ΖレイピアI
ΖレイピアI | |
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外国語表記 | Zeta-Rapier I |
登場作品 | GUNDAM WARS PROJECT Ζ |
デザイナー | 小田雅弘 |
スペック | |
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開発コード | ηガンダム |
分類 | 試作型可変モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | MSZ-007 |
全長 | 28m (MA形態時) |
頭頂高 | 22.6m |
全高 | 22.6m |
全幅 | 23.2m (MA形態時) |
本体重量 | 43.9t |
全備重量 | 102.7t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 2,150kW |
スラスター総推力 | 112,600kg |
装甲材質 | ガンダリウムγ |
センサー有効半径 | 14,000m |
開発組織 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
製造年月日 | 宇宙世紀0088年1月25日 |
所属 | エゥーゴ |
概要編集
アナハイム・エレクトロニクス社がΖ計画に基づいて開発したΖガンダムの発展強化型。開発コードは「η(エータ)ガンダム」。名称は他にも「レイピアI」とも呼ばれる。
開発はリック・ディアスを手掛けた第二研究事業部が担当しており、リック・ディアス系の発展を念頭に置いて製作されている。カラバと共同開発されたΖプラスを相当に意識してもおり、両腰部にブースター・バインダーを発展させたバインダーキャノンが装備されている。武装の強化以外にも各部が再設計されており、フロントアーマーにスタビライザーが追加され、バックパックのフライングアーマーもΖガンダムの物よりボリュームアップされている。
最大の特徴はバックパックがオプション化されている点で、基本装備は第一種装備のフライングアーマーとテールスタビライザーとなっている。使用目的に応じて換装が可能で、重攻撃型モビルアーマー仕様のウイングブースター、ウェイブライダー形態用のエキステンションブースター等、5種類の装備が用意されている。
本機は宇宙世紀0088年1月25日にロールアウトした記録が残されている。
登場作品と操縦者編集
- GUNDAM WARS PROJECT Ζ
- 本機の初出。小田雅弘氏の描いたラフスケッチを基に中沢博之氏がスクラッチビルドの作例を制作した。ラフスケッチ自体が既存のキットからかけ離れた複雑なデザインであり、作例では様々なキットのミキシングやヒートプレスなどを活用している。最終的な完成品はラフスケッチと比べて全体的に簡略化した形状となっている。
- GUNDAM WARS II MISSION ΖΖ
- 上記の小田氏のラフスケッチに基づいた、明貴美加氏によるイラストが掲載されている。新たに型式番号やロールアウトの日時、武装の出力、開発コード「η (エータ)ガンダム」などが設定された。
- ガンダム・センチネル
- 文字設定のみ。「アナハイム・ガンダム開発一覧表」に他のアナハイム製ガンダムと共にスペック表が記載されている。
装備・機能編集
特殊機能編集
- 変形
- ウェイブライダー形態に変形可能。現状、設定画が用意されているのはMS形態のみとなっている。
- 換装
- バックパックを換装可能。
武装・必殺攻撃編集
- 30mmバルカン・ファランクス
- 固定武装の1つである機関砲。
- ビームライフル
- 長銃身の専用ビーム・ライフル。下部にガンダムMk-IIやΖガンダムと共用のEパックを2基並列に繋げて装備している。また、上部にはグレネードボックスが備わっている。出力6.5MW。
- グレネード・ランチャー
- ビームライフルに設けられている擲弾発射機。
- ビームライフル (肩部)
- 両肩部に計2門装備されているビーム砲。上方を向いており、主にWR形態での使用を想定している。
- バインダーキャノン (ビームライフル)
- 両腰部のバインダーに計2門内蔵されているビーム砲。前方に向けて使用する。出力2.7MW。
- ビームサーベル
- 両腰部のバインダーに計2基収納されているビーム・サーベル。出力0.55MW。
- シールド
- 文字設定のみ。小田氏のラフスケッチの下にある説明書きに「シールドはゼータの拡大バージョン。」と記されている。
- クレイ・バズーカ
- リック・ディアス等が装備しているバズーカ。中沢氏の模型作例で装備している。