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2024年11月4日 (月) 22:01時点における最新版
ジンクスIII (地球連邦型) | |
---|---|
外国語表記 | GN-X III ESF Type |
登場作品 | |
デザイナー | 海老川兼武 |
スペック | |
---|---|
分類 | 擬似太陽炉搭載型モビルスーツ |
型式番号 | GNX-609T |
全高 | 19.0m |
本体重量 | 69.8t |
主動力 | GNドライヴ[Τ] |
装甲材質 | Eカーボン |
開発組織 | 地球連邦軍 |
所属 | 地球連邦軍 |
主なパイロット |
セルゲイ・スミルノフ パング・ハーキュリー パトリック・コーラサワー 地球連邦兵 |
概要 編集
地球連邦軍の擬似太陽炉搭載型モビルスーツ。カラーリングはライトブルー。
ジンクスIIの改良型で、擬似太陽炉搭載型MSの普及機として生産性に重点を置いて開発された。その為、ジンクスIと比較して大まかな外観は大差ないものの基本性能は多少低下している。
この頃になるとGN粒子を制御する機能を持ったMSの存在は珍しくなくなっており、それに伴い粒子制御に不慣れなパイロットも減少したと判断されて胸部と腰部に設置されているGN粒子発生器が更に小型化された。ジンクスIに存在していたオリジナル太陽炉搭載用の仕様も全てオミットされたが、これは擬似太陽炉が改良された事で性能が高まり、必要性が失われた為。
アロウズ型との異なる点は、使用地区や稼働時間延長の為に出力を抑えられているところである。
登場作品と操縦者編集
- 機動戦士ガンダム00(2ndシーズン)
- 連邦軍内部での配備は十分ではなく、その不足分を旧三大国家群のMSで補っている。
セルゲイ・スミルノフがソーマ・ピーリス捜索の際に本機に搭乗した他、パング・ハーキュリーがブレイクピラーの際に搭乗。ソレスタルビーイングとアロウズ、イノベイター(イノベイド)との最終決戦の際にはパトリック・コーラサワーらクーデター派のパイロット達が乗り込んで戦っている。 - 劇場版 機動戦士ガンダム00
- 何機かがコロニー公社に払い下げられている他、ELSとの最終決戦の際に不足している戦力を補う形で投入された。
装備・機能編集
武装・必殺攻撃編集
- GNバルカン
- 頭部に2門内蔵。主に牽制などに使用される。
- GNビームライフル
- 本機の携行兵装。威力はガンダムの物と同等。大型GNコンデンサーを内蔵しており、ここからエネルギー供給される。不使用時は腰部の粒子発生アンテナにあるマウントラッチに装着される。
- GNビームサーベル
- 脚部に1本ずつ格納。
- GNクロー
- 両腕部のマニピュレーター。先端が鋭利になっており、元々はエネルギー切れになった際の最後の手段と言うべき装備だが、GNフィールド効果を利用すれば攻撃力を向上させる事も可能。
- GNランス
- 本機の主兵装である格闘武装。先端部にGNフィールド効果を持たせる事で攻撃力を上昇させている。小型の粒子ビーム砲4門と大型GNコンデンサーを内蔵しており、ライフルとしても使用可能。
- GNシールド
- 左腕に装備される実体盾。中央部にはディフェンスロッドも装備されており、GN粒子を放出しながら回転させる事で小型GNフィールドを発生させる事が出来る。
対決・名場面編集
- コーラサワーの覚悟
- 物語終盤、カティの乗った輸送艦に襲いかかるガガ部隊を迎撃したコーラサワーのジンクスIIIだが、彼の機体は三機のガガに取りつかれてしまう。輸送艦への激突を避ける為に、そして愛する者を守る為にコーラサワーは己の身も省みず、3機のトランザム状態のガガをトランザムが搭載されていないこの機体でまとめて粉砕するという驚異的な戦果を見せつけた。
なおコーラサワー機は3機の爆発に至近で巻き込まれるが、コーラサワー本人は無傷で帰還している。
関連機体編集
- ジンクスIII (アロウズ型)
- 本機のアロウズ仕様。
- ジンクスIII (コロニー公社型)
- 本機の民間で使用されたコロニー公社仕様。
- ジンクスIII コーラサワー専用機
- 設定のみのパトリック・コーラサワー用カスタム機。デザイン集「海老川兼武デザインワークス」にデザイン画が掲載されている。00セカンドシーズン終盤でコーラサワーが再登場した際の搭乗機として検討されていたものの、設定的に難しい側面があったため不採用となった。機体色はAEUイナクト (デモカラー)を彷彿とさせるライトグリーンで、側頭部にブレードアンテナと思われる物が追加されている。
- スペルビア ジンクス
- ジンクスIIIの強襲作戦仕様機。
- ジンクス
- 前世代機。汎用性の高い設計で、本機にもそれが引き継がれている。
- アドヴァンスドジンクス
- ジンクスのエースパイロット用カスタム機。主兵装であるプロトGNランスが本機に制式採用された。
- ジンクスII
- 前世代機。ソードやキャノンなど機能特化型が開発されており、生産性に偏っている本機よりも高性能であるという裏設定がある。
- ジンクスIV (一般機) / ジンクスIV (指揮官機)
- 後継機。
- ジンクスIV コアファイター搭載型
- 本機のデザイン時に出た「股間のコックピットだけ外して飛べるようにしよう」という案が採用されたという裏話がある。
商品情報編集
ガンプラ 編集
フィギュア 編集