Gカスタム

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Gカスタム
外国語表記 G Custom
登場作品 機動戦士ガンダムF90FF
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スペック
分類 試作型モビルスーツ
生産形態 先行試作機
型式番号 RGM-111Y2
頭頂高 15.9m
全備重量 39.8t
主動力 熱核融合炉
開発組織 アナハイム・エレクトロニクス社
所属 地球連邦軍
所属部隊 ウジャトアイズ
主なパイロット
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概要編集

MSA-0120の機能のうち、メガブースト技術をRGM-109フレームに搭載した試験機。素体にはプロト・ハーディガンが使用され、また機体各部のアポジモーターも増設されている。

本機のメガブーストは、バックパックに増設されたもので、ブースト使用時には腰部ハードポイントのEパック2発を消耗する。メガブースト使用時のジェネレーターはオーバーロード寸前の状態となり、爆発の危険性と隣り合わせとなるが、Gカスタムではメインスラスター用のジェネレータをシュツルム・スラスターユニットに内蔵し、こちらにメガブーストを搭載する事で解決している。ブースト使用時の最大推力はMSA-0120に劣るが、スラスター用のサブジェネレータが暴走しても切り離しが可能で、以後も背部メインジェネレータと脚部スラスターを組み合わせる事で戦闘が継続できる。

頭部ユニットは別プロジェクトで進行していたΖ系可変MS小型化プランで開発されたものに変更され、バイオセンサーが増設されている。これは、メガブースト使用時の高速戦闘にベース機のセンサーが追随できなかった事に由来する。

宇宙世紀0114年8月にグラナダ工場で試験1号機が完成し、ヴェロニカ・ヴァーノンによってトライアルが行われた。宇宙世紀0115年5月に全テストを終えた後、機体は廃棄されたと記録されているが、その後テストチームごとウジャトアイズに編入され、ファステスト・フォーミュラの観測とデータ盗用任務に従事した。

登場作品と操縦者編集

機動戦士ガンダムF90FF
初登場作品。

装備・機能編集

特殊機能編集

シュツルム・スラスターユニット
バックパックに装備された大型スラスターユニット。メガブースト機能の他、ミノフスキー・フライトやプロペラント・タンク、各種武装を搭載する。ただし、ジェネレータをこちらに搭載したため、プロペラント積載量はMSA-0120の半分程度に減らされている。
メガブースト
Eパック内に封入された縮退寸前のミノフスキー粒子熱核融合炉に注入する事で瞬間的な出力を約2倍に増大させるシステム。Gカスタムはメガブーストに使用するEパックを両腰部ハードポイントに計10基をマウントするが、1回の使用でEパックを2発を消耗するため、一度の出撃で5回の使用が限度となる。
ミノフスキー・フライト
シュツルム・スラスターユニットに内蔵されたミノフスキー粒子を利用した空中浮遊システム。
バイオセンサー
Ζ系頭部を装備した際に増設された簡易サイコミュ。メガブースト時の高速戦闘に通常のセンサーが追随出来なかったため、装備された。

武装・必殺攻撃編集

頭部バルカン砲
頭部に2門内蔵された機関砲。連邦系MSの標準装備。
メガマシンキャノン
両肩口に1基ずつ計2基内蔵されている中口径機関砲。
ビーム・ライフル
ヘビーガン、ヘビーガンIIと同型のビーム・ライフル。
ビーム・サーベル
バックパックに2基搭載された近接戦用のビーム・サーベル。
ミサイルランチャー
シュツルム・スラスターユニットに内蔵されたミサイルランチャー。ファンネルミサイルへの対応が想定されていたとされているが、真偽は定かではない。
サンド・バレル
近接防御用の散弾砲。シュツルム・スラスターユニットに装備されている。
狙撃用ビーム・ライフル
ヘビーガン用ビーム・ライフルの銃身を延長した長距離狙撃用ライフル。銃身下部にバイポッドを備える。
2連ビームガン
両腕部の手甲アーマー部に内蔵されている2連装の小型ビーム砲。
ビーム・スマートガン
長砲身の高出力ビーム砲。
シールド
ハーディガンの物と同型のシールド。

対決・名場面編集

関連機体編集

プロト・ハーディガン
ベース機。バックパックのシュツルム・スラスターユニットへの換装、アポジモーターの増設、頭部の変更が行われている。
MSA-0120
メガブーストを装備した初の機体。

商品情報編集

リンク編集