映画「ソレスタルビーイング」

映画「ソレスタルビーイング」(CELESTIAL BEING) 編集

映画『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』の作中における劇中劇。「(作品の舞台である)西暦2314年に公開された映画」という扱いであり、その劇中にはいくつかのガンダム作品のパロディシーンが挿入されている。

西暦2312年に起きたイノベイターイノベイド)との最終決戦を基に作成された映画作品。上映時間3時間48分(途中10分間休憩あり)という超大作であり、地球連邦を掌握する独立治安維持部隊アロウズを倒し、世界を変える為に戦う私設武装組織ソレスタルビーイングの4人の若きガンダムマイスター達を描いたストーリーとなっているが、実際は新政権になって間もない地球連邦政府の宣伝を兼ねたプロパガンダ作品である。

同時上映は『CB(ちーびー)キャラ the ムービー!!』。劇場プレゼントの(光るソレスタライト)付き前売券(大人1,300円、子供800円、ペア2,500円)や、入場者特典の限定キャラカードといったプロモーションにも力を入れている。

監督はソーセージ・ミズシマ。主人公マイケル・チャンはマモー・ミヤノが演じている。また、作中のモビルスーツは、動きの中に人間的な感情表現を演出するため、あえてCGを使用せずスーツアクターによって撮影されている。

余談だが、日本語版ポスターは英語圏で使用されたポスターと同様の構成ながらロゴなどが日本語に作り変えられており、タイトルも当初は日本独自のものに変える案もあったが、最終的に見送られている。

ストーリー 編集

西暦2312年……

紛争根絶のため結成された独立治安維持部隊アロウズ。

だが、彼らはその力ゆえに暴走を始めていった。

その暴走を食い止めるため、平和な明日を作り出すため、

私設武装組織ソレスタルビーイングの4人の若者たちは、

その命を懸け、4機のガンダムと共に戦場を駆け巡る。

宣伝関連 編集

宣伝文句
連邦軍を私兵……わたくしの軍隊に塗りかえた巨悪を倒せ! 今、4機のガンダムが世界の変革への戦いを開始する! 映画、ソレスタルビーイング! カミングスーン! 俺たちが、ガンダムだ!
マモー・ミヤノのコメント
このたび、映画ソレスタルビーイングで、主役のマイケル・チャン役を演じます、マモー・ミヤノです。とにかく、強くてかっこいいです! みなさん、僕に付いてきてください! ヨロシク!
監督のコメント
えーっと、映画ソレスタルビーイングの監督、ソーセージ・ミズシマです。えー、眠いです……
主題歌歌詞
燃え上がって、燃え上がって、燃え上がってー、ガンダムー。怒りに燃える気持ちで、この世界を変えるんだー。戦って、戦って、戦って、戦うー、俺たちはー、ソレスタルビーイングー

登場人物 編集

マイケル (マイケル・チャン)
本作の主人公で、ダブルオーガンダムのマイスター。左目の下に傷を持っており、「宇宙粒子病」なる病に侵されている。家族構成は父と母、兄。
ウォーレン
ケルディムガンダムのマイスター。眼鏡をかけている。
ジェニファー
アリオスガンダムのマイスター。マイケルの恋人。
オルソン
セラヴィーガンダムのマイスター。語尾に「バイ」をつけて話す黒人。
アレハンドロ
アルヴァアロンのパイロットで、アロウズの首魁。

登場機体 編集

ダブルオーガンダム
マイケルの乗るガンダム。「二個付き」と呼ばれており、実体剣を主兵装とする他、ライザーソードを使用する際は右手が変形する。トランザム起動中は青いオーラに包まれ、「ハイパー・ライジングソード・ファイナル・アタック」なる必殺技が使用可能となる。
ケルディムガンダム
ウォーレンの乗るガンダム。遠距離からの狙撃を得意としている。トランザム中は緑のオーラに包まれる。
アリオスガンダム
ジェニファーの乗るガンダム。通称は「羽根付き」。2連装マシンガンを主兵装とする可変機。トランザム中のオーラの色はオレンジ。
セラヴィーガンダム
オルソンの乗るガンダム。通称は「デカブツ」。高出力ビーム砲とGNフィールドにより高い火力と防御力を持つ。また、本機から発射される球状のビームには敵機を破壊せずに拘束する効果がある。トランザム中のオーラの色は紫。
アルヴァアロン
アレハンドロの乗るMS。カラーリングは金色で、背部から放出されるGN粒子の様子と尾が付いている事から「たてがみの奴」と呼ばれている。
アルヴァトーレ
アルヴァアロンの支援用MAで、こちらも金色。多数のビーム砲を搭載している。
アヘッド
アロウズのMS。一般機と角付きの隊長機が存在し、背部には翼のようなパーツが存在する。これを連結させると大型ブーメランとして使用可能。

登場勢力 編集

ソレスタルビーイング
劇中の主人公サイド。旧連邦政府を傀儡とし世界統治を目論むアロウズを討つべく、ガンダムによる武力介入を続けている。
カタロン
劇中の主人公サイドの協力者。アクシズ似の要塞でアロウズを迎え撃ち、最終決戦ではアロウズ要塞に進軍している。
アロウズ
劇中の敵サイド。恒久和平を名目に、力による世界統治を目論む。

登場作品 編集

劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-
初出作品。物語冒頭で劇中劇として流れ、沙慈・クロスロードが友人たちと鑑賞。実際にアロウズとの決戦に参加していた沙慈は現実との剥離具合に呆れていたが、一緒に鑑賞した友人などには受けがよかったようである。なお、『A wakening of the Trailblazer』の映像ソフト化に際して特典として予告編映像が製作されており(一部映像は本編中でも流れている)、置鮎龍太郎氏がナレーションを担当。同映像は、2026年4月1日に公式Youtubeチャンネル「ガンダムチャンネル」でエイプリルフールのネタとして公開されている。
Twitter (現X)アカウント「量子型演算処理システム  ヴェーダ
『劇場版00』で流れたシーン以外でのキャラ同士のやり取りが公開されている他、監督、主演、上映時間などの設定や内容の一部も公開されている。実際のソレスタルビーイングの面子でもスメラギラッセミレイナが視聴していた事がわかる。
機動戦士ガンダム00I 2314
作中で予告編が流されている。また、レオ・ジークが休暇を使ってこの映画を見ようとしていたが、結局、休暇が取り消しになったため見る事ができなかった。
書籍「機動戦士ガンダム00N integrated G-ROOMS
巻頭のページが英語圏版のポスターとなっている。解説ページではモビルスーツの演技が着ぐるみを着たスーツアクターによるものであることが明かされ、日本語版のポスターと共に撮影時のオフショットが公開されている。
ガンダムトライエイジ
BUILD G6弾のキャンペーンカード、ガンダムマイスターキャンペーンのカードの内、各ガンダムマイスター(2ndシーズン時)のカードでパトリック・コーラサワーが取材を受けるフレーバーテキストがあるが、いずれもコーラサワーがパイロットの素性を想像するという内容になっている。いずれも的外れな想像であり、「顔に傷が入っている+俺より数段落ちるが男前」「口数が少なくて頭が良さそう+そういうヤツはメガネ」「デカブツはやっぱりゴツいおっさん+子供の時に見たアニメでもそういうパターンだった」「羽根付きガンダムは紅一点+女の人って二面性がある」といった証言から、本劇中劇の参考にしたと思わしき内容になっている。
SDガンダム GGENERATIONシリーズ
上述した2026年エイプリルフールに併せてスマートフォンアプリ「エターナル」でマイケルが配布。未実装である本家の劇場版00を差し置いてのまさかの実装となった。劇場版00でクレジット表記が無かったためかボイス未収録であり、台詞も刹那の流用となっているが、キャラクターの能力自体は高めの設定となっている。

鑑賞者など 編集

沙慈・クロスロード
観客の1人で、ソレスタルビーイングの協力者として実際に最終決戦の場に居合わせた人物。戦場を目の当たりにした身として映画の内容に呆れ果てており、しまいには「……監督と脚本家、廃業すれば良い……」と恨み言を呟くほど。鑑賞後には「僕、出てなかったな…」と愚痴をこぼしつつ内心は安堵していた。
ルイス・ハレヴィ
沙慈の恋人。沙慈に映画の感想を尋ね、自身が出ていなかった事を知りがっかりした模様。限定キャラカードが欲しかったらしく、沙慈から「貰えなかった」と聞いて驚愕している。
スメラギ・李・ノリエガ
ソレスタルビーイングの戦術予報士。密かに観ていたらしく、映画に登場した自身のモデルが髭面のおじさんだった事に不満を持っている。
ラッセ・アイオン
ソレスタルビーイングの砲撃士。映画に自身が出ていなかった事に落胆している。彼によればクリスリヒティらしき人物はいたとの事。
ミレイナ・ヴァスティ
ソレスタルビーイングの戦況オペレーター。映画を観たものの年頃の少女ゆえか、ラストシーンでのマイケルとジェニファーのラブラブシーンが全く理解できなかった。

資料リンク 編集

リンク 編集