イージス艦 (オーブ)
イージス艦 (オーブ) | |
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外国語表記 | Aegis Ship (Orb) |
登場作品 | |
デザイナー | 山根公利 |
スペック | |
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分類 | イージス艦 |
全長 | 200m |
巡航速度 | 50ノット以上 |
所属 | オーブ軍 |
主な搭乗員 | トダカ |
概要編集
オーブ軍の保有する高速イージス艦。
三胴式を採用した船体が特徴であり、多数の火器による高い攻撃力を有する他、水中の船体をマスカー(空気の泡)で包んで抵抗を減らし、水中翼で浮力調整や操舵を行う事で高い機動力を得る半水中翼船と言える船体構造を有しており、他国のイージス艦を上回る高性能を誇る。また、三胴船体を活かして飛行甲板を3面有しており、航空機の運用能力にも長けている。モビルスーツの運用能力こそ有していないものの、甲板に一時的に係留する事は可能である。
同型艦編集
- ソコワダツミ
- 『DESTINY』PHASE-28に登場。クレタ沖におけるミネルバとの砲撃戦において砲撃が左舷のミサイル発射口に被弾した。その事を含め、直後にクラミツハ(艦種は不明)が前に出た事をタケミカヅチのオペレーターが報告している。
- ヨシツネ
- 『FREEDOM』に登場するオーブ軍第二護衛艦隊の所属艦。コンパスのミレニアムがアークエンジェルのクルーにより「ハイジャックされた」という体裁で運用されオーブを出航した際、停船勧告に応じない相手に対し、クラオカミ級護衛艦2隻やムラサメ改2機と共に迎撃という建前で攻撃を実施。艦長の「百発百外し」の言葉通り命中弾を与えないように速射砲とミサイルを発射し、ミレニアムの離脱を見送った。これにはファウンデーションのオルフェも「茶番」と薄笑いを浮かべたが、この後、宇宙に上がったミレニアムは破竹の勢いでファウンデーション軍に大打撃を与える活躍を見せている。
登場作品編集
- 機動戦士ガンダムSEED
- 初登場作品。PHASE-25(リマスター版第24話)から登場し、オーブ軍の主力を担った。本来、高い機動力を持つ艦なのだが、作中は停泊した状態で戦闘を行うシーンがほとんどであり、次々と撃沈されていく光景が目立っている。
また、後年になって艦級が設定される艦艇が多い中、本艦については現在に至るまで艦級が設定されていない。 - 山根公利イラストエッセイ Seek! Seed Ships #6
- 「月刊ホビージャパン」2003年6月号に掲載されている同コーナーにて山根氏による解説が行われている他、設定画では描かれていない船体の水中部分がイラストで初公開となっている。
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- 引き続きオーブ軍の主力として登場。こちらでも高い機動力を活かした戦闘描写は見られず、ソードインパルスガンダムに撃沈される光景が目立っている。また、PHASE-38のヘブンズベース戦開始直後、ザフト軍の友軍艦隊がミサイル迎撃するシーンでは『SEED』のオーブ戦からバンクを流用している都合上、クラオカミ級と共に本艦が映っている(リマスター版でも修正無し)。
- 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
- ネームド艦としてヨシツネが登場。クラオカミ級と共にミレニアムを迎撃するフリをした。なおテロップでは「ミサイル巡洋艦」として扱われている。
装備・機能編集
武装・必殺攻撃編集
- 250ミリ速射砲
- 本艦の主砲。艦首上部に単装単基1門を搭載。弾丸は通常弾の他、八式弾が存在する。
- 25ミリ対空ガトリング砲
- 艦橋の前方に1基、艦橋の後方に2基の計3基搭載されているCIWS (近接防空システム)。
- 対艦ミサイルランチャー
- 前舷部の左右側面に5基ずつ、後舷部の左右側面に4基ずつの計18基搭載されているミサイル発射管。
- 対空ミサイルランチャー
- 船体上部に設けられているVLS (垂直発射システム)。艦前方に36セル、左右後方に32セルずつの計132セル[1]設けられている。
船体構造・艦内設備編集
- 飛行甲板
- 艦の左右後方の甲板に計3面設けられているヘリポート。航空機の離着陸に用いられる他、計3機のモビルスーツを立たせた状態で一時的に係留する事も可能。
搭乗員編集
- トダカ
- オーブ軍の一佐。『DESTINY』PHASE-12において戦闘服を着た状態で乗艦。
艦載機編集
対決・名場面編集
関連艦編集
- クラオカミ級護衛艦
- オーブ軍が保有している他の艦艇。
商品情報編集
資料リンク 編集
リンク編集
脚注編集
- ↑ 双葉社「ガンダムの常識 機動戦士ガンダムSEED モビルスーツ大百科 連合・オーブ篇」や電撃ホビーブックス「機動戦士ガンダム 艦船&航空機 大全集」などでは対空ミサイルも含めて「×182」と記載されているが、その場合、32セルの差が生ずる。