ブラウ・ブロ
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ブラウ・ブロ | |
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外国語表記 | Braw Bro |
登場作品 | 機動戦士ガンダム |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
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分類 | ニュータイプ専用試作型モビルアーマー |
型式番号 | MAN-03 |
全長 | 60.0m |
頭頂高 | 60.2m |
全高 | 62.4m |
本体重量 | 1,735.3t |
全備重量 | 2,602.6t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 74,000kW |
スラスター総推力 | 1,760,000kg |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
センサー有効半径 | 156,000m |
開発組織 | フラナガン機関 |
開発拠点 | グラナダ |
所属 | ジオン公国軍 |
主なパイロット |
シャリア・ブル シムス・アル・バハロフ コワル 他 |
概要編集
ジオン公国軍がフラナガン機関の協力の元開発したニュータイプ専用試作型モビルアーマー。サイコミュ試験用ザクと共にジオングの開発計画の一環として開発され、サイコミュシステムとビーム兵器のテストを目的とした実験機である。ニュータイプ専用の機動兵器としては史上初の機体として位置付けられ、その試験データはエルメスやジオングの開発に活かされている。
グラナダを開発基地とし、2機[1]が制作され、サイコミュ制御の攻撃端末によるオールレンジ攻撃の試験運用と有用性の確認をコンセプトとしているが、複数のメガ粒子砲を稼働させる為に旧型の熱核融合炉を搭載した事で機体が大型化し、AMBAC機動がほぼ不可能となり、各部に配した高機動バーニアで姿勢制御を行う事で対処している[2]。
機体は中央と左右、そして機体後部のエンジンブロックの5つのブロックから構成されており、緊急時には各ブロックを分離でき、それぞれが単独航行能力を有していた。
機体の上下左右にはサイコミュ制御による有線式メガ粒子砲が四基装備されており、これによるオールレンジ攻撃が可能。この武装は機体中央ブロックに設けられたニュータイプパイロット用コクピットからサイコミュを介して行われる他、コクピットに専門の砲撃手を配置する事で一般パイロットによるオールレンジ攻撃を行う事が出来た。
登場作品と操縦者編集
- 機動戦士ガンダム
- 初出作品。第33話で初登場し、この時は開発者のシムスがサイド6に近い宙域でテスト中の機体とGアーマーが偶然遭遇して戦闘になり、左・中央ブロックが撃墜された後、シムスの乗る右ブロックのみが脱出した。メイン回である第39話ではシャリア・ブルがシムスと共に乗り込んでホワイトベース隊と交戦。オールレンジ攻撃による視界外からの攻撃でカイ達だけでなくアムロの反応速度に追いつけなくなっていたガンダムをも苦戦させるものの、最終的に本体の位置を特定したガンダムによって至近距離からビーム・ライフルで撃たれ撃墜された。他にも第42話のギレン・ザビの演説シーンで背景に1機だけ小さく映っているのが確認できる。
劇場版では登場エピソードが全てカットされたため登場せず、上記演説シーンの機体も新規作画への置き換えに伴い消去されている(一方でTV版からの作画の使い回しで登場できた機体もあるが)。 - 機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに…
- マレット・サンギーヌの部下3人が乗り込むも、ニュータイプではない彼らの手に負える代物ではなく、被弾して撤退する。
- GUNDAM EVOLVE
- 『1st』第39話のリメイクにあたる「EVOLVE../15」に登場。岡田有章氏によって機体デザインがアレンジされており、同話の「ジオンは地球連邦軍に勝る技術力がある」という設定から、黒いボディが赤黒く発光する、有機的な禍々しいシルエットで表現されている。
- 機動戦士ガンダム THE ORIGIN
- テキサス・コロニーでシャリアが使用した他、複数機が量産されてア・バオア・クーの戦いに投入された。
装備・機能編集
武装・必殺攻撃編集
対決・名場面編集
関連機体編集
- ブラレロ
- 本機のサイコミュを小型化する目的でザクレロをベースに開発された機体。
- エルメス
- 後に開発された無線式のニュータイプ専用機。
- サイコミュ試験用ザク
- ブラウ・ブロと同じくジオングの開発の為に開発されたテストベッド機。
- ジオング
- サイコム試験用ザクとブラウ・ブロのデータを基に開発されたジオン軍の集大成型MS。機体の分離機構がブラウ・ブロから継承されている。
- パトゥーリア
- 『機動新世紀ガンダムX』に登場するモビルアーマー。本機と同じ型式番号であり、ニュータイプ専用機という点も共通している。
- ブラウ・ブロ (サンダーボルト版)
- 『機動戦士ガンダム サンダーボルト』版デザインのブラウ・ブロ。
商品情報編集
ガンプラ編集