木星船団
木星船団 編集
宇宙世紀のエネルギーを担う熱核融合炉の燃料となるヘリウム3を木星の大気から採取し、地球へ輸送する半民半官組織。正式名称は「木星開発事業団」だが、一般にはその後も「木星船団」と呼ばれている(ヘリウム船団と呼称する場合もある)。
ヘリウム3は地球上にほとんど存在しないため、当初は月から採取していたが、後に木星に採取へ向かう木星エネルギー開発船団を編成。その後宇宙世紀0010年に木星開発事業団として再編された。
地球圏のエネルギー事情を支え、その運営に不可欠な組織であるが、同時にその重要性の高さから地球連邦政府及び連邦軍の管理下に置かれている。ただし、内部監査や査察といった事業への干渉になりかねない行為は禁止されているため、木星船団は内部に権力機構を有する中立組織となっており、一年戦争時も南極条約によって不可侵が補償されていた。
また、ジオン公国もヘリウム3の安定供給を目的として独自に木星エネルギー船団を編成しており、第一次船団が0070年から4年がかりで任務を達成している。
木星の公社を前身とする木星帝国とは別組織にあるが、コスモ・バビロニア建国戦争時のサウザンズ・ジュピターのようにその影響の下で特定勢力に協力する船団も存在した。
登場作品 編集
- 機動戦士Ζガンダム
- 初登場作品。船団に所属するパプテマス・シロッコと彼を艦長とするジュピトリスが登場し、ティターンズに協力した。
- 機動戦士ガンダムΖΖ
- 最終回でジュドー・アーシタ、ルー・ルカがジュピトリスIIに乗り込んで木星へ旅立っている。
- 機動戦士ガンダムF90
- 物語冒頭でコバヤシ丸がオールズモビルの襲撃を受け撃沈されている。
- 機動戦士ガンダムF91(小説版)
- 木星の反連邦勢力との政治的取引により、サウザンズ・ジュピターがクロスボーン・バンガードに協力を表明。同艦が積載していたヘリウム3などを提供した。
- 機動戦士Vガンダム
- フォンセ・カガチが木星船団出身とされ、彼を通じて木星でエンジェル・ハイロゥが建造された。
- 機動戦士Vガンダム プロジェクト・エクソダス
- 作中で「ヘリウム船団」と呼称されている。同船団のリーダーとしてグレイ・ストークが登場し、独自にダンディ・ライオンを建造して太陽系の脱出計画を実行した。
- GUNDAM EVOLVE
- 「EVOLVE../10」でジュピトリスIIが木星へ向かう道中の物語が展開されている。「傘」を使い地球からの定期便コンテナをキャッチする形で道中の補給を行っている。
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート
- 「最終兵士」でストークから木星帝国とは別組織であることが説明されており、木星戦役の際は帝国の影響もあって「色々とやりにくかった」と語っている。
人物 編集
- パプテマス・シロッコ
- ジュピトリス艦長。グリプス戦役時に独自の思惑を以ってティターンズに参加。
- ジュドー・アーシタ / ルー・ルカ
- ジュピトリスIIの乗組員。
- フォンセ・カガチ
- 後のザンスカール帝国宰相。木星帝国総統クラックス・ドゥガチとも関係があった。
- ウジューヌ・ケスネル
- サウザンズ・ジュピター艦長。クロスボーン・バンガードに協力を表明し、フロンティアIV政庁前で行われたコスモ・バビロニア建国式典にも参加している。
- グレイ・ストーク
- ハインラインの船長。同船団のリーダー。