MSA-120 | |
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登場作品 |
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デザイン | 藤田一巳 |
スペック | |
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分類 | 試作型モビルスーツ |
型式番号 | MSA-120[1] |
頭頂高 | 15.0m |
本体重量 | 17.5t |
全備重量 | 54.1t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 3,040kW(通常時)〜6,800kW(メガ・ブースト時) |
スラスター総推力 | 180,000kg(通常時)〜230,000kg(メガ・ブースト時) |
開発組織 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
所属 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
概要
アナハイム・エレクトロニクス社がサナリィのFシリーズに対する競合機としてグラナダ工場のジオン系開発チームに発注し開発したモビルスーツ。型式番号以外の名称は不明(未創作状態)。形式番号はMSA-0120とも。次期主力モビルスーツ選定に置いてガンダムF90に敗退した。内部フレームはヘビーガンの物を流用し、その発展型として開発されており、様々な新技術が盛り込まれている。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムF90
- F90の機体設定文章に名称のみ登場。F90の1/100キット説明書に「カタログスペックはF90以上だが、模擬戦ではわずか1分で敗北」との記載がある。
- 機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91 (小説版)
- 模型情報誌MJ(1992年8月号 Vol.157)掲載の第3話「封鎖」に登場。アイリス・オーランドの父ウィリアムがテストパイロットを勤めていた。試験中の事故により大破。
- サイバーコミックス
- No.024で登場。機体設定及び設定画が公表された。
- スーパーMJ・機動戦士ガンダム・最新MS造型資料集
- へビーガンの発展機という設定が追加された。
- ガンダムMSヒストリカ
- Vol.6に登場。F90との対峙について述べられている他、模擬戦のイラストも掲載されている。
- GUNDAM EXA
- クロスボーン・ガンダムの世界で一コマのみ登場。連邦軍のモビルスーツ部隊の中に紛れている。
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
- 第27話のブラックロー運送がデブリを回収するシーンにしれっと紛れている。
- HJメカニクス02 (ホビージャパンMOOK 895)
- 「ラプラス事件やマフティーの反乱を経験したアナハイム・エレクトロニクス社が技術を総動員して作った大型MSの末裔」というリファイン設定で、ガブスレイをベースにヴェイガン機やギラ・ドーガ等のキットとミキシングした作例が登場。アップリケアーマーを外した中身も製作している気合の入れよう。
- 機動戦士ガンダムF90FF
- 第1話にF90と模擬戦を行っている姿が1コマだけ描かれている。
装備・機能
特殊機能
- メガ・ブースト
- エネルギーCAPの技術を応用し、瞬間的に出力を上げ、機動性を高める新技術。この機体以外には採用されていない。
- 蒸発式アップリケ・アーマー
- 機体表面に施されている。被弾時に装甲を蒸発させ、ダメージを最小限に止める機構。これも他の機体には採用されていない。
武装・必殺攻撃
- ハイインパクトガン
- ミノフスキークラフトを利用した擬似重力兵器。具体的な効果は不明。
- ハイパーメガランチャー
- 詳細不明。Ζガンダムの武器の名称が同じだが繋がりはないと思われる。
対決・名場面
関連機体
余談
- 『スーパーMJ』の設定では、ヘビーガンの内部フレームが本機に流用されているとの事だが、機体デザインが根本的に違う。何をどうやったらこんな設定が出来上がるのだろうか…
関連商品
書籍
リンク
脚注
- ↑ 資料によっては「MSA-0120」とも