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2025年4月4日 (金) 09:45時点における最新版
チベ級 | |
---|---|
外国語表記 | Chivvay Class |
登場作品 |
スペック | |
---|---|
分類 | 宇宙戦艦 ⇒ 宇宙重巡洋艦 / 高速重巡洋艦 |
全長 | 235m |
全高 | 99.4m |
全幅 | 113.2m |
全備重量 | 16,000t |
推進機関 | 熱核ロケットエンジン |
搭載可能MS数 | 8機 (9機や12機とも) |
カタパルト数 | 1基 |
開発組織 | ジオン公国軍 |
所属 |
概要編集
ジオン公国軍の運用する宇宙重巡洋艦。当初は宇宙戦艦にカテゴライズされていたが、グワジン級の完成に伴い、艦種が重巡洋艦に改められた。
パプア級と同時期に完成し、当初は推進機関にプラズマ/化学燃料ロケット併用方式を採用し、主砲も炸薬式実体弾を採用するなど、旧世紀の技術を用いた艦として建造されていた。後にミノフスキー粒子の発見とメガ粒子砲の実用化等を経て設計変更を余儀なくされ、一年戦争開戦前に主砲を戦艦級のメガ粒子砲に、推進機関を熱核ロケットエンジンに変更し、モビルスーツ搭載能力の追加などの近代化改修が施された。
ムサイ級と比較すると火力やMS運用力に加え、防御力や機動性等が優れていたため、本級は非常に高価で量産が利かないグワジン級を補完する主力艦として、あるいは小艦隊の旗艦として運用されることが多かったとされている。
同型艦編集
- 艦名不明艦 / レッドバイカウント
- 『1st』に登場するコンスコン艦隊の旗艦。『THE ORIGIN』で後者の名前が設定された。サイド6宙域でホワイトベースと交戦するも、僚艦と艦載機を失う。補給を受け再戦するもガンダムにブリッジを破壊され、轟沈した。一方、初戦と再戦が1回の戦闘に短縮された劇場版1stにおいてはエンジンを破壊され轟沈している。『THE ORIGIN』ではルウム戦役にも参加したとされる。
- 艦名不明艦
- 『1st』に登場するバロム司令が乗艦していた艦。カラーが緑色となっている。デラミン艦隊と合流するために移動していたところをワッケインの乗艦するマゼラン級レナウンに奇襲され、戦闘するも撃ち負けて轟沈した。
- バルバロッサ
- 『GUNDAM TACTICS MOBILITY FLEET0079』に登場するゲルド艦隊の旗艦。ルナツー攻撃の先陣を切った。
- パープルウィドウ
- 『THE ORIGIN』に登場するキシリアの座乗艦。グワジン級の設定変更に伴い設定された。
- チェーホフ
- 『ゼロの旧ザク』に登場。当初の艦長はイリアス。ソロモンからの撤退戦の最中でイリアスが戦死したため最高階級者であるアンジェリーナが艦長代行になり、紆余曲折を経てア・バオア・クーに辿り着く。最終決戦の最中、ドック内に侵入した敵機によって艦橋が損壊したため固定砲台として継戦するも、連邦軍にドックを占拠され降伏した。
- グルトップ
- 『NT』に登場したジオン共和国軍所属艦。IIネオ・ジオングを運用するために改修されている。ゼネラル・レビルと交戦になり、ヘリウム3のタンクに身を隠すも撃たれ、タンクの爆発に巻き込まれる形で轟沈した。なお、艦名は『原作小説版UC』に登場したムサイ改級から転用されている。
登場作品編集
- 機動戦士ガンダム
- 初出作品。中盤以降に登場した。ガンダム情報サイト・ガンダムチャンネルのメカニックマニュアルでは全長266m、全幅129m、全高119mと一回り大型になっている。
- 機動戦士ガンダム THE ORIGIN
- 旧型戦艦の改修艦ではなく、新規設計の艦に設定変更されている。
- 機動戦士ガンダム MS IGLOO
- 緑色の艦が多数登場する。全長264.4mとされ、艦尾底面に主砲が追加されている。
- GUNDAM TACTICS MOBILITY FLEET0079
- バルバロッサが登場。
- 機動戦士ガンダム ゼロの旧ザク
- チェーホフが登場。主人公ニルス達の母艦を担った。
- 機動戦士ガンダムUC(小説版)
- 風の会が運用する艦が2隻登場する。
- 機動戦士ガンダムNT
- グルトップが登場。
装備・機能編集
武装・必殺攻撃編集
- 3連装メガ粒子砲
- 3連装の主砲。船首と船尾に装備されている。『MS IGLOO』に登場した艦は機関部底面に1基追加されている。
- ミサイル発射管
- 船首部に12門備わっている。
- 連装対空大型機関砲
- 船体両舷に9基ずつ計18基装備されている2連装の対空機関砲。