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== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
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== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
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== 対決・名場面 == | == 対決・名場面 == | ||
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+ | *ムック「機動戦士Vガンダム ニュータイプ100%コレクション VOL.2」には本機の準備稿が掲載されており、決定稿に至るまでの経緯が語られている。それによると当初の装備はジャベリン・ユニットではなく[[V2バスターガンダム]]の物を彷彿とさせるオーバーハング・キャノンであり、シルエットが当たり前の物になってしまうのに苦慮していたところ、監督のアドバイスによりジャベリン・ユニットが誕生したとの事。 | ||
+ | *『V』第49話で[[ゴトラタン]]の砲撃から[[クラップ級]]を守るため3機のモビルスーツが連携してビーム・シールドを張るシーンがある。パッと見はジャベリンに見えるが、細部を見るとジャベリンカラーの[[ガンブラスター]]である事が分かる。色の指定ミスなのか実際に再塗装して運用している部隊がいるのかは不明。 | ||
== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
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2024年11月25日 (月) 00:15時点における最新版
ジャベリン | |
---|---|
外国語表記 | Javelin |
登場作品 | |
デザイナー | 石垣純哉 |
スペック | |
---|---|
分類 | 宇宙用量産型モビルスーツ |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | RGM-122 |
全長 | 14.5m |
本体重量 | 8.1t |
全備重量 | 16.5t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 3,980kW |
スラスター総推力 | 69,260kg (23,830㎏×2、21,600㎏×1) |
アポジモーター数 | 18 |
装甲材質 | ガンダリウム合金セラミック複合材 |
開発組織 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
所属 | 地球連邦軍 |
主なパイロット |
|
概要編集
宇宙世紀0130年代以降の地球連邦軍の宇宙用主力モビルスーツ。ジェムズガンとは同時に開発された兄弟機にあたり、機体フレームやジェネレータ、パーツはほぼ同一の物で構成されている。
「シルエットフォーミュラプロジェクト」で得られたサナリィと、裏取引で得られたブッホ・コンツェルン(クロスボーン・バンガード)の技術力のフィードバックにより、アナハイム側の優れた生産性によって高性能な量産型モビルスーツが完成した。機体各所にスラスターを内蔵しており、軽快な運動性能を誇る。本機の特徴は「ジャベリン」という投げ槍の名から名付けられたとおり、バックパックにショットランサーユニットを左右一対二基装備している事が挙げられる。元々はブッホ・コンツェルンの独自技術であり、ジャベリンが様々な組織の技術を用いたモビルスーツであることを裏付けている。
試作機は0123年の時点で完成しているが、生産設備の配置転換などの問題から実戦配備には10年以上の年月を要した。0150年代においても主力量産型モビルスーツではあるが、0120年代の技術水準で設計されている本機は既に旧式化が進んでいる。0150年の技術で開発されたゾロアットやガンイージに比べると性能では劣っているが、本機のポテンシャルの高さからこの時代でも通用するだけの性能を誇る。連邦軍の物量戦術もあり、ザンスカール帝国との艦隊戦では優位に立っていることからして、この機体が旧式ながらも戦場では上手く機能していることがわかる。
仕様・カラーバリエーション 編集
- 一般機
- 本機の通常カラー。水色と白を基調としたカラーリングとなっている。ジェムズガンの生産終了後により、以降の量産機がジャベリンに統一される事となった時点で、建造にはジャベリン専用のパーツが用いられる事になり、一部設計の見直しがされている。なお、生産ラインによっては腰横のボックスやセンサーアイのカバーなどの有無に差異がある。
- ジャベリン初期型
- 量産当初の初期生産タイプ。ジェムズガンと生産ライン・一部パーツを共有した機体で、胸部ダクトや脚部など機体形状はプロトタイプジャベリンとほぼ同一となっている。この時点でジャベリン・ユニットは標準装備化されている。
- 宇宙艦隊所属機
- 宇宙艦隊に配備されている機体。かつてのRGMシリーズに準じた赤と白のツートンカラーとなっている。なお、宇宙艦隊には一時的に宇宙用装備へと換装されたジェムズガンが配備されていた事もあった。
- ザグレン隊所属機
- サイド1に配備されていたザグレン隊の所属機。コロニー空間内の光の反射を考慮し、一般機では水色だった部分が深いエメラルドグリーンに塗装されている。センサーアイのカバーは無く、内部のツインアイが露出している他、腰横にはボックスが設けられている。
登場作品と操縦者編集
- 機動戦士Vガンダム
- 初登場作品。第15話から味方サイドの量産機として登場する。作中では専らのやられ役ではあるが、ショットランサーでゾロアットを撃墜するシーンなど僅かながら活躍する場面もある。他にも第34話ではウッソがモトラッド艦隊を足止めさせるために無人のジャベリンの熱核融合炉を狙撃し核爆発を起こさせるという強硬手段に出ている。
- 機動戦士Vガンダム ニューモビルスーツバリエーション
- 通常カラーの機体以外に仕様違いの初期型、カラーバリエーションとして宇宙艦隊所属機とザグレン隊所属機が掲載されている。
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート
- 「猿の衛星」にてハリソン・マディンの部下の機体が1機登場。U.C.0130年代はヘビーガンからの機種転換が進んでいる頃で、作中では量産型ガンダムF91に次ぐ高性能な量産型モビルスーツであると言える。ハリソンのF91とアランのジェムズガンと共にE計画の衛星内部に調査のため侵入したが、そこで猿の操縦するバルブスの襲撃を受けてしまう。ただ、一瞬で戦闘不能に追い込まれたジェムズガン、苦戦を強いられながらも必死に抵抗したF91と比べて特に目立った戦闘描写は描かれなかった。
装備・機能編集
- 換装
- バックパックの換装が可能。
武装・必殺攻撃編集
- 頭部バルカン
- 頭部に2門内蔵されている機関砲。
- ビーム・サーベル
- リアアーマーに2基装備されている近接格闘装備。
- ビーム・ライフル
- 本機の主兵装。サブグリップ付きのライフルで、ジェムズガン用よりは出力は高い。
- ジャベリン・ユニット
- 機体名の由来になった装備。ユニットに装備されているショットランサーは、ブッホ・コンツェルンの技術転用により開発した物の改良品が採用されている。ランサーそのものがスラスターユニットと一体化しており、投打武器、ランサー射出、ユニットそのものも射出できる。ランサーは高速回転させた状態で射出される他、ランサーの先端にビーム幕を展開することで威力が高めることも可能で、対艦・対MS兵器として柔軟な対応が可能。
- ビーム・シールド
- 左腕に装備している防御装備。
対決・名場面編集
関連機体編集
- プロトタイプジャベリン
- ジェムズガンをベースに試作されたジャベリン。この段階ではまだショットランサーを装備していない。
- ジャベリンキャノン
- バックパックをビームキャノンに換装した支援砲撃仕様。4連装と単装の2タイプがある。
- メガスピア搭載型ジャベリン
- バックパックを大型ショットランサーに換装した対艦戦仕様。
- ジェムズガン
- 原型機。
余談編集
- ムック「機動戦士Vガンダム ニュータイプ100%コレクション VOL.2」には本機の準備稿が掲載されており、決定稿に至るまでの経緯が語られている。それによると当初の装備はジャベリン・ユニットではなくV2バスターガンダムの物を彷彿とさせるオーバーハング・キャノンであり、シルエットが当たり前の物になってしまうのに苦慮していたところ、監督のアドバイスによりジャベリン・ユニットが誕生したとの事。
- 『V』第49話でゴトラタンの砲撃からクラップ級を守るため3機のモビルスーツが連携してビーム・シールドを張るシーンがある。パッと見はジャベリンに見えるが、細部を見るとジャベリンカラーのガンブラスターである事が分かる。色の指定ミスなのか実際に再塗装して運用している部隊がいるのかは不明。