ザムス・ガル
外国語表記 ZAMOUTH-GARR
登場作品 機動戦士ガンダムF91
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スペック
分類 宇宙戦艦
艦級 ザムス・ガル級
搭載可能MS 20機前後
カタパルト数 4基
所属 クロスボーン・バンガード
主な艦長 ジレ・クリューガー
主な搭乗員 カロッゾ・ロナ
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概要 編集

クロスボーン・バンガード宇宙艦隊の総旗艦となる宇宙戦艦。最高司令官のカロッゾ・ロナ(鉄仮面)の座乗艦でもある。

高い火力とモビルスーツ運用能力を有する大型艦で、地球連邦軍の戦艦を上回る性能を持つ。艦橋下部に大型の格納庫を有しており、少なくとも20機前後のモビルスーツを運用可能であり、4基のカタパルトにより同時発着能力も極めて高い。また、クロスボーン・バンガードの艦艇の標準的機能であるブリッジの艦体収容機能も持ち、戦闘時のブリッジクルーの安全性が高められている。

本艦の建造にあたってはラフレシア・プロジェクトとも密接な関係があったとも言われており、完成したザムス・ガルは左右のカタパルトの切り離しが可能な上、艦首ブロックが分離可能であるという、異様な設計となっていた。艦首ブロックはガル・ブラウとも呼称され、バグの運用母艦として機能する。だが、起動には莫大な電力の補給を必要とするため、バグ運用時にはガル・ブラウのみを攻撃地域に隣接させて電力を供給し、艦本体は後退する形を取る。

艦長であるジレ・クリューガー以下、主要クルーはカロッゾ派によって占められており、艦載部隊の戦隊長すら、本艦の全容を把握することができなかったと言われている。その1つが格納庫の下に存在するもう1つの格納庫で、ラフレシアが収容されていた。

登場作品 編集

機動戦士ガンダムF91
初登場作品。ジレと鉄仮面の座乗艦として登場した。劇中後半ではバグを運用するためガル・ブラウを分離し、フロンティアIの核発電施設を動力源にして同コロニー内にバグを放出。住人の大量虐殺を行った。その後、ガル・ブラウはC・V軍を離反したベラ・ロナ (セシリー・フェアチャイルド)のビギナ・ギナに発見され、MSの残骸の熱核融合炉を用いた核爆発により撃沈。これを受け艦本体から鉄仮面がラフレシアで出撃したが、出撃中にラフレシア・プロジェクトの実態を知ったザビーネによってジレが殺害されている。

装備・機能 編集

特殊機能 編集

分離
艦は艦橋を含む本体、左右のMSデッキ、艦首部分(ガル・ブラウ)の計4ブロックに分離可能。分離後、本体のエンジンブロックは上方に畳まれる。
ガル・ブラウ
本体から分離して運用される艦首ブロック。バグ運用時にその母艦として機能する。なおバクの発進口は、合体時に隠匿される接合部に存在する。

武装・必殺攻撃 編集

2連装主砲
連装式の主砲。ブリッジ前方に4基、後方に1基搭載。
2連装副砲
連装式の副砲。両舷に2基搭載。分離時にはガル・ブラウ側に存在する。
2連装機銃
連装式の対空砲。艦首ブロック両舷に計6基搭載。これもガル・ブラウ側に存在する。

艦内設備 編集

ブリッジ
艦上部の艦橋。内部には作戦・航路図室も設けられているが、さほど広くはない。

搭乗員 編集

カロッゾ・ロナ
最高司令官。ブリッジでは指揮官席に座る。
ジレ・クリューガー
カロッゾの副官かつ艦長。ブリッジでは艦長席に座る。
ザビーネ・シャル
黒の部隊の指揮官を務めるMSパイロット。
アンナマリー・ブルージュ
偵察小隊を率いるMSパイロット。
ベラ・ロナ (セシリー・フェアチャイルド)
ロナ家の長女。ビギナ・ギナのMSパイロット。

艦載機 編集

対決・名場面 編集

関連艦 編集

ザムス・ギリ
クロスボーン・バンガードの主力艦である宇宙戦艦。
エンプラ級

商品情報 編集

リンク 編集