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− | + | その後、ラサは[[ダカール]]から遷都する形で[[地球連邦政府]]の首都となり、[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]の本部も併設されるが、宇宙世紀0093年に[[シャア・アズナブル]]率いる[[ネオ・ジオン]]の実施した[[フィフス・ルナ]]落としにより事実上消滅。しかし、政府や軍の高官らはいち早くこれを察知しており、連邦政府が被った被害は微々たるものであった。 | |
[[第二次ネオ・ジオン抗争]]後、連邦首都は再びダカールに移され、宇宙世紀0098年に連邦議会で可決された「チベット文化財再建計画」により、復興が進められた<ref>隕石跡そのものを過激なテロによる「負の遺産」として維持する案も出されたが、一部議員やNGO、識者の強い意向を受けた[[アナハイム・エレクトロニクス社|アナハイム]]の後押しによって却下されている。</ref>。復興計画は約16年間で終了する予定と発表されており、復興対象はチベット、ネパール、ブータン、インドの各地区で、被害レベル2~4と認定された寺院や僧院等が対象となった。なお、被害レベル5(消滅)に認定された文化財はこの復興計画からは除外されている。 | [[第二次ネオ・ジオン抗争]]後、連邦首都は再びダカールに移され、宇宙世紀0098年に連邦議会で可決された「チベット文化財再建計画」により、復興が進められた<ref>隕石跡そのものを過激なテロによる「負の遺産」として維持する案も出されたが、一部議員やNGO、識者の強い意向を受けた[[アナハイム・エレクトロニクス社|アナハイム]]の後押しによって却下されている。</ref>。復興計画は約16年間で終了する予定と発表されており、復興対象はチベット、ネパール、ブータン、インドの各地区で、被害レベル2~4と認定された寺院や僧院等が対象となった。なお、被害レベル5(消滅)に認定された文化財はこの復興計画からは除外されている。 | ||
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2020年11月20日 (金) 23:12時点における最新版
ラサ(Lhasa)編集
チベット自治区の中心都市。「ラサ」とは「山羊の地」を意味し、かつてのチベット王朝が王都を整備する際、多くの山羊を使役した事からその名が付けられた。
一年戦争でジオン軍によって制圧され、そこに建設された秘密工場基地でアプサラス計画が進められた。ラサ秘密工場基地はその名の通り工廠施設を備える秘匿性の高い軍事施設であり、地球侵攻作戦開始後、ラサ近郊の鉱山及び隣接する都市を転用する形で建設された。ラサ基地では地球攻撃軍の戦略よりもアプサラス計画の遂行を優先したと考えられており、所属部隊も試験地域の確保や情報の隠蔽、連邦軍への牽制といった作戦行動に従事していた。
ラサ基地は鉱山内部に建設されている関係上、施設の大半を地下に有しており、外部からの発見は困難を極める[1]。基地内にはアプサラス開発の為の工場施設の他、ケルゲレン用の大型滑走路、演説や晩餐会等を行う為の講堂、大広間まで備えていた。
一年戦争後期にアプサラスIIの残骸から得た情報を元にコジマ大隊によって大規模な捜索・殲滅作戦が行われ、基地の事実上の最高責任者であったギニアス・サハリンとアプサラスIIIを失い、ケルゲレン脱出時に生じた崩落や戦闘の余波によって壊滅した。
その後、ラサはダカールから遷都する形で地球連邦政府の首都となり、地球連邦軍の本部も併設されるが、宇宙世紀0093年にシャア・アズナブル率いるネオ・ジオンの実施したフィフス・ルナ落としにより事実上消滅。しかし、政府や軍の高官らはいち早くこれを察知しており、連邦政府が被った被害は微々たるものであった。
第二次ネオ・ジオン抗争後、連邦首都は再びダカールに移され、宇宙世紀0098年に連邦議会で可決された「チベット文化財再建計画」により、復興が進められた[2]。復興計画は約16年間で終了する予定と発表されており、復興対象はチベット、ネパール、ブータン、インドの各地区で、被害レベル2~4と認定された寺院や僧院等が対象となった。なお、被害レベル5(消滅)に認定された文化財はこの復興計画からは除外されている。
登場作品編集
- 機動戦士ガンダム 第08MS小隊
- ラサ基地が登場。地下施設でアプラサスの開発が進められたが、連邦軍の捜索によって位置を特定され、戦闘の末に壊滅。
- 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- ダカールからの遷都によって連邦の新首都となるが、フィフス・ルナの落下によって消滅した。
- アナハイム・ジャーナル
- 第二次ネオ・ジオン抗争後のチベット文化財再建計画の概要が語られた。