ビグロ

2021年2月6日 (土) 19:50時点におけるTomo (トーク | 投稿記録)による版
ビグロ
外国語表記 Bygro
登場作品
デザイナー 大河原邦男
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スペック
分類 宇宙用試作型モビルアーマー
型式番号 MA-05
全長 45.5m
頭頂高 23.6m
本体重量 125.5t
全備重量 229.8t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 17,800kw
スラスター総推力 136,100kg
装甲材質 超硬スチール合金
センサー有効半径 111,100m
開発組織 MIP社
所属 ジオン公国軍
主なパイロット
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概要

ジオン公国軍一年戦争に投入したモビルアーマーの内、最初期に実現された機体。宇宙世紀071年の次期主力兵器開発でMIP社が提示した宇宙ポッドMIP-X1を強化・発展させた機体である。

モビルスーツのような汎用性は無いものの、大型のメガ粒子砲AMBAC肢を兼ねた大型クローを装備し、熱核ロケットエンジンが生み出す大推力を活かした一撃離脱戦法は他の追随を許さない。ザクIIF型の三倍にも及ぶ推力はAMBACと組み合わせた高速戦闘能力は量産に足る物と評価され、一年戦争の最終局面において少数が量産された。

0079年4月に生産が開始され、初期生産型が12機ないし14機が生産されたと言われ、その後出力系等に改良を加えた後期型も生産され、ア・バオア・クーでの決戦において運用された。

コクピットは操縦系の各種機材は初期のMSから流用されているが、機体の圧倒的な加速性能が生じさせるGに対応する為、耐G性能が与えられたと推測されている。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダム
主なパイロットはトクワン
ザンジバルから実戦テストを兼ねて出撃し、ホワイトベースのMS隊を手玉に取っていたが最後はアムロ・レイガンダムによって撃破された。
劇場版 機動戦士ガンダム
ア・バオア・クーにて少数が配備されているのが確認されている。
機動戦士ガンダム サンダーボルト
ア・バオア・クー防衛戦にて登場している。

装備・機能

武装・必殺攻撃

メガ粒子砲
機首部に1門内蔵されたビグロの主兵装。非使用時はクチバシ状のカバーで遮蔽される。メガ粒子砲は偏向型だったとされ、ある程度の射角の修正が可能だったと推測されている。ビームの収束率は低かったとされるが、対MS戦闘に十分な威力を有していた。
4連装ミサイル・ランチャー
機体上面左右に4基ずつ内蔵された実体弾火器。装弾数は不明だが、実戦においては複数回の発射が確認されている。単純な打撃力としてだけでなく、ミサイルの弾幕によって敵機の行動を阻害し、高速戦闘を有利に展開するといった戦法にも用いられた。ただし、軸線が固定された武装の為、機体の進行方向にしか射界を確保出来なかった。
クロー・アーム
AMBAC肢として機体の前部に設けられた大型クロー。先端部は三本爪のクローとなっており、これによる打撃戦を想定していた。ルナ・チタニウム合金を貫く程の強度を有しており、目標の貫通のみならずMSを掴むといった単純な動作も可能。
このクローにはゲルググビーム・ライフルを装備する事が可能だったとする資料が存在するが、運用例は確認されていない。
サンダーボルトに登場した機体には小型ビーム砲が内蔵されている。

対決・名場面

関連機体

MIP-X1
一年戦争以前にMIP社が企画した宇宙ポッド。この機体を発展させる形でビグロが開発された。
ビグロ (後期型)
ビグロの後期生産型。
ビグロ改
ビグロに強化改修した機体。
ビグロマイヤー
ビグロの強化型の一機。
ビグ・ラング
ビグロの後期型をコアユニットとして流用した大型モビルアーマー。
ビグ・ルフ
対艦隊戦闘を想定し、ビグロを強攻型に改修した機体。
ヴァル・ヴァロ
ビグロの発展型として開発されていた機体。

商品情報

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