ギニアス・サハリン
| ギニアス・サハリン | |
|---|---|
| 外国語表記 | Ginius Sakhalin |
| 登場作品 | 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 |
| 声優 | 速水奨 |
| デザイナー | 川元利浩 |
| プロフィール | |
|---|---|
| 種族 | 人間 (スペースノイド) |
| 性別 | 男 |
| 生年月日 | 宇宙世紀0052年 |
| 年齢 | 27歳 |
| 没年月日 | 宇宙世紀0079年12月1日 |
| 職業 | 軍人 |
| 所属 | ジオン公国軍アジア方面軍 |
| 役職 |
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| 階級 | 技術少将 |
| 主な搭乗機 | アプサラスIII |
概要 編集
ジオン公国軍の技術少将で、アイナ・サハリンの兄。ジオンの貴族サハリン家の当主であり、かつては名家として権勢を揮うも没落した家の再興を目論んでおり、デギン・ソド・ザビから任されたジャブロー攻撃攻撃用モビルアーマー開発計画「アプサラス計画」の実現に邁進する。
幼い頃の事故が原因で病に伏しており、定期的に薬を投与しなければならなず、身の回りの世話やアプサラスのテストをアイナに任せている。
家門再興への執念と身体的ハンディキャップから徐々に精神も病んでいき、やがてアプサラス計画以外の一切も目に入らなくなっていった。また、その冷酷さがアイナにとって大きなプレッシャーとなり、彼女の精神的自立を促す一因となった。
オデッサでの敗退からラサを敗残兵の参集地として宇宙への脱出を計るべくアプサラス計画の中止を勧告したユーリ・ケラーネを誅殺し、その上で部下らに投薬を強いてまでアプサラスIIIを完成させ、アイナと共に出撃するが、アイナの裏切りと、彼女と共に捨て身の特攻を仕掛けたシロー・アマダの一撃により、命を落とした。
登場作品と役柄 編集
- 機動戦士ガンダム 第08MS小隊
- 初登場作品。アイナの兄であると同時に、アプサラスの完成に心血を注ぎ、その邪魔になる者はジオンであろうと容赦しないマッドサイエンティストとして描かれており、物語の進行と共にその姿勢がエスカレートしていった。
- 小説版では彼の過去が掘り下げられており、12歳の頃に爆発事故で大量の宇宙放射線を浴びて病床に伏し、またアプサラスの完成もこの際に見た「光のシャワー」の再現をメガ粒子砲で行おうとしていた意図があったとされている。
人間関係 編集
家族 編集
- アイナ・サハリン
- 妹。病床のギニアスの身の回りの世話と、アプサラスのテストパイロットを任せている。血の繋がった妹ではあるが、自分の夢を叶えるための道具として見ている節があった。アイナもギニアスをプレッシャーに感じており、最終的に決別することになる。
- 母
- サハリン家に嫁いだ貴族。ギニアスは彼女に捨てられたと認識している。
ジオン公国軍 編集
- ノリス・パッカード
- ギニアスの副官。サハリン家に絶対の忠誠を誓っている。
- ユーリ・ケラーネ
- ヨーロッパ方面軍の師団長。旧知の中ではあるが、サハリン兄妹からは嫌悪されている。オデッサからの敗走兵を宇宙へ脱出させようとしてケルゲレンを徴収し、ギニアスにアプサラス計画の中止を突き付けるが、ラサ基地の坑道で部下諸共に誅殺する。
- デギン・ソド・ザビ
- ジオン公国公王。アプサラス計画を任命された。
地球連邦軍 編集
- シロー・アマダ
- アイナと親和を深めた連邦軍の軍人。最終的に彼の決死の行動の前に討たれる。なお、シローはアイナから借りた懐中時計の写真からギニアスの顔を知っており、当初はアイナの恋人だと勘違いされていた。