スピードキング

スピードキング
外国語表記 Speed King
登場作品 機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人
デザイナー 長谷川裕一
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スペック
コードネーム イカロス (サナリィ側からの呼称)
分類 試作型モビルスーツ
生産形態 試験運用機 (ワンオフ)
主動力 熱核融合炉
開発組織 アナハイム・エレクトロニクス社
所属 アナハイム・エレクトロニクス社 → 宇宙海賊クロスボーン・バンガード
主なパイロット
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概要

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サナリィが研究していたミノフスキードライブの技術を入手したアナハイム・エレクトロニクス社が、そのノウハウを利用して開発したミノフスキードライブ搭載の試作モビルスーツ。アナハイムの正式名称は「スピードキング」であるが、サナリィは本機に対し(皮肉の意味も込めて)「イカロス」のコードネームを付けている。

木星帝国との戦いで自沈したマザー・バンガードのミノフスキードライブシステムを搭載したサブマストをアナハイムが回収し、それを基に作られているが、実際にはMSの背中にマザー・バンガードの「帆」を改造した巨大な翼が付けられただけの運用試験用の機体である。その全幅は100mにも及ぶが、少ない戦力を運搬するのであればこの「帆」一枚で充分な加速を得ることができ、また光の帆をビーム・シールドとすることで単独での大気圏突入も可能である。

宇宙世紀0135年、ローズマリー・ラズベリーをテストパイロットとして宇宙での試験飛行を行っていたが、その最中に大気圏に突入し不時着。地球上で行方不明となってしまうが、その1年後神の雷計画阻止のために動いていた海賊軍と連邦軍により発見され、その後、中央のMS部分を外され、ミノフスキードライブユニットがアンヘル・ディオナに取り付けられることになり、以後はミノフスキードライブのみを「イカロス」と呼ぶようになった。

登場作品と操縦者

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機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人
初登場作品。第7話から登場。アナハイム・エレクトロニクス社による盗用行為を察知していたサナリィおよび、サナリィから情報提供を受けた宇宙海賊クロスボーン・バンガードのメンバーからは「イカロス」のコードネームで呼称されている。
元木星帝国という経歴を隠してテストパイロットに登用されたローズマリー・ラズベリーにより試験操縦を行ったものの、何らかのトラブル(ローズマリー曰く「まじめに働いたのが良くなかったのかねえ」)によりキンケドゥ・ナウ以来のビーム・シールドによる大気圏突入という事態を余儀なくされ、地上のグレートキャニオンに不時着した。不時着した後は責任追及を恐れたローズマリーが機体を放棄して逃亡した上、不時着の際に横向きの状態で崖に挟まり、衛星写真でもほぼ確認できない状態に陥ってしまっていたため、一年近く放置されていた。
その後、上述の通り、イカロスの情報を得た海賊軍が連邦軍と協力して帆の回収作業を実施。その最中に影のカリスト率いる木星軍がイカロス破壊を目的に襲撃してきたため応戦し、辛うじて死守に成功。回収された帆はアンヘル・ディオナ (木星決戦仕様)の装備へ転用された。
機動戦士クロスボーン・ガンダム 神の雷計画の真実
ローズマリーがテストパイロットを務め、神の雷計画を阻止する切り札として捜索が行われていたのは史実通りだが、墜落地点がグランド・キャニオンとなっており、木星まで高速航行が可能な機体が新たな火種になることを恐れたローズマリー自身の手で隠されたということになっている。

装備・機能

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特殊機能

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ミノフスキードライブ
背部の帆に搭載されているミノフスキー粒子の性質を利用した推進システム。

武装・必殺攻撃

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光の帆
ミノフスキードライブの持つエネルギーの推進力変換ロスによる産物。マザー・バンガードのミノフスキードライブが元々完成度の高い物であるため、帆の周囲に纏わせるほどしか発生しないが、性質としてはビーム・サーベルと同様であり、ローズマリーはこれをビーム・シールドとすることで大気圏突入を成功させている。

対決・名場面

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死闘の渓谷
『鋼鉄の7人』第9話より。本機が不時着したまま放棄された峡谷で発見されたことをエウロペ・ドゥガチとの精神感応により察知した影のカリスト率いる木星帝国軍と、神の雷計画を阻止する切り札である光の翼を死守するトビア・アロナクス&ミノル・スズキ&元死の旋風隊の混成チームによる激戦が幕を開けた。
トビア・アロナクス、ギリ・ガデューカ・アスピス、ミノル・スズキたち主力チームは影のカリストのインプルース・コルニグスに圧倒され、連邦軍は木星帝国の陽動部隊迎撃に駆り出された状況で、唯一バーンズ・ガーンズバックが迎撃に向かう。
慣れない機体な上に多勢に無勢で追いつめられてしまうが、トラウマを払拭したミッチェル・ドレッグ・ナーの救援により辛うじて「イカロス」防衛に成功する。
そしてこの戦闘中に「イカロス」へ搭乗し、エウロペ・ドゥガチが自らの死と「イカロス」の破壊を覚悟した際に発した意識を察知したことで影のカリストは勝ち誇ったものの、その直後に沈黙したと思われていたギリとスズキによる援護を受けたトビアに倒されたことから、この「イカロス」防衛戦における精神感応の誤認が影のカリストの運命にいくらかの作用を及ぼし、後の戦いに少なからぬ影響をもたらしたという見方ができる。

関連機体

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マザー・バンガード
本機に搭載されたミノフスキードライブは、この艦の帆の残骸を元にしている。
アンヘル・ディオナ (木星決戦仕様)
サナリィが改修したディオナの再設計機。木星決戦に際して、「イカロス」が装着していたミノフスキードライブの帆を引き継ぐ形で装備する。

リンク

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脚注

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