機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン
| 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン | |
|---|---|
| 外国語表記 | Mobile suit Gundam Char's Counter Attack Beltorchika Children |
| 著者 | 富野由悠季 |
| 表紙カバー |
|
| 装幀・デザイン | 杉浦康平 |
| 発行人 | 井上伸一郎 |
| 発行所 | 角川書店 |
| 出版社 | 角川スニーカー文庫 |
| レーベル | 創通エージェンシー・サンライズ |
| 発売日 | 1988年2月20日 (初版) |
| 巻数 | 全1巻 |
| 価格 | 税別629円 |
| カセットブック 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア | |
|---|---|
| 原作 | 富野由悠季 |
| 脚本 | 渡辺誓子 |
| 音楽 |
立原摂子 増田俊郎 |
| 音響 |
千田啓子 (プロデュース) クルーズ (制作) |
| 効果 | 蔭山満 |
| 演出 | 藤野貞義 |
| 制作 | 角川書店 |
| 調整 | 栗林秀人 |
| プロデューサー | 田宮 武 |
| 発売日 | 1989年12月1日 |
| コミカライズ版 | |
|---|---|
| 原作 | 矢立肇・富野由悠季 |
| 作画 |
さびしうろあき 柳瀬敬之 |
| メカニックデザイン | 出渕裕 |
| 掲載誌 | 月刊ガンダムエース |
| 掲載期間 | 2014年8月号~2018年5月号 |
| 巻数 | 全7巻 |
概要 編集
映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の脚本第一稿を基に富野由悠季監督自らが執筆したノベライズ作品。
映画と大筋の流れは同じではあるものの、登場キャラクター・登場兵器の設定やそれらの作中での顛末に差異があるパラレル作品であり、映画とはまた違った印象を持つ内容となっている。作品タイトルにもある通り、一番の特徴としては『機動戦士Ζガンダム』に登場したベルトーチカ・イルマがチェーン・アギの代わりにヒロインとして登場しているという事であり、作中では恋人としてアムロを献身的に支える中で彼の子供を妊娠している。
また、同作は小説以外にも1989年に角川書店のカセットブック(2021年に復刻版ドラマCD化)が発売されている他、2014年からはさびしうろあき氏と柳瀬敬之氏によるコミカライズ版が連載されている。
ストーリー 編集
宇宙世紀0093年――。
それまで行方不明となっていたシャア・アズナブルは突如として歴史の表舞台へと舞い戻り、新たなるネオ・ジオンの総帥として地球連邦政府に宣戦布告する。地球連邦軍の部隊、ロンド・ベルに所属するかつてのライバル、アムロ・レイは、人工的に氷河期を起こし地球から人類を強制的に排除する「隕石落とし」を実行に移そうとするシャアの野望を阻止するべく、再びシャアとの直接対決に臨む。
登場人物 編集
- 映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』と設定が共通するキャラクターについてはそちらの項目を参照。
地球連邦軍 (ロンド・ベル) 編集
- ベルトーチカ・イルマ
- 本作のヒロイン。『逆シャア』のチェーン・アギに相当する立ち位置であり、恋人であるアムロと共にロンド・ベルに所属している。
ネオ・ジオン 編集
登場メカ 編集
モビルスーツ・モビルアーマー 編集
艦船 編集
その他 編集
各話リスト 編集
| 話数 | サブタイトル | 備考 |
|---|---|---|
| PART1 | アムロとベルトーチカ | |
| PART2 | クェスの頭上 | |
| PART3 | 隕石のあとさき | |
| PART4 | ともに宇宙に | |
| PART5 | 少年と少女 | |
| PART6 | 大人たち | |
| PART7 | 好奇心から | |
| PART8 | わだかまるもの | |
| PART9 | 騙し討ちから | |
| PART10 | 天に火を噴くもの | |
| PART11 | 仰ぎ見る刻 | |
| PART12 | 律動 | |
| PART13 | 母と子 | |
| PART14 | 宇宙の虹 |
関連作品 編集
- 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- 映画本編。
- 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
- ハサウェイが主役を務める続編。一方、宇宙世紀正史に準拠する劇場版は映画『逆シャア』の続編となっている。
- CCA-MSV
- 逆シャアにおけるMSV企画。本作の登場機体の一部が設定を変更された上で組み込まれている。
商品情報 編集
小説 編集
コミカライズ版 編集
カセットブック 編集