MSJ-06III-A ティエレン全領域対応型(Tieren All-Region Type)
- 登場作品:機動戦士ガンダム00
- デザイナー:寺岡賢司
- 分類:汎用試作型モビルスーツ
- 装甲材質:Eカーボン
- 全高:18.7m
- 重量:112.1t
- 主動力:不明
- 出力:不明
- 開発組織:旧人類革新連盟
- 主なパイロット:セルゲイ・スミルノフ
旧人類革新連盟が開発した地球連邦軍の汎用試作型モビルスーツ。
汎用機として開発中だった次世代型ティエレンの完成型であり、青いカラーリング以外はティエレンタオツーと全く同じ外見をしている事から、劇中でも「タオツー」と呼ばれている。その事もあり、「セルゲイ専用ティエレンタオツー」とも呼称される。
推進系はかなり強化されており、単独での飛行も可能となった。また、タオツー同様、宇宙・地上共に装備の換装を必要としない。
本来はティエレンの後継機となる人革連の次期主力機となるはずだったが、ジンクスの登場と地球連邦政府樹立等により開発計画が頓挫、先行開発された一機若しくは少数しか存在しないという。
ちなみに、小説版では「1機しか存在しない」と書かれている事から、元々ピーリスが乗っていた機体という可能性もある。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダム00(2ndシーズン)
- 連邦軍クーデター派によるアフリカタワー占拠事件の際に地球連邦政府の密使としてセルゲイ・スミルノフが搭乗した。
その後、ブレイクピラーが起こるとマリー・パーファシーのGNアーチャー等と共に落下してくるピラーの迎撃を行ったが、最後はアンドレイ・スミルノフのジンクスIIIによって撃破された。
装備・機能
武装・必殺攻撃
- ビームライフル
- 粒子ビームを発射する射撃兵装。太陽炉を搭載していない機体でも使用可能なようにGNコンデンサーが内蔵されており、そこに蓄えられたGN粒子を使用する。ただし、太陽炉を搭載していない機体は本来、ビーム兵器の使用に対応しきれない為、上手く扱えるかはパイロットの腕にかかっている。
- ビームサーベル
- ビームライフルの銃口の下に装備されており、銃剣として使用できる。
- 200mm×25口径長滑腔砲
- 本機の主兵装。腕部に装着して使用する。徹甲弾をはじめ、様々な弾頭が用意されている。本機の物は2枚の放熱板がついており、ブレイドとしても使用可能。劇中未使用。
- 12.7mm機銃
- 長滑腔砲に装備されている機銃。劇中未使用。
- 30mm機銃
- 左胸に内蔵されている。対空、対人用として使用される。劇中未使用。
- シールド
- 両肩に装着されている実体盾。