「フォーミュラ計画」の版間の差分
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2024年9月26日 (木) 22:13時点における最新版
フォーミュラ計画(Formula Project)編集
サナリィのモビルスーツ開発計画。本計画で開発された機体は「Fシリーズ(フォーミュラシリーズ)」と呼ばれる。
宇宙世紀0102年、サナリィはモビルスーツの大型化に伴う軍事費圧迫の是正等を目的に、地球連邦政府に対してモビルスーツの小型化を提言。これを受けてアナハイム・エレクトロニクス社はジェガンを小型化したヘビーガンをロールアウトさせる。しかし、ヘビーガンの性能はサナリィの要求を満たす物ではなく[1]、これに不満を抱いたサナリィが連邦議会の承認を得てスタートさせたのが本計画である。
当初はコンセプトが異なる複数のFシリーズが開発されたが、最終的に「F9シリーズ」のラインで統一された。「モビルスーツの小型化」という趣旨の下、高性能かつ低コストのモビルスーツを開発目標としており、マイクロハニカム構造や新型熱核融合炉、V.S.B.R.など、様々な新技術が投入されている。 最大の特徴は「ハードポイント」による換装システムであり、大型モビルスーツは多数の内蔵兵装による性能向上を目指していたが、サナリィの小型モビルスーツは素体となる本体に増加パーツを装備する事で機体サイズを抑えつつ機能の拡張を図っている。このハードポイントを初採用したのがミッションパックを有する「F90」である。
F90は宇宙世紀0111年にロールアウト、アナハイムのMSA-120との次期主力コンペで圧勝した事でMS開発のイニシアチブをアナハイムから奪い取り、MS小型化の流れを本格的な物とした。一方、計画を推進していたハウゼリー・ロナが0118年に暗殺されたのを契機とし、後ろ盾を失った計画推進派の殆どは第一次オールズモビル戦役におけるF90強奪事件によって参謀本部内での発言力を失っており、この結果、宇宙世紀0120年代の連邦軍は極度に保守化を迎える事になった。
Fシリーズ分類編集
- F90シリーズ…主力 (戦闘型)MS
- F80シリーズ…汎用量産型MS
- F70シリーズ…支援用MS
- F60シリーズ…局地戦用格闘型MS (F90、F70シリーズの性能向上により、コードナンバーのみで廃止)
- F50シリーズ…核融合炉をジェネレータとするAFV型のMS
開発された機体編集
宇宙世紀0090年代編集
- ロト(D-50C)
宇宙世紀0110年代編集
F90シリーズ編集
F70シリーズ編集
F80シリーズ編集
F50シリーズ編集
- ガンタンクR-44(F50D)
その他 編集
- ガンダムF89(F89は社内コード)
宇宙世紀0120年代編集
- クラスターガンダム(F90IIIY)
宇宙世紀0130年代編集
ガンダムF91編集
クロスボーン・ガンダム(F97)編集
- クロスボーン・ガンダムX1
- クロスボーン・ガンダムX1改
- クロスボーン・ガンダムX1改・改
- クロスボーン・ガンダムX1パッチワーク
- クロスボーン・ガンダムX1フルクロス
- クロスボーン・ガンダムX2
- クロスボーン・ガンダムX3
- クロスボーン・ガンダムX-0
- フリント
その他編集
- レコードブレイカー(F99)
関連用語編集
リンク編集
脚注編集
- ↑ これはアナハイムがMSの小型化に消極的であった事が主な理由であり、この時点で従来機や整備施設などの建造で巨額の利潤を得ていた。