ガイア

ミゲル・ガイアから転送)
ガイア
外国語表記 Gaia
登場作品
声優
  • 政宗一成 (TV版『1st』)
  • 徳丸完 (劇場版)
  • 一条和矢 (THE ORIGIN)
  • 上田燿司 (GQuuuuuuX)
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    プロフィール
    フルネーム A=ガイア (MSV)
    ミゲル・ガイア (THE ORIGIN)
    異名 黒い三連星 (オルテガマッシュも含む)
    種族 人間 (スペースノイド)
    性別 男性
    没年月日 宇宙世紀0079年11月
    職業 MSパイロット (小隊長)
    所属組織 ジオン公国軍 突撃機動軍
    所属部隊 黒い三連星
    階級 大尉
    主な搭乗機
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    概要編集

    ジオン公国軍突撃機動軍第七師団第一MS大隊司令部付き特務小隊「黒い三連星」のリーダー。髭面が特徴の大尉。

    ジェット・ストリーム・アタックの際には先陣を担当し、その後にマッシュオルテガが続く。

    宇宙世紀0079年11月、キシリア・ザビの命令で他の三連星のメンバーと共に地球へ降下し、補給中のホワイトベースを襲撃し、ガンダムに対してジェットストリームアタックを仕掛けたが、ガンダムにドムを踏み台にされてマッシュを失い、その後再度オルテガとともにガンダムへ挑むも、戦死した。

    登場作品と役柄編集

    機動戦士ガンダム
    初登場作品。第24話で初登場。ガンダムに2度もジェットストリームアタックをかけるが、いずれも相手に見切られ、マッシュを失う。続く第25話でオルテガと共にガンダムと再戦し、Gスカイ・イージーとの連携術を見せるガンダムに対し空中戦でも渡り合う実力の高さを見せた。しかしオルテガは空中戦の末に撃墜され、ガイアもガンダムに止めを刺そうとして返り討ちに会い撃墜された。劇場版『哀・戦士編』では、ガンダムとの戦闘が1回に変更され、ニュータイプの片鱗を見せるアムロの操縦の前に敢え無く全滅する。
    機動戦士ガンダム THE ORIGIN
    フルネームが「ミゲル・ガイア」と設定された。ラル隊に次ぎホワイトベース隊と交戦する件は『1st』と同様だが、マッシュ戦死後はガイア・オルテガをそれぞれ小隊長としたドム2個小隊でガンダムにリベンジを仕掛け、「Wジェット・ストリーム・アタック」を披露している。また、一年戦争以前は同僚のマッシュ、オルテガと共にモビルスーツの前身となるモビルワーカーの開発に携わり、後に合流したランバ・ラルも加え、実戦さながらの激しいテストを繰り返していた。その後もパイロットとしてスミス海の戦いに参加し、連邦の機体を蹂躙し、ルウム戦役では高機動型ザクIIへ乗り換えてレビル将軍を捕縛する活躍を見せた。
    MSV
    ドム以前の専用機が設定され、ガイア達がいかにして黒い三連星の名を知らしめる活躍ぶりを見せたかが明らかになった。
    機動戦士ガンダム THE MSV
    黒い三連星として有名になっていく過程が描かれており、ジェットストリームアタックの誕生秘話も描かれた。
    機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像
    SDガンダム GGENERATIONシリーズ
    第1作では劇場版の徳丸完氏が声を担当。『F』ではTV版の政宗一成氏になった。『3D』以降の作品からは再び徳丸氏に戻った。
    機動戦士Gundam GQuuuuuuX
    第5話で登場。軍を退役し、オルテガとともにジャンク屋業の傍らイズマ・コロニークランバトルに参加。ジャンクの買い取り価格の変動から次の戦争が近いと予測し、傭兵への鞍替えを画策。その一歩として名声を得るためにGQuuuuuuX赤いガンダムとのバトルに挑んだものの、GQuuuuuuXに乗っていたニャアンがオメガ・サイコミュを発動させた直後から見せた型破りな戦法に狼狽して敗北。最終的に赤いガンダムリック・ドムの頭部を切り飛ばされ、直後に誘爆した機体と共に爆散した。

    人間関係編集

    ジオン公国軍 編集

    オルテガ / マッシュ
    部下。階級はガイアが最も高いが、三人共フランクな関係を築いている。
    キシリア・ザビ
    所属する突撃機動軍の最高司令官。
    マ・クベ
    地上任務時の上官。現場主義のガイアとは反りが合わなかった。
    シン・マツナガ
    ルウム戦役で自分達が拘束したレビルを逃がす原因を作った張本人。所属する派閥の関係もあって、かなり険悪な間柄にある。

    地球連邦軍編集

    レビル
    ルウム戦役で拘束した、連邦軍の最高司令官。
    アムロ・レイ
    マッシュを討った怨敵。善戦するも最終的にはオルテガと共に敗れる。

    名台詞編集

    機動戦士ガンダム 編集

    「オルテガ!マッシュ!モビルスーツにジェットストリームアタックを掛けるぞ!」
    第24話より、ジェットストリームアタック初披露時に。黒い三連星の代名詞、ジェットストリームアタックといえばやはりこのセリフだろう。阿吽の呼吸で繰り出される必殺の連携攻撃だが、ガンダム相手には果たして…?一方「哀・戦士編」では頭に「あのパイロットめ、間違いなくニュータイプだ!」の台詞が追加されており、TV版よりも早い段階でニュータイプについて触れられるシーンとなっている。
    「あぁっ!?俺を踏み台にしたぁ!?」
    上記の直後、2回目のジェットストリームアタックでガンダムに乗機を踏み台にされた際に。拡散ビーム砲による目くらましには成功したものの、乗機を踏み台に回避と攻撃動作を同時に行うという意表を突く戦法を取られ驚愕。程なくしてマッシュを討ち取られてしまう。一連の戦闘も含めて同作で特に有名な台詞である。
    「ドムとてこういう芸当はできる!」
    第25話より、Gスカイ・イージーに乗るガンダムに対し空中から突撃をかけた際に。直後に相手のシールドを叩き斬った上、続く空中戦ではGスカイ・イージーの上からガンダムを叩き落とすなど、地上を滑走するドムのイメージを覆すような空中機動を見せた。

    機動戦士ガンダム THE ORIGIN 編集

    「通常の三倍のスピード……まるで赤い彗星だ」
    第1巻「青い目のキャスバル」の冒頭。連邦艦隊にモビルスーツ戦を仕掛け、戦場を駆け抜けるシャアをこう称した。自らも散々に連邦軍を叩きのめしながらもオルテガの「あの野郎……疾いな」からマッシュの「シャアか」に続いて。強面のガイアだが、なかなかの詩人である。なお、ここで「通常の三倍のスピード」と明確に発言していることから「スピードが3倍」である説は濃厚になったが、これが「通常のザクの3倍の速度」なのか「通常速度の3倍」なのかは依然不明。
    なお、テレビ放送版『THE ORIGIN』では別の台詞に差し替えられている。

    その他 編集

    「俺達と一緒に戦う時が来たら、機体を黒く塗ってこいよぉ!そうしたら、黒い四連星にしてやらん事もないぞぉ!ハッハッハ!」
    PS2用ソフト『機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙』の黒い三連星編ステージ2より、敵部隊撃破後に新兵達へ向けた言葉。エースから直々にお誘いの言葉が貰えるとは、実に幸運な新兵達である。これは頑張らずにはいられないだろう。

    搭乗機体・関連機体編集

    ドム
    『1st』での搭乗機。高機動型ザクに代わって搭乗するが、これが黒い三連星最後の搭乗機となった。
    黒い三連星専用ザクIIS型
    黒い三連星の搭乗機の1つ。この機体からパーソナルカラーである黒と紫に塗られるようになった。
    黒い三連星専用ザクI
    ジオン教導機動大隊で開かれた特別講習に臨時教官として招かれた際の搭乗機。新兵達に黒い三連星の腕前を披露した。
    黒い三連星専用高機動型ザクII
    S型に代わって支給された機体。R-1A型に分類される。この機体で黒い三連星の名をさらに知らしめる活躍ぶりを見せた。
    黒い三連星専用高機動型ザクII (THE ORIGIN版)
    『THE ORIGIN』版デザインの高機動型ザク。『MSV』設定とは異なり、ルウム戦役の時点で搭乗している。
    ザクI
    『MSV』で最初期の搭乗機として名前が挙がっている。『THE ORIGIN』ではスミス海の戦いで搭乗。『MSV』の専用ザクIとは異なり、ダークグレーで塗装されている。
    ザクIIC型
    『MSV』で一年戦争初期の搭乗機の1つとして名前が挙がっている。資料によってはこの時点で黒と紫のパーソナルカラーが使用されていた事になっている。
    リック・ドム (GQ)
    『GQuuuuuuX』での乗機。

    ゲームオリジナル機体など 編集

    高機動型ゲルググ (黒い三連星専用機)
    高機動型ゲルググの専用機。『ギレンの野望』シリーズに登場。高機動型ゲルググの速さに黒い三連星の速さが合わされば、まさに無敵と言えるだろう。
    高機動型ギャン (黒い三連星専用機)
    こちらは高機動型ギャン版。同じく『ギレンの野望』シリーズに登場。黒い三連星の突撃力にギャンの格闘戦能力は打ってつけだろう。

    商品情報編集

    資料リンク 編集

    リンク編集