ロナ家 (Ronah Family)

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ブッホ・コンツェルンの創業者シャンホルスト・ブッホの血脈に連なる一族。元々の家名はブッホであったが、宇宙世紀0068年に欧州の名門貴族家であるロナ家の家名を買い取り、以降は「ロナ」と名乗るようになった。

シャンホルストは大衆の欲望に端を発する平等論を否定し、自由主義が人類全体の腐敗と堕落を招いていると考えており、その思想は息子であるマイッツァー・ロナに引き継がれ、力を持ちすぎた人類の存続のためには高貴な精神性を持つ為政者が支配する統制社会が必要だとしてコスモ思想主義を掲げるに至った。更にマイッツァーは自らの理想実現のため、息子ハウゼリー地球連邦政府に議員として送り出し、絶対民主主義の弊害としての連邦政府の腐敗構造を大衆に知らしめようと試みた。また、コスモ貴族主義を普及するための宗教団体コスモ・クルス教団を設立した。

ロナ家はこのような活動によって貴族主義者と呼ばれる支援者と大衆の支持を集める一方、マイッツァーは早くから理想国家建設を企図し、軍事力としてクロスボーン・バンガードを秘密裏に設立。宇宙世紀0123年にサイド4フロンティア・サイドへ侵攻し、コスモ・バビロニア建国戦争と呼ばれる戦争を仕掛け、理想国家の建国を実現させる。マイッツァーは国民統合の象徴として自身の自身の孫娘ベラ( セシリー・フェアチャイルド)を立てたが、宇宙世紀0127年4月に彼女の口からコスモ貴族主義に基づく階級社会を否定する演説が成されたことでコスモ・バビロニアは内部分裂し、瓦解することになった。

登場作品

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機動戦士ガンダムF91
初登場作品。クロスボーン・バンガードを束ねる一族として登場し、その野望にセシリー・フェアチャイルドが巻き込まれていく形で物語が幕を開けるが、その発祥やクロスボーンの挙兵に至る背景などは小説版で補完されることになった。
機動戦士クロスボーン・ガンダム
コスモ・バビロニア建国戦争後のロナ家の動向が断片的ながら語られており、宇宙海賊クロスボーン・バンガードを率いることになったセシリーが貴族主義者からの支援を得るべく敢えてベラ・ロナを名乗っている他、ハウゼリーの娘シェリンドン・ロナも戦後の貴族主義者を束ねるべくコスモ・クルス教団を率いている。
機動戦士クロスボーン・ガンダムメカニック設定集
『クロスボーン・ガンダム』の初期企画案でマイッツァーが連邦政府との戦後工作でコスモ・バビロニアの建国を断念しながらもその交換条件として戦犯容疑一切を不問にしたことが語られており、またドレル・ロナはシェリンドンと男女関係に陥ったために『クロスボーン』に登場しなかったことが示唆されている。
機動戦士ガンダムF90FF
ハウゼリーがロナ家とは別の方法で地球連邦政府の改革を行っていることが語られ、カロッゾ・ロナもその行動を危険視しつつも賛同していた。
機動戦士ガンダムF91 プリクエル
コスモ・バビロニアの建設とクロスボーン・バンガードの編成がハウゼリーの暗殺を切っ掛けにカロッゾがマイッツァーに提案したものとされ、これがコスモ・バビロニア建国戦争へと繋がる流れとなっている。

人物

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シャンホルスト・ブッホ(シャンホルスト・ロナ)
ブッホ・コンツェルンの創始者。ブッホ・ジャンク社を創業し、一代でこれを大企業にまで育て上げた。
エンゲイスト・ロナ
シャンホルストの長男。連邦中央議会議員を経てコロニー公社に天下りし、短期間ながら副総裁と総裁として公社を運営した。
マイッツァー・ロナ
シャンホルストの次男。シャンホルストの跡を継ぎロナ家の当主となり、コスモ貴族主義の基本理念を作り上げた。
ハウゼリー・ロナ
マイッツァーの長男。伯父の政治基盤を継いで連邦中央議会の議員となり、地球保全法案や過当医療禁止法などを上程し、市民の支持を集めるが、宇宙世紀0118年に暗殺された。
テス・ロナ
ハウゼリーの妻。大手スーパーマーケットチェーン「ナイス・グロズリー」の社長令嬢。ハウゼリーが暗殺されたショックで狂乱し、認知症となる。
ナディア・ロナ
マイッツァーの長女。ハウゼリーの妹。貴族主義に嫌気がさし、シオ・フェアチャイルドと駆け落ちする形で家を出た。
カロッゾ・ロナ
ナディアの婿。元はバイオコンピューター関連の技術者だったが、コスモ貴族主義に傾倒しナディアと結婚するも、義兄の死と妻に逃げられた絶望から仮面で素顔を隠し、鉄仮面と呼ばれるようになった。
ドレル・ロナ
カロッゾの長男。カロッゾの連れ子であり、ロナ家の血筋にはないため武勲をあげるべくコスモ・バビロニア建国戦争では自ら大隊を率いて前線に立った。
ベラ・ロナ
ナディアとカロッゾの長女。幼い頃に母に連れ出され、長らくセシリー・フェアチャイルドと名を変えて生きてきた。コスモ・バビロニア建国戦争では里帰りを果たすも、その後ロナ家とは決別。
シェリンドン・ロナ
ハウゼリーの娘。コスモ・バビロニア建国戦争後、貴族主義者を束ねるコスモ・クルス教団の代表となる。
ディナハン・ロナ
ハウゼリーの息子。シェリンドンの弟。ハウゼリーの死後は祖父に引き取られ育てられる。

関連組織

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ブッホ・ジャンク社 / ブッホ・コンツェルン
クロスボーン・バンガード
コスモ・クルス教団
バーナム

リンク

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