ナスカ級高速戦闘艦

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ナスカ級高速戦闘艦
外国語表記 Nazca
登場作品
デザイナー 山根公利
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スペック
分類 駆逐艦(巡洋艦という説あり)
全長 255m
搭載可能MS 6機
カタパルト数 1基
開発組織 ザフト軍
所属
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概要編集

ザフト軍が建造した高速駆逐艦。ナスカ級DDMHとも略記される。艦種略号はDDMH Nazca Class。名の由来は「ナスカ文化」であり、本級に属する艦の名は歴史上の人物から取られている。

ザフト軍の主力艦であり、ローラシア級に次いで開発された。ローラシア級より火力は低下しているが、搭載しているモビルスーツを迅速に運用するために機動性が高められており、その速度はアークエンジェルにも匹敵するほどでエターナルの登場まではザフト軍最速と言われるほどの高速艦であった。カタパルトは半球部分で、モビルスーツの搭載数はローラシア級と同じく6機。

第1次連合・プラント大戦後も引き続きザフト宇宙艦の主力として運用されており、一部はローラシア級と共にファウンデーション王国にも輸出されている。

同型艦編集

ヴェサリウス
クルーゼ隊の旗艦。艦長はフレデリック・アデス。『SEED』序盤からアークエンジェルを幾度となく追撃した。
ヘルダーリン、ホイジンガー
クルーゼ隊の所属艦。『SEED』第44話(リマスター版第42話)において、メンデルでの戦闘でヴェサリウスと共に三隻同盟と交戦している。
ハーシェル、フーリエ
アーモリーワンの哨戒任務に就いていた艦。『DESTINY』第2話でファントムペイン所属のガーティ・ルーによる奇襲を受け轟沈する。
ボルテール
ジュール隊の旗艦。
ルソー
ジュール隊の所属艦。
ホルスト、カーナヴォン
グラスゴー隊の所属艦。『DESTINY』第39話でエターナルを追跡するも、迎撃に出たストライクフリーダムのスーパードラグーンによりスラスターを破壊され航行不能に陥った。
マルベース、プルトン
メサイアを防衛していた艦。『DESTINY』第50話(最終回)でメサイアのネオ・ジェネシスの砲撃に巻き込まれ爆沈した。
ブルクハルト
『FREEDOM』に登場。ハリ・ジャガンナートの座乗艦。ジャガンナートがクーデターを起こした際にクーデター派の旗艦として運用されたが、イザーク・ジュールデュエルブリッツの攻撃でブリッジを破壊され撃沈。

登場作品編集

機動戦士ガンダムSEED
機動戦士ガンダムSEED DESTINY
機動戦士ガンダムSEED FREEDOM

装備・機能編集

特殊装備編集

ニュートロンスタンピーダー
『DESTINY』において登場。本艦を改修して運用された対核兵器装備。特殊な電磁波を照射して中性子を暴走させ、強制的に核分裂を発生させる。電磁波そのものに殺傷能力は無いが、核ミサイルを強制的に起爆させられるほか、フリーダムのような核エンジン搭載MSの原子炉を暴走させる事も可能。未だ研究段階の装備であり、照射後は装置が焼き切れてしまい連続使用ができず、搭載した艦も航行不能となる等多くの問題点を抱えている。

武装編集

沈胴収納式58mmCIWS
艦体各所に10門装備されている近接防御機関砲。
450mm多目的VLS
艦体両舷側に搭載されたミサイルランチャー。丸い部分が発射管となっている。
66cm2連装レールガン
艦橋下両舷に2門装備されている電磁砲。
120cm単装高エネルギー収束火線砲
船体前部に2門装備されているビーム砲。

関連機体編集

ローラシア級
本艦の前に就任していた艦。
ゴンドワナ級
本艦を収容可能な大型空母。

リンク編集