MS-05B ザクI(Zaku I)
- 登場作品:機動戦士ガンダム、機動戦士ガンダムΖΖ、機動戦士ガンダム 第08MS小隊、他
- デザイナー:大河原邦男
- 分類:汎用量産型モビルスーツ
- 装甲材質:超硬スチール合金
- 頭頂高:17.5m
- 本体重量:50.3t
- 全備重量:65.0t
- 主動力:熱核融合炉
- 出力:899kW
- 推力:40,700kg
- センサー有効半径:2,900m
- 開発組織:ジオニック社
- 所属:ジオン公国軍
- 主なパイロット:ガデム、エリク・ブランケ他
概要
ジオニック社が開発したジオン公国軍の量産型モビルスーツ。「旧ザク」の名で知られる。
人類史上初の量産型MSであり、それまでの戦闘の有り方を決定的に変えた機体である。
ザクIIが開発されてからは、第一線こそ譲ったものの補給部隊等で使用され続けた。それでも本機を好んだパイロットも多く、一部のエース達からも愛用されていた。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダム
- TV版第3話に登場。この時は「ザクI」の設定が無く、ガデム専用のザクという扱いだった。劇場版では3作目のア・バオア・クーのワンシーンで登場。最新鋭機であるゲルググとのツーショットが見られる。
- 機動戦士ガンダム MS IGLOO
- 『一年戦争秘録』第2話で第67物資集積所の歩哨を務めているが、同施設を訪れたセモベンテ隊の奇襲を受け、抵抗する間もなく撃墜されている。『黙示録0079』第3話ではア・バオア・クー表面に取り付いたジム改2機を岩陰からの待ち伏せで撃墜した。漫画『MS IGLOO 603』ではヅダとのコンペティションのシーンや、エンマ・ライヒたち義勇兵の初期機体として登場している。
装備・機能
武装・必殺攻撃
- ザク・マシンガン (105mm)
- 初期型であるドラムマガジン式の105mmマシンガン。ドラムマガジンが銃身の横に装着されているのが特徴。
- ザク・マシンガン (120mm)
- 主にザクIIが装備するドラムマガジン式の120mmマシンガン。
- ザク・バズーカ
- 対艦用の280mmバズーカ。後にザクIIが使用する物とは形状が異なる。肩関節の保護を目的にバズーカ・ラックが増設された機体も存在する。
- ヒート・ホーク
- 加熱式の実体斧。
- シュツルム・ファウスト
- 命中率は悪いが威力の高い、使い捨てのロケットランチャー。携帯性に優れる。
- スパイク・シールド
- ザクIIの右肩シールドを流用した手持ち式のシールド。先端にスパイクが装備されている。
- GGガス弾
- 2連装式の毒ガス弾。発射後に目標の上空で炸裂し、毒ガスを散布する。一年戦争初期のコロニー制圧に用いられた。『第08MS小隊』第7話に登場する機体が使用。
- Sマイン
- 対人近接防御兵装。機体各部の発射口から小型鉄球入りの弾頭を発射、敵の頭上で炸裂し小型鉄球の雨を降らせる。『第08MS小隊』第8話でトップ機が使用。
対決・名場面
関連機体
- プロトタイプザク
- 本機開発の礎となった機体。
- ザクI (YMS-05)
- 漫画『MS IGLOO 603』で登場。本機の試作機で、外見上の差は無い。主力機の座を賭けたツィマッド社とのコンペティションで、同社のヅダ (EMS-04)と競い合った。
- ランバ・ラル専用ザクI
- パーソナルカラーである青に塗装されている専用機。
- 黒い三連星専用ザクI
- パーソナルカラーである黒に塗装されている専用機。
- ザクIQ型
- 本機をレトロフィットした機体。
- ノリス専用ザクI
- 専用に武装が改修されている機体。
- ザクIS型
- 詳細不明。ギャビー・ハザードの最初の搭乗機とされている。
- ゲラート・シュマイザー専用ザクI
- 専用に改修されている機体。
- ザクI・スナイパータイプ
- 旧式化したザクIを、長距離支援用MSに改修したもの。
サブ・ジェネレーターを内蔵したバックパックとロングレンジ・ビームライフルを装備している。- ザクI・スナイパータイプ (カークス機)
- カークスが独自に小改造した機体。
- ザクI (THE ORIGIN版)
- 『THE ORIGIN』に登場するザクI。
- シャア専用ザクI
- パーソナルカラーである赤に塗装されている専用機。ザクIIの一部パーツが用いられている。
- ザクI (サンダーボルト版)
- デブリ対策用にシーリングが施されている機体。
- ザクII
- 次世代機。
- ギャバン専用ボルジャーノン
- 正暦におけるザクI。
商品情報