STガン | |
---|---|
外国語表記 | ST-Gan |
登場作品 | 機動戦士ガンダムF90 |
スペック | |
---|---|
分類 | 情報収集用モビルスーツ |
生産形態 | 改修機 |
型式番号 | RGM-89ST2 |
頭頂高 | 19.2m[1] |
全高 | 20.8m[1] |
本体重量 | 33.5t[1] |
全備重量 | 48.0t[1] |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 2440kW[1] |
スラスター総推力 | 52,500kg[1] |
アポジモーター数 | 22[1] |
センサー有効半径 | 68,500m[1] |
原型機 | ジェガンJ型 |
改修 | サナリィ |
所属組織 | 地球連邦軍 |
所属部隊 | 第13実験戦団 (第13独立機動艦隊) |
主なパイロット |
ナヴィ リー・シャオメイ |
概要
サナリィがアナハイム・エレクトロニクスから無償譲渡されたジェガンJ型をベースに改修したモビルスーツ。機体名称の「ST」は「センサーターレット(Sensor Turret)[2]」または「ストラテジックトレーナー(Strategik Treaner)[3]」の略である。フォーミュラ計画におけるガンダムF90のデータ収集及び試験空域の早期警戒を目的として開発された。
頭部のゴーグルセンサーは大型化しており、大型レドーム、各種センサー、カメラが追加されている。武装はそもそも非戦闘用途である事とセンサーへの影響を考慮して自衛レベルの実体弾系の物しか装備されていない為、火力は低下してしまっているが、高い機動力を持つF90に追従できるよう、スラスター推力が大幅に増強されている。一方、数多くの探査機材を稼働させるため、ジェネレーターが高出力の物に改められているが、電力のほとんどが機材の方に回されるため、機体自体のパワーは低くなっている。加えて高価な観測センサー類を多数装備した機体であるため製造コストはジェガンJ型8機分と高価である。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムF90
- 初出作品。ナヴィの搭乗機として登場し、F90の試験データの収集を主任務としていた。火星に降下後、オールズモビルの奇襲を受け機体は破損し行動不能に陥り、そのまま鹵獲されてしまう。その後、火星基地に留置されるが、直後の連邦軍との戦闘で基地が崩壊したため、本機も同時に失われたものと思われる。これ以外にはガンプラ「1/100 ガンダムF90II-Lタイプ」の組立説明書の挿絵に青い機体が描かれている。
- 機動戦士ガンダムF90FF
装備・機能
特殊機能
- 各種センサー類
- 機体に搭載されている数々のセンサー類。電波式の各種センサーを基本に諸方式のセンサー、F90の稼働データ記録用の大容量メモリーバンクやデータ処理用の大規模プロセッサなどが搭載されている。
武装・必殺攻撃
- 3連グレネードランチャー
- 護身用に両腰に3発ずつ合計6発搭載されている特殊擲弾。