号機、3号機)の間に、生産工程や視認性などの差別化に伴う塗装パターン以外にスペックの差は殆どなく、トリコロールの機体色はサイド7における最終テスト時のデモカラーとされる。
  3. それ故に機体を構成するパーツに対する品質基準は厳格であり、大量の規格落ちパーツが発生している。
  4. 一説には視差による計測も可能と言われているが定かではない。
  5. これはあくまで当時艦載砲程度の規模でしか運用できないメガ粒子砲を18m級のMSが持てる武装として連邦軍が開発した事への驚愕であり「艦載ビーム砲と威力が同一」という内容を伝えている訳ではない。
  6. 12発、15発説あり。
  7. 『1st』放送当時の設定ではなんと700mm口径だった
  8. 書籍『劇場版 機動戦士ガンダム アニメグラフブック』より
  9. ツインアイ、横長のスリット、顎、バルディオスでは更にV字アンテナ