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− | + | いびつな星型をしたアクシズ本体と球状の小惑星「モウサ」によって構成されており、モウサは主に居住区画として用いられている。これはジオンの逃亡艦隊を受け入れる際に接続された物であり、アクシズ発祥の地、組織としての象徴とも呼ばれている<ref>モウサは遠心力による人工重力の発生装置は備えておらず、アクシズ自体を回転させる事で得ていたとするのが通説とされている。</ref>。 | |
− | + | [[核パルスエンジン]]による独力での移動が可能であり、[[グリプス戦役]]時には単独でアステロイド・ベルトから地球圏への移動を行っている。また、単独での移動能力を有していた事から戦略級の質量兵器として用いられており、アクシズはグリプス戦役から第二次ネオ・ジオン抗争の間に三度質量兵器として用いられ、更に第一次ネオ・ジオン抗争時には[[グレミー・トト]]によってモウサも質量兵器として使用された。 | |
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+ | [[第一次ネオ・ジオン抗争]]で[[ネオ・ジオン]]が敗退した後は連邦政府によって管理されていたが、[[シャア・アズナブル]]率いるネオ・ジオンに政治的に譲渡され、[[地球寒冷化作戦]]に用いられている。その際、[[ロンド・ベル]]隊の破壊工作によってアクシズは二分されたものの、後方は地球への落下コースを辿る。しかし、[[νガンダム]]の[[サイコフレーム]]が発生させた[[サイコフィールド]]によって地球への落下軌道を離脱。その後も地球圏からの離脱コースを取り続け、最終的に地球圏から離脱した。 | ||
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+ | 一年戦争後に地球圏から逃れたジオン残党艦隊<ref>ア・バオア・クー戦に参加した部隊の他、ジオン本国、グラナダで防衛を担っていた部隊も含む。</ref>の大半が小惑星アクシズに集結し結成したジオン残党勢力。ドズルの遺児[[ミネバ・ラオ・ザビ]]を女王として擁立しており、[[ジオン公国]]の正当組織を自称している。 | ||
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+ | 宇宙世紀0081年にミネバを擁する3万人規模の艦隊を受け入れたが、当時のアクシズにはそれだけの人員を収容出来るだけの能力はなく、それ以降もアクシズへの人口流入<ref>ジオン共和国からの亡命者をはじめ、アクシズの噂を聞きつけた残党部隊やアクシズ艦隊が回収した[[デラーズ・フリート]]の兵士等。</ref>が続いた為、[[マハラジャ・カーン]]を中心にアクシズの要塞化とモウサの拡張が行われた。 | ||
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2023年8月14日 (月) 19:03時点における最新版
アクシズ(Axis)編集
アステロイド・ベルトに位置するジオン軍の小惑星基地および同基地を拠点とするネオ・ジオン軍(ハマーン軍)の通称。
小惑星アクシズ編集
木星と火星の中間に位置するアステロイド・ベルトに存在するジオンの小惑星基地。宇宙世紀0072年にジオン共和国が資源採掘基地として徴用したのが始まりとされる。くり抜かれた内部にはデギン・ソド・ザビと結託した宇宙資本系の統合企業体によって巨大プラントが設置された。この計画はコードネーム「アクシズ」と呼ばれ、それがそのまま小惑星の名称として用いられるようになる。そして、一年戦争終結後、ドズル派のジオン逃亡艦隊がこの基地に逃れた事から一年戦争後最大のジオン残党組織の拠点として扱われるようになった。
いびつな星型をしたアクシズ本体と球状の小惑星「モウサ」によって構成されており、モウサは主に居住区画として用いられている。これはジオンの逃亡艦隊を受け入れる際に接続された物であり、アクシズ発祥の地、組織としての象徴とも呼ばれている[1]。
核パルスエンジンによる独力での移動が可能であり、グリプス戦役時には単独でアステロイド・ベルトから地球圏への移動を行っている。また、単独での移動能力を有していた事から戦略級の質量兵器として用いられており、アクシズはグリプス戦役から第二次ネオ・ジオン抗争の間に三度質量兵器として用いられ、更に第一次ネオ・ジオン抗争時にはグレミー・トトによってモウサも質量兵器として使用された。
第一次ネオ・ジオン抗争でネオ・ジオンが敗退した後は連邦政府によって管理されていたが、シャア・アズナブル率いるネオ・ジオンに政治的に譲渡され、地球寒冷化作戦に用いられている。その際、ロンド・ベル隊の破壊工作によってアクシズは二分されたものの、後方は地球への落下コースを辿る。しかし、νガンダムのサイコフレームが発生させたサイコフィールドによって地球への落下軌道を離脱。その後も地球圏からの離脱コースを取り続け、最終的に地球圏から離脱した。
アクシズ(組織) 編集
一年戦争後に地球圏から逃れたジオン残党艦隊[2]の大半が小惑星アクシズに集結し結成したジオン残党勢力。ドズルの遺児ミネバ・ラオ・ザビを女王として擁立しており、ジオン公国の正当組織を自称している。
宇宙世紀0081年にミネバを擁する3万人規模の艦隊を受け入れたが、当時のアクシズにはそれだけの人員を収容出来るだけの能力はなく、それ以降もアクシズへの人口流入[3]が続いた為、マハラジャ・カーンを中心にアクシズの要塞化とモウサの拡張が行われた。
マハラジャの死後はその娘のハマーン・カーンがミネバ・ラオ・ザビを擁してアクシズを地球圏に帰還する方針が固められ、同時にガンダリウムγの研究や各種兵器開発等を進めつつ地球連邦軍との交戦に備えた。
地球圏への帰還と同時にグリプス戦役に参戦し、エゥーゴ、ティターンズとの三つ巴の戦闘を繰り広げつつも戦力を温存。続く第一次ネオ・ジオン抗争でネオ・ジオンに改称して連邦に宣戦布告した。