ジンクスIII (アロウズ型)
GNX-609T ジンクスIII(アロウズ型)(GN-X III A-LAWS Type)編集
- 登場作品:機動戦士ガンダム00
- デザイナー:海老川兼武
- 分類:擬似太陽炉搭載型モビルスーツ
- 装甲材質:Eカーボン
- 全高:19.0m
- 本体重量:69.8t
- 主動力:GNドライヴ[Τ]
- 出力:不明
- 開発組織:地球連邦軍
- 所属:アロウズ
- 主なパイロット:ルイス・ハレヴィ、アンドレイ・スミルノフ、パトリック・コーラサワー、アロウズ兵
アロウズの擬似太陽炉搭載型モビルスーツ。
ジンクスIII (地球連邦型)のカラーバリエーションで、紅白に塗り替えられている。また、各パイロットに合わせた機体のチューンが行われており、若干ではあるが正規軍の機体より性能が高い。
ちなみに、ジンクスIIIはアロウズへの配備が優先されている為に殆どがアロウズ型であり、正規軍への配備数は多くない。
登場作品と操縦者編集
- 機動戦士ガンダム00(2ndシーズン)
- 主にルイス・ハレヴィやアンドレイ・スミルノフ、パトリック・コーラサワー等が搭乗しており、ソレスタルビーイングのガンダムと何度も交戦している。
装備・機能編集
特殊装備編集
- 粒子攪乱幕
- 脚部に格納されている。粒子攪乱剤を散布させることで粒子ビームを拡散・減衰させて無効化する装備。形状はハンドグレネードに似ている。
トレミーを襲撃した機体の内の1機が装備しており、ダブルオーとの戦闘時に使用している。
自機も影響を受ける為、実体武器を豊富に整えた状況下以外では不適切な兵装でもある。
武装・必殺攻撃編集
- GNバルカン
- 頭部に2門内蔵。主に牽制などに使用される。
- GNビームライフル
- 本機の携行兵装。威力はガンダムの物と同等。大型GNコンデンサーを内蔵しており、ここからエネルギー供給される。不使用時は腰部の粒子発生アンテナにあるマウントラッチに装着される。
- GNビームサーベル
- 脚部に1本ずつ格納。
- GNクロー
- 両腕部のマニピュレーター。先端が鋭利になっており、元々はエネルギー切れになった際の最後の手段と言うべき装備だが、GNフィールド効果を利用すれば攻撃力を向上させる事も可能。
- GNランス
- 本機の主兵装である格闘武装。先端部にGNフィールド効果を持たせる事で攻撃力を上昇させている。小型の粒子ビーム砲4門と大型GNコンデンサーを内蔵しており、ライフルとしても使用可能。
- NGNバズーカ
- 粒子撹乱された状況下での使用を想定して開発された射撃兵装。先頭の「N」は「NO」を意味している。基本的には実体弾を発射する兵装だが、カートリッジの交換で粒子ビームも発射可能である。ソレスタルビーイングとの最終決戦時に使用。
- GNシールド
- 左腕に装備される実体盾。中央部にはディフェンスロッドも装備されており、GN粒子を放出しながら回転させる事で小型GNフィールドを発生させる事が出来る。
対決・名場面編集
- 対ダブルオーガンダム
- ダブルオー初出撃時の戦闘。パイロットは名無しのアロウズ兵だが、粒子撹乱幕でビームライフルを封じランスを活かせる近接戦に持ち込む手並みは流石精鋭部隊。だが相手が悪く、撃破された。
「接近戦ではこっちが有利ィ!!」の根拠はダブルオーの装備を知らなかった為か、剣と槍ならリーチが長い方が有利だと考えた為と思われる。
関連機体編集
- ジンクスIII (地球連邦型)
- ジンクスIII (コロニー公社型)
- スローネ ヴァラヌス
- ジンクス
- アドヴァンスドジンクス
- アドヴァンスドジンクス (デボラ機)
- ジンクスII
- ジンクスIIソード
- ジンクスIIキャノン
- スペルビア ジンクス
- ジンクスIV (一般機)
- ジンクスIV (指揮官機)
- ジンクスIV コアファイター搭載型
- アヘッド
- 同じくアロウズに配備された機体。ジンクスシリーズに代わる新たな主力機となるはずだったが、後にこの2機の運命は明暗を分ける事になる。