ガウ

2021年1月9日 (土) 15:06時点におけるジェス中尉 (トーク | 投稿記録)による版
ガウ
外国語表記 GAW
登場作品
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スペック
分類 攻撃空母
全高 72.4m
翼幅 159.4m/50m
全備重量 980t/690.4t
推進機関 熱核ジェット・エンジン18基
最高速度 マッハ0.9/マッハ4
搭載可能MS 3機
搭載数 上記のほかドップ8機
開発組織 ジオン公国軍
所属 ジオン公国軍 (地球方面軍など)
主な艦長
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概要

ジオン公国軍が開発した大気圏内用の大型爆撃機・輸送機。モビルスーツや航空機の母艦機能と爆撃能力を兼ね備えた「攻撃空母」と称される。

前部のモビルスーツデッキに3機のモビルスーツを搭載可能で、両翼の基部にはそれぞれ4機のドップの格納庫兼発進口を有する。また、後部にはルッグンコムサイ等を収容できる発着艦デッキを持っている。ただし後部デッキはシャッター式であるものの前部デッキのハッチは観音開きとなっており、MS降下時には速度を大きく落とす必要がある。

機体底部の爆弾倉による爆撃能力を持ち、連装メガ粒子砲や対空機銃を搭載している事から高い火力を有している。また熱核ジェットエンジンによる大推力でキャリフォルニアベースからジャブローまで往復できる航続距離とペイロードを有するものの、ドップ同様コロニー内でシミュレーションによって設計された機体であるため最高速度で飛翔している状態でも下方へのジェット噴射に頼って飛行しており、また垂直尾翼のみで操舵を行うため機動性に難があり、その結果MSや航空機との直接戦闘に弱い。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダム
初出作品。第5話からガルマ・ザビ麾下の地球方面軍所属機が登場したが、ガンダムをはじめとするホワイトベース隊との交戦で多数が撃墜された。その後はオデッサ作戦時にも登場しているほか、ジャブロー攻略戦ではモビルスーツの空輸と対地爆撃を担う作戦の主力として登場した。
機動戦士ガンダム 第08MS小隊
第9話にユーリ・ケラーネ少将率いる欧州方面軍の残存兵が乗る機体が登場。対空砲の増設など一般仕様とは異なる仕様となっている。偶然上空から降下してきたカレンの陸戦型ガンダムのシールドを対空砲火で破壊するものの、助けに入ったシローのEz-8がブリッジに取りつき攻撃中止を勧告してきたため止む無く見逃した。
機動戦士ガンダム MS IGLOO 黙示録0079
第1話で攻撃後のゼーゴックを回収するためジャブロー上空で待機する機体が登場。他の作品とは異なり機体色が緑なのが特徴。ゼーゴックが拡散ビーム砲により多大な戦果を挙げた直後にコア・ブースターII インターセプトタイプに発見され、ゼーゴック着艦作業中の無防備な瞬間を狙われて撃墜された。
機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線
第3話のオデッサの戦いで2機が登場。しかしうち1機がコア・ファイターの攻撃を受けて撃墜された。
機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…
MISSION 3で登場。プレイヤーは味方部隊に爆撃を仕掛けようとするガウの撃墜が任務となる。直撃すれば撃墜は免れない爆撃の中、弾数の少ない試作型ビーム・ライフルでガウを撃墜しなければならないが、条件によっては友軍のジェット・コア・ブースターが爆撃ハッチに特攻を仕掛ける展開になる。
機動戦士ガンダム戦記 (PS3版)
オットー・アイヒマンの座乗艦が登場。水天の涙作戦実行時にオーガスタ基地のレーダー施設に対し特攻を敢行している。

装備・機能

武装

連装メガ粒子砲
両翼上部と機体上部に3基装備されている大型ビーム砲。
空対地ミサイルランチャー
ジャブロー攻略戦に参加した機体が装備。ドップの格納庫があった場所に仮設したとされる。
対空機銃
近接防衛用の対空火器。機体各所に装備されており、MSのシールドを破壊するだけの威力を有している。
対地爆弾
機体底部に爆弾倉があり、多量の爆弾による絨毯爆撃が可能。特にジャブローには本格的な攻略戦の前から定期的な爆撃を繰り返しているが地中の施設には効果がなく、連邦軍人は「定期便」や「定時爆撃」と呼んで意に介していなかった。

対決・名場面

関連機体

ドップ
艦載機。ガウ同様に大推力によって強引に飛ぶ設計で、航空力学に基づかない特異な形状が特徴。
ガウ改
連邦軍が開発した大気圏内用大型輸送機。ガウの名称と意匠を引き継いでいる。
ガルダ級
ガウの設計思想を参考に連邦軍が開発した大気圏内用超大型輸送機。

商品情報

ガンプラ

資料リンク 

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