RFギャン
外国語表記 RF Gyan
登場作品
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スペック
分類 白兵戦用モビルスーツ
生産形態 レプリカ機 (RFシリーズ) / 少数生産機
型式番号
  • OMS-15[1]
  • OMS-15RF-1 (前期型)
  • OMS-15RF-2 (後期型)
頭頂高 20.3m
全備重量 40.3t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 3,230kw
スラスター総推力 97,300kg
所属組織
主なパイロット ベルヒルト・トイガー
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概要 編集

オールズモビルの開発した近接格闘戦用モビルスーツ。旧ジオン公国軍の「ギャン」のリファイン機。他のRFシリーズと同様、前期型と後期型に分類される。

前期型 編集

宇宙世紀0115年12月10日にNSPアメリア・コロニーで行ったテロで投入された機体。前期型の交戦報告はこれ以外に残されておらず、この1機のみの試作、あるいは少数量産にとどまったものと推測される。この際の交戦データおよび現場に残された残骸を元にサナリィが分析したところでは、RFザクと同様のムーバブルフレームを採用し、各部フィールド・モーターを近接戦闘用にチューニングしているものの、全体的に手堅い(あるいは凡庸な)設計に留まる近接格闘戦用の第2世代MSという評価であった。

後期型 編集

火星独立ジオン軍が投入した近接格闘型MSの1機種。開発開始時期は定かではないが、RFザクと同様のムーバブルフレームを使用し、ガンダムF90II号機奪取後に木星圏で設計され、火星工廠で生産されたものと見られる。

前期型に比べ幾分ながら野心的な構成を持ち、胴体部はフレームこそRFザクと同様のフレームを使用しているが、胸部放熱機構はジオン系ではなく連邦系のレイアウトを採用しており、奪取したF90II号機の技術的フィードバックが見て取れる。

頭部もR・ジャジャに近いレイアウトとなり、前線指揮統制機(CAG)としての機能を持つ高度なデータリンク機能と、それをサポートする学習型コンピュータが搭載されている。

脚部は瞬発力と旋回性能に優れたもので、膝下装甲内部には複合ベクタード・ノズルタイプのアポジモーターが仕組まれている他、膝には打突を想定したスパイクを有する。

バックパックはRFザクの基本的な設計を踏襲しつつ大型化しており、補助アポジモーターが取り付けられた高機動タイプとなっている。このバックパックはRFドムRFゲルググとの互換性を有しており、中距離支援機としても運用可能であった。

第一次オールズモビル戦役では先行試作型の1機がヒルベルト・トイガー大尉の操縦で火星に降下したデフ・スタリオンのガンダムF90と交戦、撃墜されており、これが本機の初確認となっている。

RFギャンの生産数はRFゲルググに比して少なく、オールズモビルの作戦行動のほとんどは小隊レベルのものであったため、CAG機の出番はさほど多くなかったとされる。しかし、その少ない出撃事例の中でRFギャンは高い戦果を上げており、ミノフスキー粒子下における近接格闘戦というものがMSの本質であることを見せつけた。他のRFシリーズ同様、Fシリーズほどの高性能は与えられていないが、当時の連邦軍には格闘戦に特化した機体は存在せず、RFギャンやRFグフは「格闘戦においてヘビーガンGキャノンを凌駕しうる」という一点で十分な戦術的アドバンテージを有していた[2]

登場作品と操縦者 編集

機動戦士ガンダムF90
初登場作品。第6話に登場し、作中のジオン系MSの中では唯一外見上で大きな違いのある機体となっている。シールドのみを携行した状態でゲルググキャノンなどと共に現れ、火星に降下したデフ・スタリオン一行を襲撃。ナヴィの仕掛けた爆破トラップから逃れ、彼女の乗るSTガンを鹵獲した。STガンを連れ去ろうとするゲルググキャノンの追撃を試みたガンダムF90と格闘戦を演じ、頭部を破壊されながらも組み付いて足止めに徹したが、最後はビーム・サーベルで両断され撃破された。
SDガンダム GGENERATIONシリーズ
初実装された『F』でリファインシリーズとして設定され、機体名などの機体設定も設けられた。以降の媒体でも同様にRFシリーズとして扱われている。
機動戦士ガンダムF90FF
第23話にNSPに所属する機体が登場。『F90』の機体とは異なり、外見はオリジナルのギャンと同一であり、ミサイル・シールドを装備している。ディル・ライダーの強奪したRFザク (前期型)をRFゲルググ (前期型)と共に追撃するが、懐に入り込まれコクピットにザク・マシンガンの直撃を受けて撃破された。
機動戦士ガンダムF90クラスター
月刊モビルマシーン
VOLUME37で詳細な機体設定が設けられ、『F90』に登場した機体が後期型、『F90FF』に登場した機体が前期型と設定された。

装備・機能 編集

武装・必殺攻撃 編集

ヒートロッド
グフシリーズを踏襲し、右腕部に内蔵されている鞭。RFグフほどのサイズは持たないが、格闘戦における補助兵装としては十分で、奇襲兵装として機能した。
大型ヒート・ランス
身の丈を越えるサイズの大型の槍。
ビーム・サーベル
ギャンのビーム・サーベルと同型の大型ビーム・サーベル。非使用時はシールドに格納が可能。『Gジェネ』では「ビーム・セイバー」名義で実装されている。
シールド
エングレービングが施された実体型の大型シールド。ビーム・サーベルを格納可能。
スパイク
膝部に装備された打突を想定したスパイク。
ビーム・ライフル
RFシリーズ共通のビーム・ライフル。RFギャンは射撃兵装を持たない設計だが、他のRFシリーズの火器を使用するのに問題はなく、RFザクのライフルを携行することもあった。
ミサイル・シールド
ギャンの装備である、ハイド・ボンプとニードル・ミサイルを内蔵した攻防一体のシールド。前期型が装備。

対決・名場面 編集

ガンダムF90
僚機のゲルググキャノンと共に、火星に降りたデフ達を襲撃。僚機にSTガンの鹵獲を命じ、自身はF90の足止めに入る。F90に加勢しようとするギラ・ドーガ改を押しのけ、F90に組み付くがパンチによる反撃で頭部を喪失。F90はその隙にゲルググキャノンの離脱を阻止しようとするが、それに対しヒートロッドでなおも抵抗。直後にビーム・サーベルによる反撃を受け、胴体を両断された。

関連機体 編集

ギャン
原型機。
RFザク / RFグフ / RFケンプファー
ムーバブルフレームを共有するRFシリーズ群。

商品情報 編集

コミック  編集

脚注 編集

  1. SDガンダム GGENERATION-F
  2. サナリィもF6シリーズという形で格闘戦用MSを模索していた時期があったが、F6系はF8シリーズに統合される形で廃案となり、本格的な格闘戦用Fシリーズが生み出されることがなく、このことが配備が始まったばかりのGキャノンではRFギャンに勝利し得ないというジレンマを生むことになった。

リンク 編集