アレハンドロ・コーナー

2016年5月22日 (日) 14:54時点におけるGundam27 (トーク | 投稿記録)による版 (→‎1stシーズン)

アレハンドロ・コーナー(Alejandro Corner)

ソレスタルビーイングの創設に関わってきたコーナー家一族の現当主。表向きは国連大使の顔を持ち、裏ではソレスタルビーイングの支援者であり、監視者。かつてユニオン軍に所属していた時期もあった。

しかし、監視者としての任務を逸脱し、自らが力を握るべく活動を始める。チームトリニティの創設、ユニオン人類革新連盟AEUにソレスタルビーイングが保有する技術やモビルスーツを提供して国連軍の結成に導き、リボンズの手引きでヴェーダをも手中に収めた。そして、その力でソレスタルビーイングと国連を手中に収めるべく画策。国連軍のソレスタルビーイング総攻撃の際には自らも専用モビルアーマーアルヴァトーレで参戦するが、刹那ガンダムエクシアに敗れた。その死に際にリボンズから、自分自身が彼に利用されていたこと、世界をどうこうできるような度量がないことを告げられ、激昂のうちに機体の爆発に巻き込まれ死亡した。 彼曰く、イオリア・シュヘンベルグの計画を「変更」したと放言しているが、実際はイオリアの表向きの計画を気持ち加速させただけに過ぎない。しかもイオリアはそうした計画変更による「ガンダム対ガンダム」さえも予見しており、切り札のトランザムシステムを仕込んで置くなど役者の差を見せつける結果となった。 イオリアの真の計画を知っているリボンズからは、全く的外れな解釈でイオリアの計画を手中の収めたと誤解し、世界すらも望む彼の姿を「道化」と嘲笑されるに至る。

ファンからはその立場から「大使」と呼ばれる事が多い。

ちなみ黄金が好きようで、所有している拳銃のカラーリングに施している。また、搭乗機であるアルヴァトーレのカラーリングやGN粒子や粒子ビームの色を真っ金に染めてしまうほど(ビームコーディングの為、金色に施した説もある)。一時期行動を共にしていたリボンズはそんな彼の所為で黄金に飽きたと言っていた。

登場作品と役柄

機動戦士ガンダム00
1stシーズンのラスボス。しかし、少々小物である。
機動戦士ガンダム00N
かつてユニオン軍に在籍していた事が明かされている。ガンダムマイスターに選ばれる程ではなかったとはいえ、高い操縦技術を持っていたらしい。
劇場版 機動戦士ガンダム00
本人ではなく、劇中劇の映画「ソレスタルビーイング」においてアレハンドロ役を担当した俳優が登場。ちなみに声はアレハンドロ本人同様松本氏である。

人間関係

リボンズ・アルマーク
協力者。腹心だと思っていたが本当は一方的に利用されていただけである。
イオリア・シュヘンベルグ
組織的には上司になるようだが、彼の一族は昔からイオリアを敵視していたようだ。
ヨハン・トリニティミハエル・トリニティネーナ・トリニティ
計画加速のために独自に生み出した捨て駒。
刹那・F・セイエイ
彼を「ガンダムの性能に頼っている」「未熟なパイロット」と評していた。後に対決する。
アリー・アル・サーシェス
王留美
マリナ・イスマイール
己の思惑の関係でアザディスタンを援助した。

名台詞

1stシーズン

「私は『監視者』であって実行者ではない。私に出来るのは、彼らを見つめ続ける事 例えそれが、滅びの道だとしても…」
付き人のフリをしていた頃のリボンズに、「よいのですか?このままにしておいて」と聞かれたときの台詞。この頃のアレハンドロは、表向きは監視者としての使命を果たそうとしていたようではあるが、これはどちらかと言うと(いずれアレハンドロの計画変更によって)滅び行く役割を負わされたソレスタルビーイングのメンバーに対する皮肉と思われる。
「リボンズ……君はまさしく、私のエンジェルだ」
大仰な言い回しでリボンズを称える。その表現は賞賛というよりは口説き文句。リボンズは無性体のため問題はないのだろうが、アレハンドロは同性愛者ではないか?という疑いが持ち上がったという。奇しくもラッセ・アイオンも同時期に同様の疑惑を向けられていた。
「世界を変えるのはこの私!アレハンドロ・コーナーだ!」
「そうさ!主役はこの、アレハンドロ・コーナーだ!」
「リボンズゥゥゥゥゥッ!!」
最期の台詞。完全にリボンズの掌で踊っていた事に対する憎悪の叫びだが、この台詞と共にリボンズが映っているモニターをぶん殴った瞬間にアルヴァアロンが爆発してしまったため、パンチ一発でモビルスーツを破壊した自爆スイッチを押したなどとネタにされる事も。
イノベイターである彼を見つけ出し、保護したのは私だ。
彼の能力に気づき、ヴェーダを掌握させたのも私。
彼の細胞を調べ、トリニティたちを作らせたのも私。
(中略)
全て、全てっ!
それが。違うというのか!?
私は私の計画を自ら選んでいたのではなく、リボンズに選ばされていたというのか!?
小説版におけるリボンズに裏切られた直後の独白。中略した部分では、メメントモリの建造計画を着手していた事も語られる。

劇場版

搭乗機体・関連機体

アルヴァトーレ
専用機。全身が金色で、擬似太陽炉を7つも積んでいる。実はアルヴァアロンの強化パーツに過ぎない。
アルヴァアロン
アルヴァトーレの中の人。その見た目から「金GM」と呼ばれる。後にドラマCDでネタにされ、半ば公式と化している。
スローネ ヴァラヌス
ジンクス
密かに開発を進めていた。
ユニオンリアルド
ユニオン軍時代はこれに乗っていた。

余談

  • 何の因果か、金色のMSに駆った彼の声はSDガンダム外伝における黄金の守護神「スペリオルドラゴン」やSDコマンド戦記に登場した金色のF91「キャプテンF91」と同じである。
  • 1stシーズン終盤、何の脈絡もなくアルヴァトーレに乗って戦場に現れた事に対して、当時は元ユニオン軍パイロットの設定が明かされていなかった為、「なんでド素人のくせに戦場に出てきてんだ」と視聴者に突っ込まれ、刹那を度々素人呼ばわりした事に対しても突っ込まれていた。
  • ゲーム「G GENERATION」シリーズではキャラクターアビリティとして「エリート」と「素人」の両方を併せ持っている。

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