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2024年10月19日 (土) 17:34時点における最新版
ガルダ級 | |
---|---|
外国語表記 | GARUDA CLASS |
登場作品 |
スペック | |
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分類 | 超大型輸送機 |
全長 | 317m |
全幅 | 524m |
推進機関 |
|
開発組織 | 地球連邦軍 |
所属 |
概要編集
地球連邦軍が宇宙世紀0080年代前期に建造した超大型輸送機。ジオン公国軍の攻撃空母ガウの設計思想を継承したとも伝えられ、全長300m、全幅500m、最大積載量9,800トンを超える人類史上最大の航空機である。名称の由来はインド神話の神鳥「ガルダ」から。
ガルダ級は単なるガウの模倣ではなく、全面開放が可能な格納庫や水上離発着機能、宇宙往還機の連絡に対応する打ち上げ・管制機能などガウが持ち合わせていなかった機能を有している。加えて、戦間期に開発されたが故に流通や気象観測といった民需向けの任務も担っており、軍用機の枠を超えた国家の財産ともなっている。
複数の熱核ジェットエンジンを搭載し、成層圏の高空を永続的に飛行可能。ガルダ以前のモビルスーツ運用型航空機はMSを降下させる「空挺」のみが可能であったのに対して、ガルダ級はサブ・フライト・システムや可変機を飛行状態で発進させる事ができ、高い運用柔軟性を示した。
地球を6つのエリアに分担し、各エリアにガルダ級を周遊させ、必要に応じて艦載機を派遣する「ガルダ構想」に基づいて開発されている。ただし、ガルダ構想は各エリアを担当する6機のガルダと予備機が必要であったが生産が追いつかなかった上、紛争におけるガルダ級の喪失が追い打ちとなって完成には至らなかった。
同型艦 編集
- ガルダ
- 『UC』に登場するネームシップ。改修が重ねられ、0096年には「空の要塞」と形容される威容を誇った。
- アウドムラ
- 『Ζ』及び『ΖΖ』に登場。グリプス戦役時にスードリと共にジャブローに配備されていた機体。ジャブロー脱出時にエゥーゴが接収し、その後カラバへと譲渡され同組織の主戦力として運用された。
- スードリ
- 『Ζ』に登場。スードリと共にジャブローに配備された機体。アウドムラと共にエゥーゴのジャブロー脱出に用いられた後、ブラン・ブルターク率いる部隊によって制圧。その後アウドムラの追撃に用いられた。
- メロゥド
- 『Ζ』及び『ΖΖ』に登場。グリプス戦役時にジェリド・メサが指揮を取った艦。第一次ネオ・ジオン抗争ではラカン・ダカランに接収され、ダブリンの都市封鎖に用いられた。
- 艦名不明艦
- 『センチネル』に登場。カラーリングはオレンジ色。Sガンダムから脱出し大気圏突入したGコア及びシグマン・シェイドのΖプラスC1型を収容した。
- 艦名不明艦
- 『星を継ぐ者』に登場。ブラン・ブルタークが所属する艦でカラーリングは紺色。同作ではケネディ宇宙港でスードリを奪還するTV版のエピソードが省略されているため、スードリを奪還するまでの代理として登場したものと思われる。
- ガーウィッシュ
- 『フォーミュラー戦記0122』に登場。第二次オールズモビル戦役時に運用された艦。反地球連邦組織討伐部隊第13艦隊の地上での拠点として用いられた。艦長はレイラ・ビアス大佐。
- フリーデン
- 『SDガンダム GGENERATION CROSS DRIVE』に登場するゲームオリジナルの同型艦。未実装のフリーデンの代替として登場している。
登場作品編集
- 機動戦士Ζガンダム
- 初出作品。アウドムラ、スードリ、メロゥドの3隻が登場した。
- 機動戦士ガンダムΖΖ
- アウドムラ及びメロゥドが引き続き登場。
- ガンダム・センチネル
- 物語のラストシーンに艦名が不明のガルダ級が登場。
- 機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122
- 地上ステージにおける母艦としてガーウィッシュが登場。
- 機動戦士ガンダムUC
- ネームシップであるガルダが登場。OVA化に伴い初映像化も実現した。
- 機動戦士ガンダム サンダーボルト
- 第129話に4隻登場。それぞれの艦名は不明。四方から南洋同盟の支配地域に侵攻した。
装備・機能編集
武装・必殺攻撃編集
- 対空機銃
- 機体各部に備えられた対空機銃。ドーム状に張り出しており、射界に優れる。
- メガ粒子砲
- 機体に多数装備されたメガ粒子砲。砲塔はドーム型を採用しており、射程よりも射界を優先している。0096年時のガルダには開放バレル型のメガ粒子砲が搭載されている。
- ミサイルランチャー
- 機体各部に多数搭載されている遠距離攻撃用のミサイル発射管。