プロトタイプグフ 戦術実証機

プロトタイプグフ 戦術実証機
外国語表記 Prototype Gouf (Tactical Demonstrator)
登場作品 MSD
デザイナー カトキハジメ
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スペック
分類 地上用試作型モビルスーツ
生産形態 試作機
型式番号 YMS-07B-0
全高 18.3m
主動力 熱核融合炉
開発組織 ジオニック社
所属 ジオン公国軍
主なパイロット ランバ・ラル (推測)
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概要 編集

ジオニック社が開発したプロトタイプグフの戦術実証機。

戦術実証機は新型の固定武装をテストする目的で製作された機体で、機動実証機とは前腕部の構造に違いがある。前腕部にはモビルワーカー01式後期型と同規格のアタッチメントが採用され、内蔵型固定武装として右腕部に試作型ヒート・ロッド、左腕部に三連装マシンガンが装着された。規格が同じモビルワーカーの腕部ユニットを装着することも可能な他、通常のマニピュレータに交換することも可能。

本機のカラーリングは青で識別番号が「31」であったことから、テストパイロットとしてランバ・ラルが参加していたという説が残されている。本機の前腕部のアタッチメントは受け継がれなかったが、本機でテストした固定武装は完成型がMS-07Bに採用されている。

登場作品と操縦者 編集

MSD
出典元。

装備・機能 編集

特殊機能 編集

換装
前腕部の装備の換装が可能。モビルワーカー01式後期型と同規格となっている。

武装・必殺攻撃 編集

試作型ヒート・ロッド
右前腕部に格納された近接戦闘用の武装。前腕からスネークチェーン状のロッドを射出して、ムチのように敵を捕縛したり、電撃によって電子機器にダメージを与える。先端部は開閉する構造で、爪で敵機の関節部などを捕らえることも可能。この段階では実験的な装備であり、マニピュレータはオミットされている。
三連装マシンガン
左前腕部に内蔵された火器。三連装の砲身に並んでセンサーが装備されており、前腕にマガジンが装着される構造。
ヒート・ホーク
斧型の斬撃武器。ブレード部分が赤熱化し、高熱によって敵機の装甲を溶断する。腰のウェポンラッチやシールド裏に装着する際には、グリップをスライドさせてコンパクト化される。
シールド
前腕部への装備が検討されたシールド。これは自在に動かせることで防御範囲が広がり、機体への被弾率を下げるのに有効と結果が出た。各種武装を裏面のマウントラッチに装備することも可能。

対決・名場面 編集

関連機体 編集

ザクIIF型 (THE ORIGIN版)
プロトタイプグフの設計ベースとなった機体。
モビルワーカー01式後期型
このモビルワーカーのアタッチメント規格が本機に継承された。
プロトタイプグフ 機動実証機
駆動・動力系のテスト機。
グフ (THE ORIGIN版)
本機と機動実証機のデータから開発された量産機。
プロトタイプグフ
宇宙世紀正史における本機。正確には3号機以降に位置する。

商品情報 編集

リンク 編集