キュイ
登場作品 機動戦士ガンダム
デザイナー 大河原邦男
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スペック
分類 白兵戦用戦車
生産形態 量産機
全長 6.2m
全高 7.8m
主動力 ガスタービン・エンジン
所属 ジオン公国軍
所属部隊 ランバ・ラル隊
母艦 ギャロップ
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概要編集

ジオン公国軍の白兵戦用戦車。中央の指揮塔で操縦を行い、左右に大きく張り出したキャットウォークに歩兵を待機させ敵陣に突撃を行う。多数の兵員を移送することが可能で、ゲリラ戦に使用されることが多かった。搭乗人員は指揮塔に2名。兵員は10名~20名を輸送可能とも言われている。

キャットウォークを後方に折りたためるタイプの他、履帯に代わりロケット・エンジンを搭載した宇宙用キュイなどのバリエーションも存在する。

登場作品と操縦者編集

機動戦士ガンダム
初登場作品。第20話で戦力を失い補給の目処も立たないランバ・ラル隊ホワイトベースに白兵戦を仕掛けるべく、その兵員輸送のために2輌が運用された。ギーンの乗るザクIIギャロップを囮にホワイトベースの後方から接近し、ラル隊とクランプ隊の二隊をホワイトベースへと送り届け、その役目を全うしている。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN
アニメ版と同じくラル隊の兵員輸送に用いられている。
機動戦士ガンダム MSV-R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ
宇宙世紀0079年1月末に公国軍基地を占拠したダイクン派の反乱分子を鎮圧するためにラル隊によって運用され、月面マスドライバー基地占拠の際にも使用されている。本作でキャットウォークを折りたたむ変形機構が採用されている。
機動戦士ガンダム ヴァルプルギスEVE
第一次ネオ・ジオン抗争後、ネオ・ジオン残党の強硬派がセラーナ・カーンを襲撃するためにグラナダで運用するが、その際に居合わせたアナハイム・エレクトロニクス社の輸送車両から無人で起動したオーヴェロンを攻撃を受けたため撤退している。本作の物もキャットウォークの折りたたみ機構を持ち、「装甲キュイ」と呼称されている。

装備・機能編集

武装・必殺攻撃編集

機銃
中央指揮塔に備えられた2連装の機銃。兵員輸送を主とするキュイにとって唯一の武装となる。

対決・名場面編集

関連機体編集

宇宙用キュイ
機動戦士ガンダム 第08MS小隊』の特典映像「宇宙世紀余話」に登場した宇宙用のキュイ。

リンク編集