リック・ドム

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MS-09R リック・ドム(Rick Dom)

ツィマッド社が開発したジオン公国軍の量産型モビルスーツドムを宇宙戦仕様として改良したモビルスーツ。ザクⅡに代わる主力機が完成するまでの間の主戦力として登用され、一年戦争末期に多く生産されている。

従来の熱核ジェットエンジンを熱核ロケットエンジンへと換装し、加えて腰部・脚部には各3基のスラスターノズルを設置。また熱核反応炉の冷却装置を設置していた腕部・大腿部・脛部の各部をプロペラントスペースとして用いるなど、宇宙戦を想定して各部が再設計された。

本機は当初は高機動型ザクⅡと宇宙における主戦力の座をコンペで競い合っていたが、最終的には総合性能でまさる本機が採用。また戦局の悪化や次世代の主戦力機として開発されたゲルググの配備が遅れた事もあり、暫定的ではあるが宇宙での主戦力として活躍している。


登場作品と操縦者

機動戦士ガンダム
ホワイトベースと対峙したコンスコン隊が12機を投入しているが、アムロ・レイの駆るガンダムによって数分もしないうちに壊滅の憂き目に遭っている。その後はソロモン、ア・バオア・クーにおいてもジオン側の主戦力として奮戦する様子が描かれている。
MSV-R
後に『ソロモンの悪夢』と称される宇宙攻撃軍のアナベル・ガトーがパーソナルカラー機を駆って登場している。

武装・必殺攻撃

  • ジャイアント・バズ
ドムから転用された大口径の実弾兵器。ヒートサーベルと並んで、本機を代表する武装の1つ。
  • ヒートサーベル
格闘戦に用いられる加熱式の実体剣。
  • 拡散ビーム砲
胸部に装備された内蔵式ビーム砲。地上と同様に目くらましにしか用いられないが、太陽光以外に高い光量の光源が存在しない宇宙空間では地上以上に有効と言われている。

対決・名場面

関連機体

リック・ドムを統合整備計画に基づいて再設計したもの。一年戦争末期、及びその後発生したデラーズ紛争において多数が投入されている。
宇宙世紀0096年、ジオン残党の一部が本機をベースにして作成したハンドメイド機。