ロンド・ベル(Rondo Bell)
英語表記は「Londo Bell」の事も。
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場した、地球連邦軍の独立部隊。かつてのエゥーゴのメンバーも編入されている。有事の場合は独立した行動が認められている。与えられた戦力数は一個小艦隊程度ながらも、与えられた戦艦、モビルスーツは最新式。兵士達の技量や結束力も高い。本拠地をサイド1のロンデニオンに構えている。
ネオ・ジオンの地球寒冷化作戦を阻止できたのは、ロンド・ベル自体の戦力に因るところが大きい。
活動時期は宇宙世紀0090年からほぼ10年あまりとなっている。
第二次ネオ・ジオン抗争から12年後の『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の時代では、第13独立艦隊に編入されており、この時点での隊の状況は不明となっている(ロンド・ベル自体が第13独立艦隊に再編成されたという見解が一般的ではある)。
登場作品
人物
- ブライト・ノア
- 部隊の指揮官とラー・カイラムの艦長を兼任している。
- アムロ・レイ
- モビルスーツ部隊長。
- チェーン・アギ
- ラー・カイラムのメカニック。アナハイム・エレクトロニクス社へ出向してνガンダムの設計に参加した。
- ケーラ・スゥ
- アムロに次ぐ技量を持つモビルスーツのパイロット。
- アストナージ・メドッソ
- ラー・カイラムのチーフメカニック。ケーラとは恋仲。
- トゥース
- ロンド・ベル隊の戦術士官。
- メラン
- ラー・カイラムの副長。
- アンナ・ハンナ
- アストナージと共に過去の戦乱をくぐって来たメカニックマン。
- ジョン・バウアー
- ロンド・ベル結成に一役買った地球連邦政府の高官。ロンド・ベルに最新式の装備を与えた彼の功績は大きい。
- リディ・マーセナス
- ラプラス戦役時のネェル・アーガマ所属パイロット。戦役の推移に伴い、リゼル、デルタプラス、バンシィ・ノルンといった複数の機体に搭乗している。
- オットー・ミタス
- ラプラス戦役時におけるネェル・アーガマ艦長。
- トライスター
- ラー・カイラム所属のモビルスーツ部隊。0096年時最新鋭機であるジェスタを運用する。
- ハサウェイ・ノア
- 民間人。シャアの元へ奔ったクェスを取り戻すべく、ラー・カイラムに密航する。
保有戦力
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- ラー・カイラム
- 旗艦。
- クラップ級
- ラー・チャター、ラー・カイム、ラー・ザイム、ラー・エルム、ラー・キェム(ラー・ケイム)の5隻。
- νガンダム
- アナハイムが開発したアムロ専用モビルスーツ。
- リ・ガズィ
- アムロが強引にロンド・ベルに配備させた量産試作機。
- ジェガン
- ロンド・ベルの主力モビルスーツ。
- ジムIII
- 連邦軍の主力モビルスーツ。ロンド・ベルではジェガンに主力の座を渡しつつある。
- Hi-νガンダム
- 『ベルトーチカ・チルドレン』でのアムロ専用機。
- ジェダ
- 『ハイ・ストリーマー』に登場するジェガンのプロトタイプ。
機動戦士ガンダムUC
- ネェル・アーガマ
- ラー・カイラム就航前は旗艦として運用されていた。ΖΖの時代と比べて近代化改修が行われ、強襲揚陸艦として分類されている。
- ラー・カイラム
- 新たにミノフスキークラフトを搭載。地球で重力下試験を行っている。
- クラップ級
- キャロット、テネンバウム、ラー・デルス、ウンカイ、ダマスカスの5隻。
- アイリッシュ級
- オアシスが漫画『星月の欠片』に登場している。
- リゼル
- 可変量産型モビルスーツ。
- ジェガンD型
- 上記のジェガンに代わり配備されている。
- プロト・スタークジェガン
- スタークジェガンの運用試験機。
- ジェスタ
- ユニコーンガンダムの護衛機。ラー・カイラムに配備されている。
機動戦士ムーンガンダム
- クラップ級
- ラー・ギルスが登場している。
- リック・ディジェ
- ロンド・ベル発足時にアムロ専用機として司令部が用意した。
- ジェダ
- シータプラス
- シータプロジェクトにおけるフラグシップ機。ラー・ギルスに配備される。
- ジムIII・パワード
- ベテランパイロット用に改造されたジムIII。
- ジムIII
- 連邦軍の主力モビルスーツ。すでに旧式化している。
- ジムIII (カラバカラー)
- 同じ機体のカラーバリエーション機。