ブラックロー運送

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ブラックロー運送(BLACKROW Shipping)

木星戦役後、宇宙海賊クロスボーン・バンガードの残存勢力が「表の顔」として起業した運送会社。平時はスペースコロニー間の運送、廃品の回収などを主な業務としているが、コロニー間でのトラブルの解決や木星帝国残党の掃討を目的として海賊軍としての活動を行った。

宇宙世紀0136年に木星帝国の神の雷計画をキャッチし、それを阻止する為に奔走。その結果、虎の子のモビルスーツを全て失い、以降は表稼業に専念。宇宙世紀0140年代にデブリ回収技術で大きな特許を取得した事で急成長を遂げ、宇宙に名だたる大企業となった[1]。また、この頃から作業用のレストアMSの販売も行っており、小競り合い続きで作業用MSが不足しているコロニー間では重宝されていた。

急成長後のブラックロー運送はコロニー間の抗争で中立を宣言しており、特定の勢力に加担する事は無いが、海賊軍時代から繋がりを持つ蛇の足の作戦行動に秘密裏に協力。会長となったオンモは独断で彼らの為にMS用の装備を開発・提供した。

なお、ザンスカール戦争後は運送、デブリ回収、MSレストアの各事業は分社している。

登場作品 

機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート
初登場作品。民間では対処できないトラブルや木星帝国残党の関わる事件などに対処する際にその隠れ蓑を脱ぎ捨て、海賊軍として活動を再開していた。
機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人
神の雷計画をキャッチし、それに対抗するべくサナリィに協力を仰ごうとするが、影のカリストの強襲によりパイロットはトビア・アロナクスを除き戦闘不能となり、トビアも鋼鉄の7人作戦で未帰還となった為、それ以降は表の業務に専念する事になった。
機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
鋼鉄の7人後に急成長を遂げ、中立を謳う程の大企業へと成長。旧型モビルスーツのレストアと販売を各勢力に対して行っているが、同時に蛇の足への支援を行った。
機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST
ブラックロー運送所有のファコブが運用されており、フォント・ボーへの支援も行っている。

主な関係者 

オンモ
初代社長。後に会長に就任。海賊軍旗艦リトルグレイの艦長を兼ねる。
専務
宇宙世紀150年代の専務。ブラックローの裏の顔について知らないらしく、オンモの無茶振りに駆り出される可愛そうな人。
トビア・アロナクス
旧海賊軍からのパイロットで海賊軍の中心人物。鋼鉄の7人作戦で未帰還となるが……。
ベルナデット・ブリエット
トビアと同じく旧海賊軍からのメンバー。鋼鉄の7人作戦後、木星へ帰還。
ウモン・サモン / ヨナ / ジェラド
旧海賊軍時代からのパイロット。
ハリソン・マディン
鋼鉄の7人作戦後に軍を退役させられ入社。その後リガ・ミリティアへ転属。
トゥインク・ステラ・ラベラドゥ
オペレーター。後にハリソンと共にリガ・ミリティアへ。

関連用語 

宇宙海賊クロスボーン・バンガード
企業の裏の顔。その後、戦闘能力を失った事でブラックロー運送としての業務に注力する事になった。
ユピテル財団 / 蛇の足
木星共和国のハト派組織。地球圏と木星圏の危機に対して協力した。
ファコブ社
輸送機ファコブを開発する月のメーカー。株の35%をブラックロー運送が取得している。

リンク

脚注

  1. クロスボーン・バンガードの大本であるブッホ・コンツェルンも元はデブリ回収業者であり、結果として元の鞘に戻った形となった。