ブッドキャリアー

ブッドキャリアー
外国語表記 BUDD-CARRIER
登場作品 機動武闘伝Gガンダム
テンプレートを表示
スペック
分類 輸送カプセル
開発組織 ネオジャパン
所属 ネオジャパン
テンプレートを表示

概要編集

ネオジャパンが保有するモビルファイター輸送カプセル。蓮の花のつぼみを模した形状をしており、モビルファイター1機を膝立ちさせた状態で搭載できる。

内部には搭載した機体の整備や補給ができるスペースがあり、機体が発進する際には花弁が開くように外装が展開される。また、移動・運搬に加え、底部に備えた大出力のスラスターにより大気圏の突入・離脱が可能。他にも機体の頭頂にはコックピットがあり、ここで機体の操縦ができる他、無人の状態でも遠隔操作による移動が可能である。

登場作品と操縦者編集

機動武闘伝Gガンダム
初登場作品。第1話から登場。シャイニングガンダムゴッドガンダムを搭載し、世界各地を移動するドモン・カッシュ達の足として活用された。第6話ではレイン・ミカムラがドモンを助けるために単独で操縦した他、第23話ではミカムラ博士ギアナ高地にいるドモンの下へゴッドガンダムを送り届けるために使用。第46話では宇宙に上がろうとしたドモンが本機をサブ・フライト・システムと同じ要領で使用している。

対決・名場面編集

余談編集

  • レーザーディスク「機動武闘伝Gガンダム」Vol.1付属の今川監督のロングインタビュー(第1回)によると、本機が花の形をしているのは歌手の小林幸子と「ミスター味っ子」の登場人物である味皇が元ネタとの事。経緯としては、今川監督作品であるアニメ「ミスター味っ子」で味皇が花の中から現れるシーンがあったため、まずそこから花びらを着想。さらに日清食品「冷凍だからおいしい麺類」のCM(1992年)で、小林幸子が冷蔵庫の中から現れるというシーンがあり、それを大変気に入っていた監督が「花の中からガンダムだ! 小林幸子だ! 紅白だ!!っていうのを(笑)やってみたかったんですよ!」という流れになり、結果としてブッドキャリアーが誕生する事となった。
    • ロングインタビューの第4回では、さすらいっぽくボロ布を纏うアイデアもあったと語られており、こちらは全身が包帯巻きのファラオガンダムIV世や口元を布切れで覆っているマンダラガンダムなどのデザインに活かされている。

商品情報編集

リンク編集