ガウ
ガウ | |
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外国語表記 | GAW |
登場作品 | 機動戦士ガンダム、機動戦士ガンダム 第08MS小隊、機動戦士ガンダム MS IGLOO、機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線など |
スペック | |
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分類 | 攻撃空母 |
全高 | 72.4m |
翼幅 | 159.4m/50m |
全備重量 | 980t/690.4t |
推進機関 | 熱核ジェット・エンジン18基 |
最高速度 | マッハ0.9/マッハ4 |
搭載可能MS数 | 3機 |
搭載数 | 上記のほかドップ8機 |
開発組織 | ジオン公国軍 |
所属組織 | 地球方面軍など |
主な艦長 | ガルマ・ザビ、イセリナ・エッシェンバッハ、ユーリ・ケラーネ |
概要
ジオン公国軍が開発した大気圏内用の大型爆撃機・輸送機であり、モビルスーツや航空機の母艦機能と爆撃能力を兼ね備えた「攻撃空母」と称される。
前部のモビルスーツデッキに3機のモビルスーツを搭載可能で、両翼にはそれぞれ4機のドップの格納庫を有する。また、後部にはルッグンやコムサイ、ゼーゴックを収容できる発着艦デッキを持っている。ただし後部デッキはシャッター式であるものの前部デッキはハッチを開閉する形式となっており、MS降下時には速度を大きく落とす必要がある。
武装は連装メガ粒子砲3基と機体底部の爆弾倉で、ジャブロー攻略戦に参加した機体は対地ミサイルも装備していたほか、『08小隊』に登場した機体は対空機銃を多数装備していた。また熱核ジェットエンジンによる大推力でキャリフォルニアベースからジャブローまで往復できる航続距離と上記のようなペイロードを有するものの、ドップ同様コロニー内でシミュレーションによって設計された機体であるため最高速度で飛翔しているときでも下方へのジェット噴射に頼って飛行しており、また垂直尾翼のみで操舵を行うため機動性に難がある。その結果MSや航空機との直接戦闘に弱く、ガンダムやガンキャノン、ガンダムEz-8に取りつかれたり、コア・ファイターやコア・ブースターII インターセプトタイプに一撃で撃破されてたりしている。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダム
- ガルマ・ザビ麾下の地球方面軍所属機が登場したが、ガンダムをはじめとするホワイトベース隊との交戦で多数が撃破された。その後はオデッサ作戦時にも登場しているほか、ジャブロー攻略戦ではモビルスーツの空輸と対地爆撃を担う作戦の主力として登場した。
- 機動戦士ガンダム 第08MS小隊
- ユーリ・ケラーネ少将率いる欧州方面軍の残存兵が乗る機体が登場。偶然上空から降下してきたカレンの陸戦型ガンダムのシールドを対空砲火で撃破するものの、助けに入ったシローのEz-8がブリッジに取りついたため攻撃できなくなった。
- 機動戦士ガンダム MS IGLOO 黙示録0079
- 攻撃後のゼーゴックを回収するためジャブロー上空で待機する機体が登場。ゼーゴックが拡散ビーム砲により多大な戦果を挙げた直後にコア・ブースターII インターセプトタイプに発見され、ゼーゴック着艦作業中の無防備な瞬間を狙われて撃墜された。
- 機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線
- 第3話のオデッサの戦いで2機が登場。しかしうち1機がコア・ファイターの攻撃を受けて撃墜された。
装備・機能
武装
- 連装メガ粒子砲
- 両翼上部と機体上部に装備。
- 空対地ミサイルランチャー
- ジャブロー攻略戦に参加した機体が装備。ドップの格納庫があった場所に仮設したとされる。
- 対空機銃
- 『08小隊』に登場した機体の各所に装備。陸戦型ガンダムのシールドを破壊する威力を持つが、カレン機を取り逃がしEz-8に取りつかるなど防御力は不足しているとみられる。
- 対地爆弾
- 機体底部に爆弾倉があり、多量の爆弾による絨毯爆撃が可能。特にジャブローには本格的な攻略戦の前から定期的な爆撃を繰り返しているが地中の施設には効果がなく、連邦軍人は「定期便」や「定時爆撃」と呼んであまり気にしていなかった。
対決・名場面
関連機体
- ドップ
- 艦載機。ガウ同様に大推力によって強引に飛ぶ設計で、航空力学に基づかない特異な形状が特徴。