ビギナ・ギナII

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ビギナ・ギナII
外国語表記 Vigna Ghina-II
登場作品 F91-MSV
デザイナー 大河原邦男
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スペック
分類 試作型モビルスーツ
型式番号 XM-07B
主動力 熱核融合炉
装甲材質 チタン合金ハイセラミック複合材
開発組織 ブッホ・エアロダイナミックス社
所属 クロスボーン・バンガード
主なパイロット ドレル・ロナ(予定)
ザビーネ・シャル
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概要 

ブッホ・エアロダイナミックス社ガンダムF91の実戦データを参考にビギナ・ギナの派生型として開発したクロスボーン・バンガードの試作型モビルスーツ。ビギナ系列のB型として発展した機体であるとも言われている。

開発経緯や時期については不明な点が多く、機体各部にビギナ・ゼラとの共通点が見られる事から、両機の関連性が指摘されている。

肩部ショルダーフィンはF91のデータ解析によって採用されたとされ、放熱や機動性の向上などに用いられている。また、バックパックにはベルガ系に採用されているシェルフノズルやビギナ・ギナに採用されているフィンノズルの代わりにフレキシブルウィングノズルを二基装備。この装備はF91のヴェスバーのような形状だが、攻撃用の装備ではなく純粋な推進器として開発されている。

頭部もガンダムタイプに近似の形状の物を採用し、四本のアンテナと額部のエンブレムが外見上の特徴となっている。

登場作品と操縦者

F91-MSV
出典元。書籍『ガンダムマガジンNo.5』(1991年)にデザイン画が掲載されている。レッド・バンガードに配備される予定だったとされるが、定かではない。デザイナーの大河原氏曰く「パイロットは、ドレル・ロナがふさわしいかな」との事。
機動戦士クロスボーン・ガンダム 最初のX
ザビーネ・シャルが搭乗し、キンケドゥ・ナウクロスボーン・ガンダムX-1 ハーフクロスとの決闘に使用された。その後のビギナ・ギナII (木星決戦仕様)と同一機かは不明。

装備・機能

特殊機能

ビームフラッグ
ジェネレーターの余剰エネルギーを放出してエンブレムを発生させるビームの旗。バックパック中心部に射出口を有する。主に部隊の戦意高揚や先導に用いられる。
フレキシブルウィングノズル
本機に採用された可動式多方向推進ユニット。ガンダムF91のヴェスバーに似た外装ポッドの形状をしているが武装ではない。ウィングノズル一つにつき5基のノズルが設けられており、各ノズルの推力は6,160kg。ユニット自体が自在に可動する為、AMBAC肢としても使用される。

武装・必殺攻撃

ビーム・ライフル
ビギナ・ギナと同型の物を使用。ダギ・イルス用ライフルの改良型。
ビーム・サーベル
ビーム刃を発生させる近接白兵戦用兵器。ウィングノズルとショルダーフィンによる高い機動性と運動性の組み合わせによって、白兵戦においても高度な戦闘力を発揮したことが予想される。
ショットランサー
クロスボーン・バンガード系MSが装備する特徴的な武装。先端部分を射出して攻撃を行う事も可能な複合武装。基部には2基のヘビーマシンガンを備えていて射撃兵装としての機能も有しており、上部には照準センサーが追加されている。
ヘビーマシンガン
ショットランサーに2門内蔵。
ビーム・シールド
左前腕部に外装されているビーム・シールド。上面にクロスボーン・バンガードのエンブレムがあしらわれている。出力強化型とされている事から、防御範囲の拡大などが図られたと思われる。
ムラマサ・ハイバスター
サナリィの試作兵器。クロスボーン・ガンダムX-1 ハーフクロスとの決闘で同一の武器を使用するというレギュレーションの下装備された。

対決・名場面

関連機体

ビギナ・ギナII (木星決戦仕様)
木星戦役後、武装の一部を変更し実戦投入された改修型。
ビギナ・ギナ
ベース機。A型。
ビギナ・ギナ ベラ・ロナ・スペシャル
式典、典礼仕様カスタマイズ機。S型。
ビギナ・ゼラ
フレキシブルウィングノズルをヴェスバーに置き換えるなどが施された武装強化同系列機。G型。
ビギナ・ロナ
同じくロナ家用に上位機種として開発された機体。


商品情報

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