ジンクスIV (指揮官機)
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GNX-803T ジンクスIV(指揮官機)(GN-X IV Commander Type)
- 登場作品:劇場版 機動戦士ガンダム00
- デザイナー:海老川兼武
- 分類:擬似太陽炉搭載型モビルスーツ
- 装甲材質:Eカーボン
- 頭頂高:19.0m
- 本体重量:70.6t
- 主動力:GNドライヴ[Τ]
- 出力:不明
- 開発組織:地球連邦軍
- 主なパイロット:パトリック・コーラサワー、アンドレイ・スミルノフ、他
地球連邦軍の擬似太陽炉搭載型モビルスーツ。
ジンクスIVの指揮官用で、カラーリングがグレーに変更されている。基本性能は同等だが、本機では一般機よりも装備可能なオプションが豊富である。
登場作品と操縦者
- 劇場版 機動戦士ガンダム00
- パイロットはパトリック・コーラサワー、アンドレイ・スミルノフ、他。一般機と同じく西暦2314年時の地球連邦軍の主力機として運用されている。
ELSとの戦闘にも投入され、アンドレイ機は防衛線を突破した大型ELSごと自爆し、パトリック機は侵食してきたELSジンクスごと自爆しようとしたところをダブルオークアンタに助けられている。
装備・機能
特殊機能
- トランザムシステム(TRANS-AM)
- 元々はオリジナルGNドライヴのブラックボックス内に組み込まれていたシステムで、機体各部のGNコンデンサー内に蓄積している高濃度圧縮粒子を全面開放する事で機体性能を通常の3倍以上に引き上げるというもの。ただし、限界時間があるうえ、使用後はしばらく性能が大幅にダウンしてしまうという短所もある。
本機は擬似太陽炉搭載機でありながら使用可能で、途中解除も可能。 - GNフィールド
- GN粒子で形成されるバリア。大型GNシールドの上部装甲をスライドさせて発生させるようになっている。
- 増加粒子タンク
- 両肩のGNバーニアに装着されるユニット。高機動GNバーニアも内蔵されており、機動性の向上にも一役買っている。バーニアと一体化する構造の為、戦闘時の邪魔にならない。
- ブースター
- 長距離移動の際に用いられるオプション装備。背部に装着される。アヘッドのそれから更なる改良が加えられている。
- ハードポイント
- 両肩に設置されている。
- 換装
- 装備を換装可能。一般機よりも種類が豊富。
武装・必殺攻撃
- GNバルカン
- 頭部と腰部に2門ずつ内蔵されている速射式のビーム砲。後者は口径が大きく、威力も上がっている。
- GNビームライフル
- 本機の主兵装で、従来の物より改良が加えられている。内蔵された大型GNコンデンサーからエネルギーを供給する仕組み。
- GNロングバレルビームライフル
- GNビームライフルのバレルを長射程用に換装したもの。射程が延び、威力も向上しているが、代わりに連射性が低下している。
- GNビームサーベル
- 両脚部に1本ずつ格納。
- GNバスターソード
- ハードポイントにマウントされる大型の実体剣。刀身部にGNフィールド効果を発生させる事で攻撃力を上げている他、シールドとしても使え、更にはELSとの戦闘にも有効である。
ジンクスIIの装備を流用した物で、アンドレイ機が使用している。 - GNクロー
- 両腕部のマニピュレーター。先端が鋭利な形状になっており、本来はエネルギー切れの際の最後の手段と言うべき装備だが、GNフィールド効果を利用すれば攻撃力を底上げ出来る。
- GNシールド
- ハードポイントに装着される実体盾。小型と大型の物が存在しており、通常は前者が装着されている。どちらも従来の物と違ってGNディフェンスロッドが存在せず、大型シールドにはその代わりとしてガラッゾから流用したGNフィールド発生装置が内蔵されている。
ちなみに、両肩に大型シールドを装着した「ダブルシールド仕様」は指揮官機にのみ認められており、劇中ではパトリック機が最終決戦時にこの仕様で出撃している。 - GNハンドグレネード
- 大型GNシールドの裏側に2基装備されている。劇中未使用であり、詳細も不明。
- 自爆
- トランザムの起動中に擬似太陽炉を暴走させる事で自機を爆発させる。