マリュー・ラミアス
| マリュー・ラミアス | |
|---|---|
| 外国語表記 | Murrue Ramius |
| 登場作品 | |
| 声優 | 三石琴乃 |
| デザイナー | 平井久司 |
| プロフィール | |
|---|---|
| 偽名 | マリア・ベルネス |
| 種族 | 人間 (ナチュラル) |
| 性別 | 女 |
| 生年月日 | C.E.45年10月12日 |
| 星座 | 天秤座 |
| 年齢 | 26歳 (SEED) → 28歳 (DESTINY) → 29歳 (FREEDOM) |
| 身長 | 170cm |
| 体重 | 63kg (SEED) ⇒ 50kg (DESTINY) |
| 血液型 | O型 |
| 職業 | 技術士官 |
| 所属 |
【C.E.71時】 地球連合軍→三隻同盟 【C.E.73時】 モルゲンレーテ社造船課B→アークエンジェル→オーブ軍 【C.E.75時】 コンパス |
| 役職 | アークエンジェル副長(予定)→同艦艦長代行→同艦艦長→ミレニアム艦長 |
| 階級 |
大尉→少佐(連合軍) 三佐→一佐(オーブ軍) |
| 主な搭乗機 |
アークエンジェル ミレニアム |
概要 編集
地球連合軍の技術士官。元はヘブンアイランド技術研究所でフェイズシフト装甲の開発に携わっており、アークエンジェルの副長として乗艦する予定であったが、ザフト軍によるヘリオポリス襲撃の折、艦長以下正規クルーの大半が戦死したため、その際の最上階級であったことから技術士官でありながらアークエンジェルの艦長に就任した。
当初は戦略に疎くムウ・ラ・フラガやナタル・バジルールに頼る場面も多かったが、反面その人情に厚い人格からアークエンジェルクルーの精神的支柱となる。アークエンジェルとストライクをアラスカ基地に届けるための旅路の中で様々な苦難を経験しながらも成長したが、オペレーション・スピットブレイクでアラスカ基地がザフトの大部隊から襲撃を受ける中、自分たちがサイクロプスによる自爆作戦のための捨て石にされたことを知り、艦やクルーたちと共に連合軍を離脱。以降はオーブ連合首長国へ身を寄せるが、オーブも連合軍のオーブ解放作戦で戦火にまみれ宇宙へと脱出。そこでラクス・クラインの乗るエターナル、オーブ軍のクサナギと共に三隻同盟を結成し、第1次連合・プラント大戦を戦い抜く。
戦後はオーブに潜伏していたが、情勢の変化から第2次連合・プラント大戦の開戦を悟り仲間たちと共に再びアークエンジェルに乗りオーブを脱出。カガリ・ユラ・アスハらと共に連合軍に協力するオーブ軍の説得を試みた。その後、敗走したオーブ軍部隊をオーブに送り届けるとオーブ軍へ編入され、デスティニープランを掲げるギルバート・デュランダルに対抗した。
その後はラクスを総裁としたコンパスにオーブ軍からの出向という形で所属。アークエンジェルの艦長としてブルーコスモス残党のテロを鎮圧するために活動するが、ファウンデーション王国の罠によってアークエンジェルを失い、その後コンパスの1番艦であるミレニアムに乗りファウンデーション艦隊と戦った。
登場作品と役柄 編集
- 機動戦士ガンダムSEED
- 初登場作品。技術者としてGAT-Xシリーズの開発に携わっていたが、その後アークエンジェル艦長となって数奇な運命をたどることになる。
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- 第1次連合・プラント大戦後、「マリア・ベルネス」の偽名を名乗ってオーブに亡命。モルゲンレーテ社の造船課Bに所属していたが、その後キラ・ヤマトらと共に独自行動を取った。
- 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
- オーブ軍からコンパスへ出向し、三度キラたちと共に戦うことになる。
人間関係 編集
アークエンジェルクルー 編集
- ムウ・ラ・フラガ / ネオ・ロアノーク
- メビウス・ゼロのパイロット。艦長として経験の不足するマリューをフォローし、後に恋人同士になるも、第2次ヤキン・ドゥーエ防衛戦で行方不明となった。しかし2年後、ネオ・ロアノークとしての記憶を持った彼と再会。複雑な感情を胸にしながらも、メサイア攻防戦で記憶を取り戻した彼と再びよりを戻した。
- ナタル・バジルール
- アークエンジェル副長。CICの指揮を担当し、戦闘中にマリューの出す無茶な指揮を実行可能なよういなすなどフォローを行ったが、アラスカ基地で艦を降り、その後敵対することになった。
- キラ・ヤマト
- ヘリオポリス襲撃の際、ストライクを託したコーディネイターの少年。成り行きで知り合った仲であったが、その後はヤキン・ドゥーエ戦役を通して事実上の「戦友」となる。
- アーノルド・ノイマン
- アークエンジェル操舵手。マリューの出す無茶な指示を実行する操舵の腕を持ち、ミレニアムの艦長となった際は操舵も担っている。
- ダリダ・ローラハ・チャンドラII世
- ジャッキー・トノムラ
- ロメロ・パル
- コジロー・マードック
- ミリアリア・ハウ
- ヘリオポリス襲撃時に知り合ったキラの友人の1人。ヤキン・ドゥーエ戦役時はキラ、サイと共に終戦までアークエンジェルに残っており、2年後にディオキアで再び彼女を迎え入れる事になる。
- サイ・アーガイル
- トール・ケーニヒ
- カズイ・バスカーク
プラント / ザフト 編集
- アンドリュー・バルトフェルド
- かつて敵として戦った「砂漠の虎」。ヤキン・ドゥーエ戦役終盤にはアークエンジェル、クサナギと共闘しており、戦後はオーブで共に暮らしていた。
- ラクス・クライン
- アスラン・ザラ
- カガリ・ユラ・アスハ
- レドニル・キサカ
- ハマナ
- ブライアン
- タリア・グラディス
名台詞 編集
- 「私はマリュー・ラミアス。地球連合軍の将校です。申し訳ないけど、あなた達をこのまま解散させるわけにはいかなくなりました」
「事情はどうあれ、軍の重要機密を見てしまったあなた方は、然るべき所と連絡が取れ処置が決定するまで私と行動を共にしていただかざるを得ません」 - 第2話より。ミゲル・アイマンのジンと戦闘した後、キラ達に威嚇射撃をして連行する。
- 「黙りなさい!何も知らない子供が!」
「中立だと関係無いと言ってさえいれば、今でもまだ無関係でいられる。まさか、本当にそう思っている訳じゃないでしょう?」
「ここに地球軍の重要機密があり、あなた達はそれを見た…それが今のあなた達の現実です」 - 同上。無関係であると主張するトール達に現実を突きつけた。
- 「キラ・ヤマトの行動は、軍法第3条B項に違反、第10条F項に違反、第13条3項に抵触するものであり…、当法廷は同人を…銃殺刑とします」
「しかし、これはあくまで軍事法廷でのことであり、同法廷は民間人を裁く権限を持ち得ません。キラ・ヤマトには今後、熟慮した行動を求めるものとし、これにて本法廷を閉廷します」 - 第11話より。無断でモビルスーツに乗ってラクスを解放し、ザフト軍のアスランに引き渡した罪で逮捕されたキラの軍事法廷にて。マリューは地球連合軍の軍法に違反したキラに銃殺刑を言い渡すが、キラが民間人であることから厳重注意をして閉廷した。