ラクス・クライン
ラクス・クライン(Lacus Clyne)
- 登場作品:機動戦士ガンダムSEED、機動戦士ガンダムSEED ASTRAY R、機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- 声優:田中理恵
- 種族・性別:コーディネイター・女
- 生年月日:C.E.55年2月5日
- 年齢:16歳(SEED)→18歳(SEED DESTINY)
- 身長:158cm(SEED)→160cm(SEED DESTINY)
- 体重:53kg(SEED)→46kg(SEED DESTINY)
- 血液型:B型
- 所属:プラント(クライン派)→三隻同盟(C.E.71時)、オーブ連合首長国→アークエンジェル→クライン派
- 階級:
- 役職・称号など:歌姫、エターナル指揮官
- 主な搭乗艦:エターナル
- キャラクターデザイン:
プラント最高評議会議長シーゲル・クラインの一人娘で、プラントではアイドル歌手として絶大な人気を集めている。 常に聖女然とした態度で、老若男女問わず信頼される人柄ではあるが、その虫も殺さぬ容姿とは反対に、ザフト軍最新鋭モビルスーツ、フリーダムガンダムとジャスティスガンダムを自由に持ち出せる状態にあったり、政治的な根回しなど非常にしたたか。
SEED DESTINYでは地球で孤児院を運営するキラに寄り添うように暮らしていたが、再び地球とプラントとの対立が表面化したことで、葛藤しつつもフリーダムの封印を解き、戦場へ赴くキラを見送る。 シン・アスカのインパルスに破れたキラに最新鋭機ストライクフリーダムガンダムを手配し、自らもエターナルに乗り込み、最終決戦へと挑む。 物語終盤ではSEED能力の片鱗を見せるなど、戦闘に関しても極めて高い適正があることを伺わせた。
家柄と人柄の両方に非の打ちどころのない人物。彼女の言葉を聞くと、軍人でも簡単に命令に背き、簡単に人々を煽動するという高いカリスマ(一節には洗脳とも)を持つ。あのパトリック・ザラも彼女の言葉にそそのかされた部下の反逆で暗殺された。余談だが、パトリック・ザラはユニウスセブン落としを行ったサトーなどに心酔されるほどの人物である。その抽象的な言動とも相まって宗教になぞらえ「ラクス教」「教祖」などとも言われる。
劇中ではその絶大な影響力をバックに、キラ達を率いて「戦争を終わらせないように劣勢な勢力に肩入れし、戦火を拡大させた」ことから、ガンダム三大悪女の一人にも数えられることがある。
登場作品と役柄
- 機動戦士ガンダムSEED
- アークエンジェルに救助され、一時は人質として使われるものの、キラの善意による命令無視でザフトに返還される。その後、マルキオ導師が運んできたキラを介抱し、再び戦場に戻る決意を固めた彼にフリーダム奪取の手引きをする。
それが原因で自身も命を狙われた事から、戦艦エターナルに乗り込み、連合から離反したアークエンジェル、オーブのクサナギと合流。第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦にも参戦している。 - 機動戦士ガンダムSEED ASTRAY R
- シルバーウィンドが地球軍の攻撃を受けた際、ロウ・ギュールによって助けられている。
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- 前大戦終結後、キラやマリュー、バルトフェルドらと共にオーブでひっそりと暮らしていた。が、ヨップ・フォン・アラファス率いるコーディネイターの暗殺部隊に襲われた事がきっかけとなり、密かに整備していたアークエンジェルとフリーダムでオーブを離れる。
ダーダネルス海峡での戦闘に介入した後、宇宙へ上がってエターナルと合流。ストライクフリーダムガンダムを始めとする新型機の調整を進めつつ、ギルバート・デュランダルの真意を探っていた。
その後、一度ザフト軍に発見されて窮地に陥るも駆けつけたキラとストライクフリーダムの活躍で事なきを得、オペレーション・フューリーの際にインフィニットジャスティスガンダムで地球へ降下。デュランダルのミーア・キャンベルを使った演説の際に姿を現して「自分はデュランダルを支持していない」と表明した。
デスティニー・プラン発表後はオーブへのレクイエム発射を阻止する為に戦った。戦後、プラントに帰還している。
人間関係
名台詞
- 「あなたが優しいのは、あなただからでしょう?」
搭乗機体・関連機体
- エターナル
- 座乗艦。
- アークエンジェル
- ユニウスセブンで救助された際、しばらく乗艦している。
C.E.73年時にはクルーとして乗艦していた。 - エールストライクガンダム
イージスガンダム - キラとザフト軍との身柄の引き渡しの際に搭乗。
- フリーダムガンダム
- キラが奪取する際、その手引きをしている。
- インフィニットジャスティスガンダム
- ザフトのオーブ侵攻の際に地上に降りる為に登場。