地球連邦軍 (X)
地球連邦軍(United Nations Earth) 編集
アフターウォー以前の旧世紀に存在した地球連邦統合政府の軍事部門。正式名称は「地球統合連邦軍」。戦後再興した新地球連邦軍と区別するため「旧連邦」と呼ばれることも多い。
第7次宇宙戦争における宇宙革命軍のコロニー落とし作戦に対抗するため、決戦用モビルスーツ「ガンダムX」を投入するものの、これが勝利を焦った革命軍にコロニー落としの実行を決断させ、地球圏の人口の9割を滅亡させることになる。結果、連邦政府は機能不全に陥り、連邦軍・革命軍双方共に戦争遂行能力を失ったことで戦争はなし崩し的に終結した。
連邦軍本部の存在した南米はコロニー落とし作戦の集中攻撃によって壊滅的ダメージを受けたが、生き残った政府及び軍の首脳部は連邦政府再建委員会を設立。再建委員会を母体としてアフターウォー15年に新連邦政府が樹立。それに伴い旧連邦軍の後継組織として新連邦軍が設立されることになった。
登場作品 編集
- 機動新世紀ガンダムX
- 初登場作品。作中では既に壊滅しており、ガンダムタイプやドートレスといった過去に連邦軍が運用していた兵器がバルチャーによって使用されている様子が描かれている。また、戦前の施設や沈没船などからガンダムXやLシステムといった過去の遺物が発見され、それが物語を進める鍵となっている。
- 機動新世紀ガンダムX外伝 ニュータイプ戦士ジャミル・ニート
- ジャミル・ニートの視点から第7次宇宙戦争の様子が描かれており、旧連邦軍の内情も断片的にながら語られている。
関連用語 編集
- 新地球連邦軍
- 連邦軍の後継組織。装備やモビルスーツなどは旧連邦軍から引き継がれている物も多い。
リンク 編集
- 組織