本項では基本的に本編作品などで用いられず、主にユーザー同士で用いられる非公式な用語や名称をまとめています。
蔑称・比喩等、ネガティブなものについても敢えてリストアップする方針であるため、予めご了承下さい。また、使用する際もあくまで非公式の用語である事を留意した上で使用して下さい。
リスト
※個別記事がある場合は、当該記事に詳細説明を書き込んで下さい。
英数字・記号
- GN電池
- アリオスガンダムに付けられた不名誉なあだ名。『00』2ndシーズン第13話のメメントモリ攻略戦において、プトレマイオス2へトランザム発動に必要なGN粒子を供給するため、他のガンダムとは別に1機だけ格納庫に待機させられた事から命名された。『00』での登場初期に目立った活躍が見られなかった事も影響している。
- ppppp
- 『新機動戦記ガンダムW』の後期オープニング (第48話~第49話のSE付きバージョン)の冒頭で、ウイングガンダムゼロのコックピットのコンソールが「ピピピピピ…」と鳴り続けるため、その効果音をコメント化したもの。主にOP動画でコメントされる。「p」の数に特に指定は無い。
- ride on
- 「(乗り物に)乗る」を意味する英文。『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』第二期第48話でのオルガ・イツカの台詞「なんて声出してやがる…ライド」の「ライド」の部分が「ride on」とも聞き取れる事から用いられるようになった。
- T
- サイコフレームのアスキーアート。チェーン・アギが所持していたサイコフレームの試料の形状がTの字だった事が起因している。
- (凸)
- ジムのアスキーアート。バイザー形状によっては「凸」を別の単語に変える場合がある。
- 💃
- オルガ・イツカの最期、路上に倒れた姿を絵文字「ダンサー」で表したもの。
あ行
- アゴい彗星のシャア / ケツアゴシャア
- PS用ソフト『GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH』に登場する実写版シャア・アズナブルに付けられたあだ名。シャアを演じた役者がケツアゴだった事からそのまま命名された。
- アゴバス
- ニムバス・シュターゼンに対するあだ名。『SDガンダム GGENERATIONシリーズ』の初期シリーズに同キャラクターが参戦した際、グラフィックの顎が細長く描写される傾向にあった事から用いられるようになった。
- アッシマーがっ!
- 『機動戦士Ζガンダム』第16話におけるブラン・ブルタークの断末魔の叫び。ネット上でアッシマーの話題が出た際には、決まってこの台詞が書き込まれる。
- 犬の餌
- ブルデュエルとそのパイロット、ミューディー・ホルクロフトを指してのあだ名。作中でケルベロスバクゥハウンドによって捕食されるかのようにコックピットを破壊された事が由来。
- 迂闊で残念
- ディアッカ・エルスマンを評する際に用いられる語句。ディアッカの性格が初期設定では「狡猾で残忍」だったのに対し、実際の本編では「アークエンジェルに向けて放った砲撃が進路を妨害していた障害物に命中する」「軽はずみな発言でルナマリアにあやうくナイフで殺されかける」等々、色々と残念なキャラクターとして描かれていた事から、2chの人によって「狡猾で残忍」をもじった「迂闊で残念」と揶揄されるようになってしまった。ただ、結果的にディアッカの人気が増えたのも事実である。
- 黄金大使 / 大使
- アレハンドロ・コーナーに対するあだ名。金色を好む傾向にある事からそのまま名付けられた。なお、黄金と大使繋がりの漫画作品として手塚治虫氏の「マグマ大使」が存在する。
- 御大将
- ガンダムシリーズ総監督、富野由悠季氏および『∀ガンダム』に登場するキャラクター、ギム・ギンガナムに対する敬称。
- 椅子を尻で磨くだけの男
- アルベオ・ピピニーデンを指す用語で『機動戦士Vガンダム』第42話で同キャラクターが発言した「(ブリッジの) 椅子を尻で磨くだけの男で終わるものかよ!」が由来。発言後、自らMAビルケナウで出撃しようとするものの、部下のルペ・シノが個人的理由から故意に爆散寸前の機体でビルケナウに接触。そのまま部下もろとも爆死し、結局”椅子を尻で磨くだけの男”のまま退場となってしまった。
- 隠者
- インフィニットジャスティスガンダムの略称。「インフィニットジャスティス」に漢字を当て字したもの。
- 嘘だと言ってよ、バーニィ
- 『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』第5話のサブタイトル。台詞のような言い回しであるため、アルの台詞と誤解される事もある(作中では一度も発言していない)。使い勝手がいいため、バーニィの部分を他のキャラクター名に変える使い方も見られる。
- 大型新人
- リボンズ・アルマーク役を務めた声優、蒼月昇氏の事。実際は同キャラクターを演じる際に古谷徹氏が使用したネームであり、新人声優である事をアピールしていた事から「大型新人」とユーザー間で用いられるようになった。
- 汚名挽回
- 『機動戦士Ζガンダム』の登場人物、ジェリド・メサが第4話で「汚名返上」のつもりで誤用した用語。本来、汚名は返上するものなのだが、結局、その後も敗退を重ねたため、文字通り汚名を挽回しつづける結果となってしまった。なお、現実の日本国内において古くから用いられてきた用語であり、誤用かそうでないかがしばしば論点となる。
か行
- ○○○カスタム
- 主にガンプラの旧キットにおいて商標上の都合で用いられた商品名(例:サーペントカスタム、ウイングガンダムゼロカスタム)。当該機が発展型であるか否かに関わらず用いられており、ゲーム作品などにおいても使用された。中でもゼロカスタムは、ユーザーの間で「ゼロカス」の略称で長きにわたって用いられるようになった。
- カテ公
- カテジナ・ルースに対するあだ名。ことぶきつかさ氏の漫画『いけ!いけ!ぼくらのVガンダム』においてシャクティ・カリンが同キャラクターに対して罵倒する際に用いた。以降、ユーザー間でも用いられるようになる。
- カトキ立ち
- メカデザイナー、カトキハジメ氏がモビルスーツの設定画で多用するポーズ。脚を肩幅程まで広げ上半身に力を入れたポーズで、頭から両脚にかけて二等辺三角形、両肩から両爪先にかけて長方形のシルエットができる。
- 神コーン
- OVA版『機動戦士ガンダムUC』のepisode 7の最終盤において登場した、フルサイコフレームから結晶体が発生した状態のユニコーンガンダムを指す。公式作品においては「ユニコーンガンダム (光の結晶体)」「ユニコーンガンダム (覚醒)」といった表記が存在する。
- ガワラ立ち
- メカデザイナー、大河原邦男氏がモビルスーツの設定画で多用するポーズ。
- ガンダム三大悪女
- ガンダムシリーズにおける三大悪女。代表的なキャラクターは多く挙げられるものの、大概が作中に何らかの事情で性格を歪められているのが特徴である。
- ガンダムタンク
- PS用ソフト『GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH』のステージ3に登場した下半身がガンタンクなガンダムに対するあだ名。詳細は「ガンダム+ガンタンクBパーツ」を参照。
- 亀○ヘアー (卑猥な文章のため一部検閲) / 公然わいせつ罪
- エマ・シーンに付けられた不名誉なあだ名。髪型が男性器を彷彿とさせるため、それをネタにしたテンプレ文章が作られてしまった。
- キチーネ / タミフルザビーネ
- 『機動戦士クロスボーン・ガンダム』において木星帝国の拷問を受け精神が破綻してしまったザビーネ・シャルを指す。
- グゥレイトォ!
- ディアッカ・エルスマンの口癖。ディアッカを象徴する言葉であり、ファンの間でも頻繁に用いられる。
- 黒カトル
- ゼロシステムの影響により冷酷な人格へと変貌したカトル・ラバーバ・ウィナーを指す。人格どころかパイロットスーツとバイザーまで黒である。
- 黒富野
- 『機動戦士Vガンダム』などの富野監督作品に代表される、登場人物が次々と死ぬ展開や凄惨な描写などが多く含まれる陰鬱な作風を指す用語。対義語として白富野がある。
- 黒歴史
- 『∀ガンダム』で登場したキーワード「黒歴史」を由来とする、「封印したいほど恥ずかしい・酷い出来事」という意味合いのネットスラング。使い勝手の良さからネット全般や現実世界においても広く普及している。
- ごひ
- 張五飛を指すあだ名。PCや携帯などで「五飛(ウーフェイ)」を日本語入力するには辞書登録しない限り「うーふぇい」からの変換が不可能であったため、「ごひ」「ごとび」といったように日本語からの変換で対応されるようになった。現在でもネット上で五飛のあだ名として広く定着している。
さ行
- 最強の○○○
- バトル漫画やアニメなどにおいてほぼ必然的に行われる最強議論。ガンダム作品においても最強のニュータイプ、最強のオールドタイプ、最強のガンダムといったテーマでしばしば論争が起こる。
- ザク神
- ロボットアニメ『トップをねらえ!』の主人公メカ、ガンバスターの事。モノアイを有し、億単位の宇宙怪獣を単機で圧倒する事から敬称として名付けられた。ただ、モノアイ以外にも顎パーツや額の飾りなどがあるため、どちらかと言えばシスクードのような「モノアイガンダムズ」に近い。
- 強いられ線
- 漫画などで用いられる技法である集中線の事。『機動戦士ガンダムAGE』においてイワーク・ブライアが台詞「強いられているんだ!」を放った際に演出として集中線が用いられた事が由来している。
- ジオン脅威のメカニズム (ジオン驚異のメカニズム)
- オーソドックスな機体から奇抜な機体まで多種多様なモビルスーツやモビルアーマーなどを作り出すジオン公国軍を的確に表した用語。元ネタはガンプラ旧キットのコマーシャルで用いられていた同様のナレーション。表記は「脅威」と「驚異」の2つとバラつきがある。
- ジオン贔屓
- 宇宙世紀作品において、ジオン系の機体の活躍が大々的に描かれている一方で連邦系の機体が性能差を問わず次々と一方的に撃墜されていく展開や、「ジオン軍人に人格者、連邦軍に極悪人」を徹底した展開など、ジオンばかりが待遇を受ける風潮に難色を示す目的で用いられる。特に『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』や『機動戦士ガンダム MS IGLOO』などの今西隆志監督作品や『機動戦士ガンダムUC』などのジオン残党軍が登場する作品が顕著。
- 死神
- ガンダムシリーズに多く登場するキーワード「死神」の内、シャクティ・カリンにあだ名としてつけられたもの。同キャラクターが場当たり的な発想から取った独断行動が裏目に出て結果的に死人を多く出す事から用いられるようになった。人物としては『MS IGLOO2』の死神、異名としてはテリー・サンダースJr.とデュオ・マックスウェル等が該当。
- ジム頭
- 『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』に登場する陸戦型ガンダムの内、第10話~第11話に登場したカレン・ジョシュワ機に作中で付けられたあだ名。第9話で頭部を損失し、陸戦型ジムの頭部に置き換えられたのが起因。ネット上においては「頭部はジムタイプ、胴体は別機体」な機体を指して用いられる(例:ブルーディスティニー1号機)。
- ジム神
- ロボットアニメ『伝説巨神イデオン』の主人公メカ、イデオンの事。ジム風の頭部を有し、未知数の能力で圧倒的戦闘力を誇る事から敬称として名付けられた。その為、ネット上ではジムシリーズとのコラ画像やイラストなどが時折見られる。
- シャゲダン
- ガンダムゲームにおける煽り行為を指す用語。由来はゲーム『VSシリーズ』の初期作品に登場するシャア専用ゲルググであり、同機は特殊射撃ボタンを押す事で手に持ったビームナギナタを回転させ、これによって攻撃を防御する事ができた。しかし、これをダウンした相手の周囲でダンスを踊るように繰り出し煽る事案が見られるようになったため、「シャア専用ゲルググのダンス」の略である「シャゲダン」が煽り行為に対する定型句として用いられるようになった。
- 白富野
- 『∀ガンダム』などの富野監督作品に代表される、ほのぼのとした日常風景や登場人物があまり死なない展開などの全体的に明るい作風を指す用語。富野監督作品では間逆の展開の黒富野作品が多い事から、対義語として用いられるようになった。
- 水泳部
- 水陸両用モビルスーツや水中戦用モビルアーマーなどの水陸両用兵器・水中用兵器を指す用語。ジオン系の機体の場合は「ジオン水泳部」、地球連邦軍系の機体の場合は「連邦水泳部」といったように頭に組織名が付く。
- 素ジム (すジム、そジム)
- RGM-79 ジムの事。他のジムシリーズと区別するために用いられる。
- 戦艦並みの○○
- その名の通り、戦艦並みの性能を有している際に使われる言葉。『機動戦士ガンダム』作中でシャアがガンダムのビームライフルの威力を戦艦並みと評したのが始まり。戦艦並みのコスト、索敵範囲、航行能力など作品によって使い道は様々。
た行
- 種ポーズ
- SEEDシリーズのオープニング映像で見られる、タイトルバックでビームライフルを掲げるポーズ。所謂「勇者パース」の派生形にあたる。四肢を大きく広げ、画面左側に向けてライフルを構えるのが概ね多い。以降の『機動戦士ガンダムAGE』などの作品においても同様のポーズが見られる。
- 種割れ
- SEEDシリーズにおいて登場キャラクターがSEEDを発現させた事を指す用語。発現時の描写として、脳裏で種のような物が割れるイメージが描かれている事から命名された。
- ためらいを消し去るポーズ
- 『機動戦士ガンダムAGE』の第4期オープニング「AURORA」のオープニング映像において、「ためらいを消し去れたなら」の歌詞が流れている際にガンダムAGE-FXが取っているポーズを指す用語。Cファンネルを機体前方に半円状に展開させ、ためらいを消し去るかのように左手を振り払う。
- 痔 / 痔悪化
- ディアッカ・エルスマンのあだ名・略称の1つ。名前の「ディアッカ」に漢字を当て字したもの。
- 炒飯
- ディアッカ・エルスマンのあだ名の1つ。「家に帰ったら台所にディアッカがいた」という設定のネタスレッド「ディアッカと俺の関係」において「ディアッカの作ったチャーハンを食べた。うまかった」という書き込みがネタとして昇華したのが由来。
- 通常の三倍
- 赤い彗星ことシャア・アズナブルの代名詞「通常の三倍の速度」が由来。これに肖って「赤いもの=通常の三倍の○○○」とするオマージュ・パロディがガンダムシリーズのみならず各作品・媒体で見られる。
- ヅラ / カツラン
- アスラン・ザラに対するあだ名。同キャラクターを演じる石田彰氏がギャグアニメ『銀魂』において「ヅラ」のあだ名で呼ばれる桂小太郎 (かつら こごろう)を演じていた事からそのまま用いられた。加えて、HDリマスター化以前のSEED本編において、シーンによってアスランの額が幅広に描かれている場合があったため、カツラ疑惑と揶揄された事も影響している。
- 特徴がないのが特徴
- コウ・ウラキがジム・カスタムを評する際に用いた語句「特長がないのが特徴」の、ネット上などにおける誤用。本来の語句は「総合性能は優秀、しかし飛び抜けて高い性能は有していないのが特徴」という意味合いなのだが、これだと「目立つ部分がなくて目立つ」のような意味合いになってしまう。シンプルな機体ゆえあながち間違いでないかもしれないが。
- 独裁者
- ベルリ・ゼナムを指す言葉。彼の生まれと育ちが特別であった事をマスクが危惧したのが始まり。本人に独裁者になる気はさらさらない点に注意。
- トランザム祭り
- 『機動戦士ガンダム00』2ndシーズンの最終盤において、無数のガガが一斉にトランザムシステムを起動し特攻する光景から名付けられた。イナゴとも。
な行
- なーい
- 『機動戦士ガンダム00』1stシーズンの第1期オープニング「DAYBREAK'S BELL」の歌詞「願いは誰にも撃ち落せない」より。オープニング映像で同様の歌詞が流れるシーンが『00』のMAD動画「武力介入できないシリーズ」においてアイキャッチとして頻繁に用いられていた事から、オープニング映像が流れる動画などにおいて定番コメントとして用いられるようになった。
- 情けないモビルスーツ
- 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』においてシャア・アズナブルが発言した「情けないモビルスーツと戦って勝つ意味があるのか」が由来。相手のνガンダムがサイコフレームを搭載していなかった場合を仮定しての発言なのだが、νガンダム以前に交戦したリ・ガズィを指しての台詞と誤解されるケースが見られる。
- 何の光!?
- 『機動戦士ガンダムΖΖ』第45話でザクIII改に乗るマシュマー・セロが今際の際に発生させたサイコ・フィールド(サイコ・プレッシャー、サイコパワーとも)に驚愕したラカン・ダカランが放った台詞。ネット上では主に動画内に眩い光や激しく発光する物体が映った際にコメントされる。
- ニート
- ジャミル・ニートを指すあだ名。ファミリーネームが若年無業者を意味する「ニート」と被ってしまったがために、彼に対するあだ名としてネット上で用いられるようになってしまった。ただ、『X』放送当時に「ニート」という語句は存在しておらず、彼自身も艦長とMSパイロットを務める立派な有職者である点に注意。
- ニコる
- ニコル・アマルフィが死亡する事を意味する動詞。SEEDシリーズにおいてニコルの死亡シーンが度々回想シーンで流れる事から用いられるようになった。なお、動画サイト「ニコニコ動画」に実装されている所謂「いいね」と同様の機能にも同じ名称が用いられている。
- ニュータイプ撃ち
- 『1st』第33話でアムロが背後に回りこんだリック・ドムをニュータイプ能力で察知し振り向き撃ちで撃破した事から、主に振り向き撃ちやノールック射撃を指して用いられるようになった用語。
は行
- ○○○バズ
- バズーカ系の略称(例:ザクバズーカ ⇒ ザクバズ、ジャイアントバズーカ ⇒ ジャイバズ)。
- バナナ味
- 『機動戦士ガンダムUC』の主人公バナージ・リンクスの名前をもじったもの。
- ビーライ
- ビーム・ライフルの略称。
- ビスト神拳
- OVA『機動戦士ガンダムUC』のepisode 7最終盤において、ユニコーンガンダムがネオ・ジオングを相手に徒手空拳を繰り出し大ダメージを与えた事から命名された。漫画『北斗の拳』に登場する拳法、北斗神拳が由来。
- ビルギットだけを殺す機械かよ!
- 『機動戦士ガンダムF91』の登場人物ビルギット・ピリヨが無差別殺戮兵器バグを前にして放った台詞「人間だけを殺す機械かよ!」を改変したもの。確かに作中でバグに撃墜された描写があるモビルスーツパイロットはビルギットのみだが、それ以前に一般市民が虐殺されている場面があるため、ややツッコミどころのある改変ではある。
- ひろし
- 声優、藤原啓治氏が演じるキャラクターに対するあだ名(例:リョウ・ルーツ、アリー・アル・サーシェス)。同氏がアニメ『クレヨンしんちゃん』のキャラクター、野原ひろし役を演じていた事に由来する。
- 豚鼻
- ゲルググを指す用語。鼻に当たる部分に「・・」状の穴がある事が由来。
- 風呂栓
- 『ガンダム Gのレコンギスタ』に登場する機体ジャイオーンおよびパイロットのキア・ムベッキの最期を表したもの。シー・デスクの損傷箇所からの水の流出を食い止めるべく自らの機体を蓋代わりにした事に由来する。
ま行
- マザコン
- マザーコンプレックスの略語。ガンダム作品においても該当する人物にあだ名として用いられている。作中で実際にマザコン呼ばわりされた例もあれば(グレミー・トト)、そうとも解釈できる発言をしてしまったがためにネタキャラとして弄られるようになってしまった例も存在する(「ララァ・スンは私の母になってくれるかもしれなかった女性だ」と発言したシャア・アズナブル)。
- 魔中年
- アセム編におけるデシル・ガレット (青年期)を指す。フリット編でのデシル (少年期)の初登場回「魔少年」に因んでいる。
- まどかタイタス
- 魔法少女アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の主人公、鹿目まどかの立体物である「figma 魔法少女まどか☆マギカ 鹿目まどか」の手足をガンプラ「HG 1/144 ガンダムAGE-1 タイタス」の物に差し替えた物。画像掲示板群「ふたば☆ちゃんねるの模型裏板」で誕生したコラボ作品であり、その絶妙な組み合わせからネット上で一躍有名となり、中にはこれに肖ってフィギュアとガンプラをセット販売する店も現れた。これ以降、その他の魔法少女とロボット物のプラモデルを組み合わせた作例が見られるようになった。
- ミノ粉 (みのこな、みのふん)
- ミノフスキー粒子の略称。厳密には粉ではなく粒子なのだが、『Gの影忍』に登場する忍者は、トリカブト、マツの実等を混ぜ粉末状にした物を所謂霧隠れの術に使用している。
- ミンチよりひでぇや
- 『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』第6話で連邦兵が放った台詞…の誤植である。実際は「ミンチよりひでぇよ」であり、何らかの形で誤ったままネット上で広がる事となった。
- 紫ババア
- キシリア・ザビを指すあだ名。服の色が紫である事も含め、『1st』において老け顔で描かれていた事が起因している。
- 紫豚
- ニナ・パープルトンを指すあだ名。蔑称としての意味合いが強い。名字のパープルを紫、トンをそのまま豚になぞらえている。
- 盟主王
- ムルタ・アズラエルに付けられたあだ名・敬称。同キャラクターを演じた檜山修之氏がロボットアニメ『勇者王ガオガイガー』の主人公、獅子王凱を演じていた事に因んで、「勇者王」をもじる形で名付けられた。
- モビル○○○
- ガンプラで商標上の都合から用いられる商品名(例:モビルジン、モビルゲイツ)。特にゲイツについては発売当時、マイクロソフト社に同名の人物がいた事が引き合いに出される。
や行
- 焼け野原ひろし
- アリー・アル・サーシェスのあだ名。由来は上記の「ひろし」の項で説明した通りだが、こちらはアザディスタン王国を含め各地を焼け野原に変えていった事から「焼け野原+野原ひろし=焼け野原ひろし」といった感じで用いられるようになった。藤原啓治氏の演じる炎属性キャラもしくは悪役キャラを指す言葉としても用いられる。
- 妖怪首おいてけ
- ガンダムAGE-FXのあだ名。Cファンネルによってヴェイガン機の頭部コックピットを切り離し無力化する事から名付けられた。元ネタは平野耕太の漫画作品『ドリフターズ』。『AGE』に企画協力している会社レベルファイブがゲーム・アニメ『妖怪ウォッチ』を手掛けている事も起因していると思われる。
ら行
- ラクシズ
- 軍事同盟、三隻同盟に対する蔑称。地球連合軍やザフト軍に対し第三勢力として喧嘩両成敗に等しい強制武装解除を実行した事から主にアンチの間で用いられるようになった。元ネタは『機動戦士Ζガンダム』に登場した軍事組織アクシズで、同じく第三勢力としてエゥーゴとティターンズの抗争に参戦した事に因んだものと思われる。
- ララァ・スン専用モビルアーマー
- エルメスが商品化した際に用いられる商品名。同名のブランドが存在する事から商標上の都合でこのようになっている。
- ロリコン
- ロリータコンプレックスの略語。ガンダム作品においても該当する人物にあだ名として用いられている(例:ハリソン・マディン)。
わ行
- ○枠
- プロトアストレイシリーズの通称。ガンダムアストレイ レッドフレームであれば「赤枠」、ブルーフレームであれば「青枠」といったように、機体骨格を意味する「フレーム」を「枠」に置き換えている。
公式に逆輸入された俗語・俗称
- 金ジム
- アルヴァアロンの事。ジム風の頭部を有している事から名付けられた。後に二期ドラマCDで公式に「金ジム」と呼称されている。
- 強いられ~ (強いられた / 強いられる)
- 無理に物事をさせられる事。『機動戦士ガンダムAGE』の登場キャラクター、イワーク・ブライアが発言した「強いられているんだ!」が由来。同台詞がカルト的人気を博した事から、番組内やゲーム・書籍などといった媒体においてさりげなく使われるようになった(例:「過酷な環境で生きることを強いられた者達は~(ガンダムAGE キオ編ナレーション)」)。
- 「刹那、トランザムは使うなよ」「了解、トランザム!」
- 『機動戦士ガンダム00』2ndシーズン第6話におけるイアン・ヴァスティと刹那・F・セイエイのやり取りを「イアンの発言をフリと受け取った刹那がトランザムを発動する」というネタにしたもの。実際の本編ではダブルオーガンダムのツインドライヴの同調が安定しておらず、トランザムの使用を極力避けるべき状態だった事から
イアン「刹那、トランザムは使うなよー!」
刹那「了解」
といったやり取りが交わされたのだが、敵のアヘッド・サキガケの猛攻の前に止む無くトランザムを使用する展開になった。
公式もこのネタに影響を受けたのか、『ガンダム00 Festival 10 “Re:vision”』において、新生ソレスタルビーイングに加入してから間もないのにも関わらずいきなりガンダムで出撃しようとするグラハム・エーカーに対し、ライルが「トランザム使うなって言っても使うぞ」と発言している。 - 全裸
- フル・フロンタルの事。元の名前自体が「全裸」を意味してるため、自然とユーザーの間で広く用いられるようになった。後に公式PV「episode1-6ダイジェスト 100秒でわかる!機動戦士ガンダムUC」でフル・フロンタルの紹介映像が流れた際に「実は全裸という意味!」というテロップが堂々と映されている。
- ボトムズ
- ロボットアニメ『装甲騎兵ボトムズ』シリーズの事。ザクフリッパーの頭部カメラが同作品に登場するスコープドッグ、スタンディングタートル、スナッピングタートルなどの物に類似している事から、比較の際に作品タイトルがよく挙げられる。近年では『ガンダムビルドファイターズ』第13話や『ガンダムバトルオペレーション2』のザクフリッパー実装イベント等々、公式作品においてザクフリッパーとボトムズを組み合わせたパロディネタが見られるようになっている。