ジオン兵 | |
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登場作品 |
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プロフィール | |
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種族 | 人間 |
職業 | 軍人 |
所属 |
ジオン公国軍 ジオン共和国軍 ジオン残党軍、他 |
主な搭乗機 | ザクIIなど |
概要
『機動戦士ガンダム』を初めとして様々な作品に登場する、ジオン公国軍の一般兵。ネームドの一般兵がいる一方で、もちろん彼らのような名無しの一般兵も存在している。
初出である『1st』においても、主人公から見て敵サイドの人間でありながら、善悪の枠組みに入らない人間が多く描かれた。ただ、残党軍やその子孫などになると反地球連邦の思想に傾倒した人間も多く見られた。
登場作品と役柄
名台詞
機動戦士ガンダム
- ジオン兵「80%?冗談じゃありません!現状でジオングの性能は100%出せます!」
シャア「脚は付いてない」
ジオン兵「あんなの飾りです!偉い人にはそれが分からんのですよ!」(TV版)
ジオン兵「あんなの飾りです!偉い人にはそれが分からんのです!」(劇場版)
シャア「使い方はさっきの説明で分かるが…サイコミュな、私に使えるか?」
ジオン兵「大佐のニュータイプの能力は未知数です。保障できる訳ありません」
シャア「はっきり言う。気に入らんな」
ジオン兵「どうも…。気休めかもしれませんが、大佐なら上手くやれますよ!」
シャア「ありがとう。信じよう」 - 第42話及び劇場版『めぐりあい宇宙』より、ジオングの整備兵[1]とシャアの会話。未完成でしかも脚すら付いていない乗機に不安げな様子なシャアに対し、上官に向かって物怖じする事無く、性能を100%発揮できると豪語。「はっきり言う(奴だ)」と言われる程のストレートな発言をしてのけた。
一般兵でありながら「あんなの(脚)飾り」とインパクトのある台詞が出た事も相まって、これら一連の会話は『1st』において有名な会話シーンの1つとして知られる事となった。
なお、ネットで散見される「足なんて飾り~」は誤りであるため注意。
余談だが、この整備兵は短編集『ガンダムNOVELS 閃光となった戦士たち』ではリオ・マリーニと言う名前で登場している。 - 「あぁっ…!ひ、火が…母さん!」
- 同上。不運にも交戦中のアムロとシャアの合間に入ってしまったザクIIに搭乗している学徒兵の断末魔の叫び。ガンダムにシールドで押し出された所をジオングの誤射によって撃墜されてしまう。戦火の中で散る学徒兵の悲運を描いたシーンである。
- 「マリアァァァッ!!」
- 『めぐりあい宇宙』での追加シーンより。ジムと交戦中だったザクのパイロットだったが、そこへ爆散したサラミスの残骸が飛来。ジムもろとも残骸に押しつぶされ、恋人か身内か、女の名を叫びながら爆風に呑まれていった。
機動戦士ガンダム MS IGLOO
- 「弾なら、唸るほどあるぜ。それにしても、お前酷い訛りだなぁ!」
- 『一年戦争秘録』第2話冒頭より、アリゾナの第128物資集積所に唐突に現れ、120mmマシンガンの弾丸を要求してきたザクパイロットに対する歩哨の返答。ジオン訛り以外の訛りについて言及している珍しいシーンである。ジオン訛りと同様、作中においてこの訛りに関する定義はないものの、小説第1巻において「ジオンの言葉を外国語として学んだら、こんな感じだろうか」と地の文で記述されているため、「ジオンの人間以外が話すジオンの言葉」あるいは「アースノイドが話すスペースノイドの言葉」といったように解釈できる。つまり相手はジオン兵ではないという事。歩哨が違和感を抱いた直後、彼に120mmマシンガンの銃口が向けられた。
- ゲルググパイロット「増援を!もはや我、戦力なし!」
ザクIIパイロット「誰か弾を寄越せ!早く!」 - 『黙示録0079』第3話の1シーンより。小説版の記述によれば、この時のゲルググはビーム・ライフルの銃身が焼き付き、さらにビーム・ナギナタのエネルギー残量が残っていなかったとの事。戦闘艦の全体数が足りず、さらには戦闘によりいくつかが撃沈されてしまったがために、数多の機体が補給を受けられないまま墜とされていく事となった。
- 学徒兵1「はは、今日の日記を、つけ忘れたよ……」
学徒兵2「はぁ?ラブレターじゃないのか?」 - 同上。ヨーツンヘイムの格納庫の中、オッゴの中で出撃を待つ学徒兵の会話。いつ死ぬかもわからない戦場の中、他愛もない会話で戦場と日常の間にわずかな接点を維持しようとしていた。果たして彼はその日の日記を書く事ができたのだろうか。
- 「ドロスが沈む!Nフィールドは維持できないぞ!」
「俺達は、どこへ降りればいいんだぁ!?」 - 同上、ドロス撃沈シーンより。防衛の要であるドロスが艦内の多くのモビルスーツとパイロットを道連れに撃沈する光景は、パイロット達の士気を大きく下げ、絶望の底に叩き落した。
その他
- ジオン兵「80%?冗談じゃありません。現状で100%完成してますよ」
シャア「脚も付いている」
ジオン兵「えぇ、パーフェクトです」 - PS2用ソフト『機動戦士ガンダム一年戦争』のMISSION#27でのジオング整備兵とシャアの会話。NORMALモードだとシャアが原作通りジオングに乗って登場するのだが、HARDモードだと搭乗機がパーフェクト・ジオングに変更。ご丁重に上記の台詞に変更される(これ以降の台詞は原作通り)。シャアも心なしか嬉しそうだ。ところで、ここでいう「80%」とは何を指しての数字なのだろうか…?
迷台詞
機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像
- シャア「以前無かった ”カザリ”が付いたそうだな」
ジオン兵「ところがまんざら飾りでもないと判りました バランスが良くなった分 機動性などはかなり向上しているはずです」 - アムブロシアでのパーフェクト・ジオング登場シーンにおいて、かの有名なジオング整備兵がシャアと再会した際に。脚を「飾り」と豪語していた彼があっさりと「飾りでもない」と認めている事に笑いを禁じ得ないシーンである。
その他
- ジオン兵A「何故だ!?全弾直撃のはずだ!」
ジオン兵B「化け物かぁ!?」 - 『機動戦士SDガンダム MARKーIV』収録の「夢のマロン社・宇宙の旅」より。リアルガンダム世界に迷い込んだガブスレイ号を敵の新型と誤認したジオン軍がリック・ドム部隊にバズーカの一斉射を仕掛けさせるものの、ギャグ補正故か目立った損傷もないまま爆発の勢いで大気圏へと墜落。さらにそのまま大気圏を突破してしまったため「馬鹿な!?あの新型は、大気圏突入ができるというのか!?」と立て続けに驚愕させられる事に。
- 「砲塔だ!てぇーっ!」
- 大気圏を突破し水底に墜落したガブスレイ号を今度はズゴック率いるゴッグの部隊が敵機と誤認。成長期のせいで天井を突き破ったα-アジールの頭をあろうことか砲塔と誤解してしまい魚雷で攻撃。バズーカ攻撃と大気圏突入にも耐え切ったガブスレイ号も遂に爆散してしまった。
- 「そういや、少し前に上空が騒がしくてな、巨大な飛行機のまわりで戦闘があったみたいだ。その中に赤い光を帯びたモビルスーツがいたんだが、もしかするとそいつかもしれない。それよりもこっちが聞きたいんだが……トリントンはこの方向であっているのかい?え、ちがう!?」
- 『ガンダムトライエイジ』より、カード「PR-105 ユニコーンガンダム (デストロイモード)」のフレーバーテキスト。OVA『UC』episode 4の1シーンに登場してそれっきりだったグフ重装型について掘り下げた内容であり、全4回に亘って繰り広げられるグフ重装型パイロット迷子シリーズ最初の1枚となった。これ以降、歴史の影の立会人と言えるほど重大な局面を度々目撃する事に。
- 「んー……そういや確か、シャトルの発射場近くを通りかかった。1機の黒いモビルスーツを打ち上げるのに、えらく物々しい雰囲気が流れていたんだが、もしかするとそいつのことかもしれない。そんなことよりこっちが聞きたいんだが……トリントンはこの方角で……え、やっぱ違う!?」
- こちらはカード「ZPR-025 バンシィ・ノルン (ユニコーンモード)」のフレーバーテキストで、迷子シリーズ2回目。ユニコーンガンダム関係であれば相当警備が厳重だったはずだろう。どうやって気づかれずに済んだのだろうか。
- 「何をしてるって……偶然立ち寄ったこの街の復旧を手伝ってるのさ。少し前、空が虹色に輝いてな。その美しさに……復讐なんて、どうでもよくなったんだ。ここは居心地が良く、人々も温かい。世話になった分、最後まで恩返しさせてもらうよ。それよりこっちが聞きたいんだが……えっ、ここがトリントン!?」
- カード「BPR-044 ユニコーンガンダム (覚醒)」のフレーバーテキストで、迷子シリーズ3回目。ジオン残党の攻撃で多大な被害を受けたトリントンではあるが、どういう訳かこのグフ重装型のパイロットに対しては寛容だった様子。何はともあれ目的のトリントンに到着でき、『UC』本編も完結したため、これで迷子シリーズも終わるかに見えたが…
- 「先の事件から皆の生活もずいぶんと落ち着いただろう?私も息抜きとばかりにこいつに乗って旅に出ていたんだが……ある晩、青い光を追いかける別の光が夜空を描いたように感じた。まさかそいつが関係してるんじゃないのか?そんなことよりこっちが聞きたいんだが……トリントンへの帰り道はこの方角で……え、またちがう!?」
- カード「OPR-037 ナラティブガンダム(A装備)」のフレーバーテキストより、『NT』公開時に配布されたまさかの4回目。旅好きなのだろうが、こうも方向音痴だと同行人が1人ぐらいいてもいいような気もする。地球から相当離れているため普通なら微塵も見えないはずだが、これもサイコフレームだからこそ成せる事なのだろうか。
搭乗機体・関連機体
リンク
脚注
- ↑ CV:二又一成 (TV版)、島田敏 (劇場版)