ガザC
ガザC | |
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外国語表記 | GAZA-C |
登場作品 | |
デザイナー | 小林誠 |
スペック | |
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分類 | 量産型可変モビルスーツ |
型式番号 |
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全長 | 21.2m(MA形態時) |
頭頂高 | 18.3m |
全高 |
22.5m(MS形態時) 10.9m(MA形態時) |
全幅 | 10.4m(MA形態時) |
本体重量 | 40.8t |
全備重量 | 72.5t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 1,720kW |
スラスター総推力 | 79,200kg |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
センサー有効半径 | 10,600m |
開発組織 | アクシズ |
所属組織 |
アクシズ ネオ・ジオン 袖付き |
主なパイロット |
概要
ガザBを戦闘用に再設計する形でアクシズ(ネオ・ジオン軍)が開発した量産型モビルスーツ。機体構造はムーバブルフレームではなくブロック構造を採用し、ブロックを動かす事でモビルアーマー形態への可変機構を実現している。このブロック構造は故障しやすいという欠点こそあるものの、生産性が高く機体を大量に生産出来るという利点があった。このブロック構造はアナハイム・エレクトロニクス社へともたらされ、リック・ディアスのブロックビルドアップ構造へと発展した。
作業用の機体を戦闘用に再設計した為、機体性能はエゥーゴやティターンズの可変機程に高くは無い。また、アクシズはパイロットを養成する設備や機関が設立されておらず、搭乗パイロットの練度不足の問題もあり、それを補う目的で砲撃戦による集団戦術を想定し、高出力ビーム砲「ナックルバスター」と、それを稼働させる為の高出力ジェネレーターが搭載されている。また、砲撃支援を目的としている為格闘戦には向かず、機体構造も脆弱。エゥーゴが鹵獲した機体を調査した際には技術者から「三回の出撃で機体が分解する」と言われた程であった。
コクピットはリニアシート・全天周囲モニターが採用されているが、これはアナハイムとの技術的取引によって得られたものである。
登場作品と操縦者
- 機動戦士Ζガンダム
- 初出作品。第32話から登場。主にアクシズの一般兵が使用したが、初登場時にハマーン・カーンが搭乗した事もある。250機~300機が運用されたが、残存機は80機余だと言われている。
- 機動戦士Ζガンダム A New Translation
- 2~3作目で登場。基本的な活躍はTV版と同様。2作目終盤にはハマーンの専用機として、キュベレイと同様のカラーリングの機体が一度だけ登場した。
- 機動戦士ガンダムΖΖ
- 前作から引き続いて登場。一般兵の他、新兵時代のグレミー・トトも搭乗した。終盤でグレミー反乱軍カラーの機体が2機登場している。
- 機動戦士ガンダムUC
- 袖付き所属の機体が登場。袖付きを表す装飾が施されており、機体カラーが緑色になっている。
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
- 第27話にマラサイやネモやハンブラビと共にブラックロー運送が所有するレストアMSの1機として登場。マリア・シティのザンスカール軍に作業用MSとして売り込んでいる。実は偽装としてガザCの外装を取り付けたクロスボーン・ガンダムX-0であり、第30話で偽装を解き、サーカスと交戦している。
装備・機能
特殊機能
- 変形
- ブロック構造を用いて各モジュールを移動させる事でモビルアーマー形態へ変形可能。
武装・必殺攻撃
- ナックル・バスター
- 右胸に直接接続されているジェネレーター直結式の大出力メガ粒子砲。右胸部のセンサーと連動させる事で高い精度の射撃が可能。出力は6.7MW。
- ビーム・ガン
- モビルアーマー形態時の機首に2門装備されたビーム砲。元々はビーム・サーベルと兼用可能なデバイスとして開発されていたが、生産性を重視する為にサーベル生成機能はオミットされた。出力2.3MW。
- ビーム・サーベル
- 両腕バインダー内に合計2基格納されている。デバイスは生産性を重視しているが、性能は標準レベルを維持している。出力0.4MW。
- クロー
- 脚部を変形させることでクローとして機能する。モビルアーマー形態で使用される。
- 元々は土木作業用マニピュレータであり、重力下での歩行は想定されていない。主に敵機の捕捉や砲架に用いられる。
対決・名場面
関連機体
商品情報
ガンプラ
リンク
脚注
- ↑ 片方がアクシズ正規ナンバー、もう片方が連邦の認定ナンバーとされているが、それがどちらを指すのかは資料や作品により異なる(『機動戦士Ζガンダム』及び『機動戦士ガンダムΖΖ』公式サイトでは前者が連邦ナンバー、後者がアクシズナンバー)。