パプア級
外国語表記 Papua Class
登場作品
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スペック
分類 宇宙戦艦 ⇒ 宇宙補給艦
全長 230m (300mとも)
253m (IGLOO)
全高 155m
75m (IGLOO)
全幅 145.6m
119.2m (IGLOO)
全備重量 19,000t
最大積載量 8,000t
推進機関 熱核ロケットエンジン
カタパルト数 2基
開発組織 ジオン公国軍
所属 ジオン公国軍
就役
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概要 編集

ジオン公国軍の補給艦。2つの艦体を並べて接続した双胴構造を持ち、両者を繋ぐ構造体が下方に伸び、そこに艦橋を有している。

チベ級と同時期に開発され、元々はミサイル艦として運用されていたが、一年戦争開戦前に補給艦として改装された。旧型艦を転用した補給艦にも関わらず補給能力は高く、本艦一隻でムサイ級二隻分の物資を運搬・補給する事が出来る。

船首部には大型のハッチを、両舷にはムサイ級と規格を統一したコンベアパイプを備えており、補給を円滑かつ迅速に行う事が可能。

モビルスーツの搭載は可能であるが、整備施設は有しておらず、排熱の少ないザクIのみ運用が可能であったとされる。また搭載火器も対空機関砲のみであり、積載能力も後継艦であるパゾクより低かった。

同型艦 編集

艦名不明艦
『1st』に登場したガデムが指揮する艦。シャアムサイ級ファルメルに補給物資を届けた。TV版では補給中にホワイトベースの奇襲を受け、全ての補給物資を届ける前に轟沈した。劇場版では奇襲を受けずに任務を完遂している。『THE ORIGIN』では補給後に轟沈した。
ドライドフィッシュ
サンダーボルト』に登場するリビング・デッド師団の母艦。艦長はバロウズサイド4宙域でムーア同胞団と交戦した。

登場作品 編集

機動戦士ガンダム
初出作品。第3話で初登場し、ガデム指揮のもとシャアのファルメルに補給を行い、ザクIIの補給に成功するものの、ホワイトベース隊の奇襲によって為す術も無く撃沈された。一方、劇場版では戦闘シーンがカットされたため、予定通り作業を完了している。以降は第35話でビグ・ザムの輸送を務めた艦などが登場したが、基本的に背景に登場するだけの地味な役回りとなっている。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN
こちらではMS運用能力が追加されており、船首部側面のグレーの部分が開放し、シャア専用ザク等が発艦する描写が描かれている。
機動戦士ガンダム MS IGLOO
『一年戦争秘録』第1話を始めに補給艦として複数艦登場する。
機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線
地球侵攻作戦の様子が描かれた第1話で、多数の艦が軌道上に集結。船首部のハッチから1隻につき24個の物資投下コンテナを投下した。
機動戦士ガンダム サンダーボルト
ドライドフィッシュが登場。MS搭載能力を持つ空母として位置づけられている。

装備・機能 編集

武装・必殺攻撃 編集

連装対空機関砲
船体各所に複数装備されている2連装の対空機関砲。

艦載機 編集

ザクI
主な艦載機。補給作業、或いは自衛用に搭載されている。パプア級にはMSの搭載能力がなく、ジェネレーターの排熱量が低いザクIのみが運用可能であったとされる。
ビグ・ザム
『1st』第35話にて分解した状態でソロモンへと輸送した。
ヨルムンガンド
『一年戦争秘録』第1話にて4つのモジュールに分解した状態で輸送し、ヨーツンヘイムへの積み込み作業を行った。

対決・名場面 編集

関連艦 編集

パプア級後期型
ルンガ沖砲撃戦』にて登場。艦載機のドラッツェガンダム試作1号機フルバーニアンと交戦、撃墜された後、ソロモンへ向けて逃走した。明確な設定が無いため、補給艦として改装されたパプア級と補給艦としてのパプア級の後期生産型のどちらを示すのかは不明。
パゾク級
後継艦。

リンク 編集