チェーホフ
チェーホフ | |
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外国語表記 | Chekhov |
登場作品 | 機動戦士ガンダム ゼロの旧ザク |
スペック | |
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分類 | 重巡洋艦 |
艦級 | チベ級 |
全長 | 235m |
全高 | 99.4m |
全幅 | 113.2m |
全備重量 | 16,000t |
推進機関 | 熱核ロケット・エンジン×5 |
搭載可能MS数 | 8 |
所属 | ジオン軍 |
主な艦長 | イリアス → アンジェリーナ |
概要編集
一年戦争終盤のソロモン戦において敗残艦隊の中心となり、ムサイ級ウォルメル及びスネイルの2隻と共にア・バオア・クーへ向かいつつ追撃してくる連邦軍との撤退戦を繰り広げた。当初はイリアスが艦長を務めていたが、撤退中のMS戦において戦死。以降は最高階級者であるアンジェリーナ少尉が艦長代行となり、道中でウォルメルとスネイルを沈められながらもア・バオア・クーへと到着する。
到着後はア・バオア・クー方面軍の要請により、ドズル・ザビ中将の仇討ち部隊としてガンダム及びホワイトベースの発見および殲滅が主任務となるが、ア・バオア・クーの最終決戦において出港準備を進めている最中、艦船ドック内に敵に強奪されたザクIIが侵入。艦載機の抵抗により窮地は脱するものの、出港直前になってドックに侵入してきたジム・キャノンによって前部主砲が破壊され、艦橋も根本から破断。任務継続が不可能となったためブリッジ乗員は艦本体に移動し、艦は固定砲台として運用されるも、最終的に次々と侵入してきたMS部隊によってドックごと制圧され、白兵戦を続けていた船員も含めて連邦軍の捕虜となった。
登場作品編集
- 機動戦士ガンダム ゼロの旧ザク
- 初登場作品。第2話から登場し、主人公ニルスの母艦として苦難の航海を続け、航行不能となるその時まで戦い続けた。度重なる連邦軍の追撃によって艦体が損傷していくが、時には艦載機と連携して敵MSを撃墜する場面もあった。
装備・機能編集
武装・必殺攻撃編集
- 3連装メガ粒子砲
- 3連装の主砲。艦首と艦尾に装備されている。
- 2連装機銃
- 艦体両舷に9基ずつ計18基装備されている2連装の対空機関砲。
- ミサイル発射管
- 艦首の両舷に6門ずつ計12門備わっているミサイル発射管。
艦内設備編集
- 艦長室
- 艦長であるイリアスの部屋。チェーホフ配属となったニルスが呼び出されるが、壁のスピーカーから音楽が大音量で流されていた上、部屋の奥でアンジェリーナにセクハラを働いている最中のイリアスを目の当たりにする羽目に。
- 格納庫
- 艦首側にハッチのある格納庫。マリーら整備士による整備作業が日夜続けられている。
搭乗員編集
- イリアス
- 艦長。マインレイヤー隊の隊長を兼任している。ソロモン脱出後、機雷の敷設作業中に襲撃してきた連邦軍と交戦するも、アンジェリーナを庇って深手を負い、ニルスに自機を発砲・爆破させる事で敵部隊を道連れにした。
- アンジェリーナ
- マインレイヤー隊の隊員でイリアスの恋人。イリアス戦死後は艦長代行となり、連邦軍の追撃を受けつつもソロモンからア・バオア・クーへの脱出を成功させる。
- アルゴ / メジ
- マインレイヤー隊の隊員。ソロモン脱出後、機雷の敷設作業中に敵部隊の奇襲を受け撃墜された。
- アーサー
- チェーホフ所属の新兵。アンジェリーナが艦長を代行するのに伴い、余剰機体となったマインレイヤーに搭乗する。
- タミル / カミル
- チェーホフ所属の双子の新兵。ア・バオア・クー到着後、宛がわれたガトルに2人で搭乗した。
- ニルス・テオレル
- ソロモン守備隊の隊員。ソロモン脱出後、チェーホフに収容され、以後、終戦に至るまで同艦所属のパイロットとして戦う。
- マリー・シーン
- ソロモンのMS整備士。ニルスと共にチェーホフに収容され、以後、同艦所属の整備士を担う。
- シフォン・C・サイモン
- レビル艦隊を偵察していた強行偵察型ザクのパイロット。部隊が全滅しデブリ宙域に潜伏していたところをニルスに発見され、そのままチェーホフに収容。応急処置を受けるものの、本人はア・バオア・クーに向かおうと怪我を押して発艦してしまう。
艦載機編集
- ザク・マインレイヤー ×4 → 1
- ザクI ×1
- 強行偵察型ザク ×1
- ガトル ×1